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土地の権利書について
兄弟が、母から父名義の権利書を取りあげてしまいました。 返す気は無く、そのまま全て自分の名義に変更するつもりです。 もちろん、父母がその事に同意しているわけではありません。 父母に相談すると「自分の子供がそんな事をするわけはない」と言います。 実際のところ、母も父も体調が悪く、現実問題として他の事にまで頭が回らない状態です。 土地の名義を変えられてしまうと、今、父母が住んでいる土地まで取り上げられてしまうので、 とても心配です。 土地の名義変更をさせない、また父母の土地を守る方法はないでしょうか。 よろしくお願いいたします。
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権利証という言葉を使うから心配になるのでしょう。 実際に権利証として使われるのは、登記申請した際の控(登記済み証)なのですよ。 登記申請で権利証が添付されていれば、本人の同意と判断するだけですね。 権利証が添付されていない所有権移転登記であれば、本人へ変更の申請があったことを法務局が通知し、その通知文書へ署名捺印が必要となるぐらいです。 さらに他の回答にもあるように、所有権移転登記では、旧所有者の実印の押印や印鑑証明が必要となります。実印や印鑑カードをしっかりと保管していれば問題はないでしょう。さらに心配であれば、市役所などで印鑑登録の抹消をしてしまえばよいでしょう。そうすれば実印の存在自体が亡くなりますし、再登録でも本人以外の申請は厳密な取り扱いがされ、本人確認を郵便などで行うことになりますね。 したがって、どんな白紙委任状があっても、弁護士であっても、代理人として実印の印鑑登録は、本人の知らないところで行うことは出来ないことになりますね。ただ、同居の人であれば、本人確認の郵便などを悪用しようと思えば、不安は残りますね。 名義人たるご両親が亡くなったとしても、権利証を持ち出したご兄弟が簡単に名義を変えることはできないでしょう。相続による所有権移転登記では、被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本を提出し、相続人を確定させ、その全員の実印の登録がされた押印と印鑑証明の添付された遺産分割協議書か、裁判所の判決(審判)などが必要になりますからね。
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- ojisan-man
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登記手続き上のことを言えば、 土地の所有名義を変えるには、名義変更の理由と所有者の承諾が必要です。 変更の理由とは、売買・譲渡・相続などのことで、それを証明する書類が必要です。また現所有者の実印と印鑑証明も必要です。 ですから、お父さんが実印と印鑑証明を渡さない限り、勝手に名義変更は出来ないことになります。 しかし書類を偽造して手続きをすることが絶対無いとも言い切れません。その場合は犯罪行為ですから司法の場で争うことになりますが、できれば家族の間でこういう争いは避けたいものです。 少し高度な対抗策になりますが、「保証書」という形で権利証の再発行は可能なので、そのあと土地の上に何らかの権利設定(抵当権、短期賃借権など)をしておけば、そのままでは土地を売れなくなります。 しかし質問者さんにここまでやる覚悟があるかどうかになってきます。
お礼
書類偽造の可能性がある……。 裁判になると時間がかかるので、何とか避けたいのですが……。 権利設定について調べてみます。 アドバイス、本当にありがとうございます。
- 777oichan
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行政(区なら区役所、市なら市役所)の総合案内か困り事相談窓口に直ぐにでも電話してみる。法務局へ通報する。弁護士に依頼する。
お礼
弁護士さんに相談するのが一番手っ取り早いですよね。 素早い回答、本当にありがとうございました。
お礼
そのような方法もあるのですね。 父母とよく話し合って、出来る方法で対処したいと思います。 とりあえずは、郵便物に注意するようにしたいと思います。 本当にありがとうございました。