- ベストアンサー
がん保険について 夫婦で加入考え中37歳男性です
がん保険比較サイトで検討していますが、だんだんどれがいいのかわからなくなり、相談させてください。 妻側は、がん家系で乳がんや胃がんの身内がいます。それを考えると今はチューリッヒの10年物なので妻と二人で1500円ほどしか払っていないので支払額が一気に増えるのも負担ですが、しっかり補償があるならば、終身のものに入りなおそうと考えています。 よくわかりませんが、比較サイトで見た感じだとアフラックのフォルテやチューリッヒのMY終身などが、払い込み金額や補償として、いいところなのでしょうか? どうかお勧めのガン保険をおしえてください。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
保険を考えるときの基本は、どのような保障が必要なのか、 という目的をはっきりさせることです。 がん保険で言えば、どのようながん治療を受けたいか、 または、受けることになるのか、ということを知る必要があります。 がんになったら、入院して、手術をする…… というイメージを持っている方が多いのですが、それはすでに、 過去のイメージです。 例えば、平均入院日数は、厚生労働省の患者調査によれば、 食道がん、30日 胃がん、26日 結腸がん(大腸がん) 19日 肺がん 27日 乳がん 16日 子宮頸がん 20日 子宮体がん 13日 です。 http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?lid=000001060268 (表78-2) つまり、平均の入院期間は、短いのです。 それにも係わらず、どうして、がんの治療は、長くなるのか? 一つには、入退院を繰り返すことで、1回の入院日数が短く見える ということもあります。 もう一つは、退院してからの、外来治療が長いのです。 例えば、乳がんで、HER2という受容体がある乳がんの場合、 ハーセプチンという抗がん剤が効く可能性があることが分っています。 このハーセプチンという抗がん剤は、入院ではなく、 外来の点滴で注射します。 しかも、価格がとても高いのです。 http://www.ncc.go.jp/jp/ncch/division/pharmacy/pdf/HCN.pdf これが3週間に1度、18回あります。 その後、ホルモン治療が4年間続きます。 また、手術後に外来で、放射線治療をする場合も多くあります。 このようなことは、乳がんだけでなく、他のがんでも行われています。 つまり、入院と手術だけでなく、外来で行われる 放射線治療や抗がん剤治療にも費用がかかるのです。 このようなことが可能になったのは、 特に、抗がん剤では、副作用が減ったために、外来で治療できるように なっただけでなく、副作用による使用中止が減ったので、 長期間投与が可能になったのです。 つまり、がんに備えるならば…… 診断給付金などの一時金、入院給付金だけでなく、 外来時の通院給付金、抗がん剤を使ったときの給付金 などなど、多様な保障が求められています。 または、高額な一時金で全てをまかなうという方法も あります。 保険としては…… アフラックのDAYS(フォルテの後継のがん保険、3月発売予定)、 東京海上あんしんのがん治療支援保険 オリックスのビリーブ 損保ジャパンひまわりの勇気のお守り などなどが候補にあがります。 また、自由診療を中心とした治療に対応した、 セコム損保のメディコム という保険もあります。 ご自分の目的に応じて、選択してください。