どんながん保険に加入したら良いか悩んでいます

質問

がん保険に加入しようと思い、2つの保険代理店に相談に行きました。
しかしどうも納得のいく答えが得られず、素人の私はどうしたら良いのか悩んでいます。
夫は35歳のサラリーマン、妻は30歳で専業主婦です。

【Ａ代理店の提案】
＜富士生命　終身がん保険＞
払込・保障共に終身
がんで入院1日5000円（入院1日目から回数無制限）
がん診断給付金100万円（2年に1回何度でも、上皮内がんも同額）

単純に良い印象を受けました。しかし入院しないと一時金が出ないところが引っかかります。帰宅してパンフレットを見直した時に気が付きました。その場で気が付いていたら突っ込んで聞けたのですが・・・反省しています。

【Ｂ代理店の提案】
＜日本興亜生命　終身がん保険＞
払込・保障共に終身
がんで入院1日5000円（日帰り入院から回数無制限）
がん診断給付金100万円（2年に1回何度でも、上皮内がんも同額）
終身保険特約10万円

これも入院しないと一時金が出ないので、その辺どうお考えか代理店の人に聞いたところ、入院しないがんなんてそうそうないですよと言われました。入院や手術をせず通院のみで抗がん剤や放射線治療をすることもありますよね？と返したら、いや～入院はするでしょう！どんなに軽いがんでも最低でも日帰り入院くらいはするでしょうし問題ないですとのこと。もうそれ以上突っ込むのはやめました・・・。

がんと診断されたら一時金が出る保険はないか聞いたら、アフラックと東京海上日動あんしん生命で扱っていると言われ、アフラックは上皮内がんの場合の保障が少ないのでおすすめはしない、あんしん生命は保険料が高いのでおすすめしないそう。納得いかずもっと説明してもらいたかったのですが、また色々説明したくない雰囲気が出まくりだったのでもう諦めました。本当は色々聞きたかったのに・・・。

Ａ代理店、Ｂ代理店共に終身保障・終身払いの入院を条件とした一時金支払いのがん保険でした。

私なりに色々調べたり考えたりしているのですが、入院を条件としたもので大丈夫なのか？診断のみで一時金が出る方が良いのか？特に通院給付がなくても通院治療費は一時金でまかなえるのか？疑問は尽きません。

これから医療もどんどん進歩するでしょうし、入院させずに通院のみの治療も増えてくるのではないかという意見もよく聞きます。

保険に加入するからには、いざという時しっかり役に立つものであって欲しいと思っています。私はお守り程度に持っておくという感覚ではありません。がん保険はがんに特化した保険だからこそ、果たしてどういうプランにしたら良いのか、本当に悩んでいます。

おすすめのプランや保険会社、実体験から思うこと、色々な方のご意見を伺いたいです。よろしくお願いします。

回答No.2

rokutaro36 · ベストアンサー

富士生命、日本興亜生命のがん保険の評価とは関係なく……
『いや～入院はするでしょう！どんなに軽いがんでも最低でも日帰り入院くらいはするでしょうし問題ないですとのこと』
少なくとも、このようないい加減な答えしかできない担当者から契約してはいけません。

がん保険を売る担当者ならば、入院をしないがん治療には何があるのか、と言うことぐらいは知っておく必要があります。
有名なのは、極めて初期の乳がん治療です。
日帰り手術専門のクリニックがあるぐらいです。
また、やはり極めて初期の子宮頸がんで、レーザーで焼く場合などでは、日帰りとなります。
大腸ポリープで悪性の場合でも、その場で切り取られれば日帰りとなります。
（正しくは、子宮頸がんゼロ期、大腸粘膜がんは、上皮内新生物です）
肺がん・食道がんで、放射線治療を選択すると、入院なしという場合もあります。
また、末期のがんで、手術不能の場合には、入院治療ではなく、外来での抗がん剤治療が選択される場合もあります。

一方、通院治療は増加しています。
それは、放射線治療と抗がん剤の発達のためです。
特に、抗がん剤の発達は目覚しいものがあり、かつては強い副作用のために、入院して投与するのが当たり前でしたが、今では、副作用の少ない抗がん剤が数多く登場して、外来での点滴だけでなく、自宅で経口投与（錠剤やカプセル）という抗がん剤まであります。

上皮内新生物とは、そこにがん細胞はあるが、浸潤をしてない、転移をする可能性もないという状態です。
ですから、単に切り取って終わり。抗がん剤治療も、放射線治療もありません。良性腫瘍と同じです。
有名なのは、大腸粘膜内がん、子宮頸がんゼロ期で、両方とも日帰り手術です。
なので、治療費もかかりません。
がんと同等の給付金が出た方が良いに決まっていますが、アフラックのように１０分の１だからといって、「足りない」ということはありません。

（Ｑ）診断のみで一時金が出る方が良いのか？
（Ａ）それも一つの考え方ですが、例えば、１００万円の診断給付金が出るとして、それで全てを賄えるという保障はどこにもありません。
やはり、目的に応じて、支払を受けられるのが、最も合理的なのです。
診断給付金は、色々に使えて、しかも、貰いやすいので便利ですが、万能ではないのです。

（Ｑ）特に通院給付がなくても通院治療費は一時金でまかなえるのか？
（Ａ）上記の質問の答えと同じです。
診断給付金は便利ですが、全てを診断給付金で賄おうというのは、合理的ではありません。目的に応じて受け取れるというのが、一番合理的なのです。

がんは情報戦とも言われています。
がんになって、二三週間で治療方針を決めて、手術で切除してしまったら、後戻りはできません。切除しなくても良い治療法方があったと知っても、手遅れです。
となれば、その短期間で、どれだけの正しい情報を集められるか。
また、がんと告知されて、頭が真っ白になっているとき、どれだけ精神的ケアを受けられるか（パニック状態で、正しい判断ができるはずもありません）。
最新のがん保険は、このようなことにも対応しています。

現時点に置いては……
アフラックのフォルテ、東京海上日動あんしん生命のがん治療支援保険の２つが横綱級で、他社を圧倒していると思います。
この２つならば、いざというとき、役に立たないという可能性は低いと思われます。

でも、この２つの保険がパーフェクトだというわけではありません。
保険には、契約者のニーズと言うものがあります。
安い保険料で……というニーズには、上記の保険が合っているとは思えません。
重要なのは、契約者のニーズなのです。

ご参考になれば、幸いです。

お礼

詳しく説明して頂きありがとうございます。
今まで私なりに色々調べて得た知識が、纏まりなく頭の中でバラバラになっていたのですが、rokutaro36さんの文章を読んで一気に纏まった感じです。大変助かりました。私が相談した代理店の担当者もrokutaro36さんくらいプロフェッショナルだったら良かったのに・・・。

回答No.3

0phone

比較的上記の２社はガン保険では保障内容と保険料のバランスがよい会社だと思います。（会社がどうかは別として‥）

考え方ですが、診断給付金をメインに入院・通院はなし
生前給付終身保険という終身保険にプラス三大疾病になると保険金がおりる商品もあります。当然、長期になれば保険料はかけた以上になりますし、掛け捨てではないので老後の資金にも‥でも保険料は高いですが。

後は定期のガン保険ではセコム損保の実費支払い型もありますからいろいろもう少し視野を広げてみるのもいいかも。

お礼

回答ありがとうございます。
他にも色々あるのですね。
視野を広げて調べてみます。

回答No.1

nik670

おっしゃるように、「保険に加入するからには、いざとい
う時しっかり役に立つものであって欲しい」わけです。

でもこのイザというのは家庭年収や考え方で人それぞれ
全然違います。

俺は、ガンになっても蓄えで治療費払うつもりですから
妻ともにガン保険には加入していません。

hime2002さんのイザというのはなんなのでしょうか？
それを考えれば答えがでるのでは？
hime2002さんのイザを他人に考えてもらう方が無理が
ありませんか？

ガンになれば一生働かないで生活したい！と思う人も
いるでしょうし、親の財産をあてにする人もいるでし
ょう。子供に助けてもらうとか。

俺は親の財産をあてにしています。
さらに日本には高額医療制度もありますし。

さらに生命保険ならガンだろうがなんだろうが
入院すればお金もらえますし。
ガンにこだわる必要ってそんなにあるのかなー。

俺なら高い保険代は払わずに貯金します。

お礼

いざという時とは、がん保険に関して言うとがんになった時です。曖昧な表現をしてすみませんでした。私はがんになったら全額とは言いませんが保険でカバーしたいと考えています。高額療養費制度もありますが、それでもやはりがん保険に加入しておきたいです。nik670さんのご意見を聞いて、通院費は一時金でカバーできるのかもと思えてきました。一時金の設定金額次第では足りない場合もあると思いますが。回答ありがとうございました。