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DNA鑑定で同じ木からなった実と判別可能か
植物のDNA鑑定について よく、テレビのドラマなんかだと、髪の毛1本でそれが本人のものだと特定できたりしますが、例えば、ある二つのりんごがあったとして、その二つが同じ木からなった実だということはわかるのでしょうか? 今の科学(化学?)だと、どこまでDNA鑑定ができるかと思ったものですから・・・。
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リンゴ(に限らず果樹)は、確かに、挿し木で増やします。 Aという母樹があれば、挿し木で作られた個体も、Aです。 リンゴの場合、自家不和合性なので、果実を成熟させるためには、 他の品種の花粉を受粉させなければなりません。 この他の品種を、例えば、B、Cとします。 AとBを掛け合わせてDが出来、AとCを掛け合わせてEが出来たとします。 DとEのマイクロサテライトマーカーを調べた結果、 それぞれの親がAとB、AとCと言うことが分かると思います。 元々の質問はこれで解決すると思いますが、 回答の補足は、DやEが、母樹Aの子か、それとも挿し木Aの子か、 その判定までしたいと解釈したらいいのでしょうか? 挿し木と言っても、枝変わりしてA’となった場合は、判定可能だと思います。 母樹A、挿し木Aの判定については、すみませんが、私にも分かりません。
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- ramurame
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すみません、下の参考URLのリンク先がおかしいです。 これでやり直してみますが、それでもうまくいかない場合は、御自身で検索して下さい。
- ramurame
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わたし自身が研究しているわけではないので詳細を述べることは出来ませんが、結論から言うと可能です。 マイクロサテライト分析という方法を用いるそうです。 参考URLは、Googleで「マイクロサテライトマーカー 親子」をキーワードにして検索した結果です。
補足
ありがとうございます。 マイクロサテライトマーカーについて、いくつか覗いてみたのですが、 他の方から頂いた情報で、植物の場合、さらに判定を難しくしていることが分かりました。 りんごの場合、差し木という方法で種から子どもができる方法をとらず、そっくりなのをどんどん増やせるそうです。 多分、マイクロサテライト…では、種からできた別な木からなる実二つは、違う木からできた、と判別可能なんでしょうね。 でも、差し木のような方法だと、そっくりなDNAを持った同じ子どもがたくさん増えるということになり、実際、りんごはそのような方法で増えているものだと思います… いろいろと探したのですが、残念ながら、この場合における具体的な事例は載っていませんでした。 実際、DNA分析って、どこまで分かるのか疑問が深まるばかりです。
農学については素人ですので全く自信はありませんが,結論から申し上げれば,同じ木からというのは難しいのではないかと思います。 リンゴ等の果実は,挿し木等で増やします。つまり,今流行のクローンです。遺伝的に同じものですので,残念ながらどの木の実かということは判別が難しいのではないかと思います。 品種は判別可能です。例えば,日本で品種改良されましたイネ等が外国に持ち出され,栽培されています。これらの規制に農林省はDNA鑑定を利用しようとしております。 専門家ではありませんから,詳しい方の回答をお待ちください。
お礼
さっそくの回答どうもありがとうございました。
お礼
さっそくの回答、それに、何度も回答を頂きましてありがとうございます。 ほかの人の意見も聞きたいので、このまま、もう暫く待ってみます。 どうもありがとうございました。