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警察権力と政治家の癒着
タイトルの件について詳しく勉強できる書籍を探しています。 特に、地方議員(県議、市議)とその地元警察の癒着や 地方議員の警察への影響力、過去どういう経緯があって それらの関係が形成されるにいたったかなどに興味があります。 また地方ごとの地方政治や警察組織の特色についても知りたいです。 これらのことを詳しく書かれている書籍をご存知でしたら教えていただませんでしょうか。 多少質問の内容と違っても、どんどんあげていただいてけっこうです。 よろしくお願いします。
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あまり回答が集まっていないようなので投稿させていただきました。 残念ながらご質問の内容にピッタリ合いそうな本は私の手元にもありませんでした。 ここでは手元にある2冊の本より、参考になるであろう箇所を抜粋し紹介いたします。 『税金返せ!』玉川徹著(新潮社) 警察官僚は官僚の中でも特にプライドが高いといわれている。なぜなら、警察権力は国家権力の根幹であり、官僚が本質的に持つ権力志向を最も端的に体現しているからだ。警察組織ではたった500人余りのキャリア官僚が、全国23万人の警察官を統率している。警察は自衛隊と並び、この国で「統率」という言葉が最もふさわしい官僚組織の一つだ。その力は国会議員をも脅かす。国会議員であればこそ警察を敵に回せないと言ってもいいだろう。某野党の参議院議員から聞いた話だが、選挙の時にずいぶん苦労したという。選挙期間中、常に選挙カーの後ろをパトカーで追尾されたらしい。それは警備という名を借りた無言のプレッシャーだった。どんなに清潔を心がけても、違反がゼロの選挙など無理だとその議員は言った。警察がその気になれば選挙違反の二つや三つ、すぐにでも挙げる事ができるという。言い換えれば、選挙中の小さな違反は警察からのお目こぼしをいただくというのが常識らしい。 警察は行政機関である。当然、立法機関である国会に属する国会議員に嫌がらせなどできる立場にはない。しかし、行政のトップである内閣は与党議員を中心に構成されている。つまり政府イコール与党なのだ。話をしてくれた野党議員が選挙期間中頼みもしないのにパトカーの警護を受け続けた理由は、彼が言っていたように与党側の意向があったかもしれない。本当の事は分からない。しかし、国会議員は警察を敵に回したがらないという事は分かる。警察を含めた官僚は身分を継続するが、政治家には継続できる保証などない。身分を継続するための大切な関所の番人が警察だとすれば、与党であれ野党であれ、国会議員が警察を敵に回そうとはしないというのは当たり前の事であり、政界の常識だと複数の国会議員から私は聞いた。 『黒い手帖』元公明党委員長 矢野絢也著(講談社) 創価学会が世を騒がせた裁判のひとつに「『月刊ペン』事件」がある。1976(昭和51)年、『月刊ペン』が、当時、創価学会会長だった池田氏と前会長の戸田氏を巡る女性スキャンダルを報道、学会が名誉毀損で訴えた事件である。 発端は『月刊ペン』の編集長、隈部大蔵氏のもとに、元米軍情報機関関係者(CIA要員)と称する男から情報が寄せられたことに始まる。この情報をもとに、『月刊ペン』は3月号から連続で、池田氏らの醜聞を書きまくった。 これに怒った学会側は、4月、代表役員、北条浩氏を通して、名誉毀損事件として隈部氏と月刊ペン社社長・原田倉治氏の告訴状を警視庁に提出した。 その約一ヵ月後、警視庁は隈部氏を出頭させ、名誉毀損容疑で逮捕、身柄を拘束した。名誉毀損容疑でいきなり逮捕は異例の処置で、公明党による政治的な圧力がかかったのではないかと囁かれた。 当時、学会の顧問弁護士で、後に離反した山崎正友氏は、この裁判の上申書(1981年1月)で次のように記している。 〈隈部氏を告訴するに当たっては、矢野公明党書記長、大野潔代議士、小谷野三郎弁護士、龍年光、藤井富雄、大川清幸東京都議会議員らが、法務省幹部、検察幹部、警視庁幹部と、綿密な打ち合わせをしました。衆、参両議院法務委員長の権限を背景に、法務省筋に圧力をかける一方、東京都議会におけるキャスチングボードを握る与党としての力、即ち警視庁予算を左右する力を背景に警視庁に圧力をかけたのであります。ことに当時の警視庁捜査四課の幹部とは、学会側も小谷野弁護士も特別懇意な関係にあり、従って告訴は、四課で処理されることになりました〉 そして、自著『「月刊ペン」事件 埋もれていた真実』で、 〈警視庁に対しては、公明党に対する窓口の総務課長の他、直接担当する捜査四課の課長にも事前に根回しをし、協力の約束を取りつけてある。 即日、告訴は受理された。 (中略) 矢野は、 「この前からお願いしているように、徹底的にやってください。是非、早急に逮捕して逮捕してくださいよ」 と念を押し、課長は、早急に厳重捜査を行うと約束した〉 【都議選が国政選挙より重い理由】 創価学会・公明党にとり、都議選は国政選挙に匹敵する特別な位置づけになっている。理由はさまざまだが、一口でいえば、学会本部が東京にあることに加え、日本の人口の一割を占める首都圏で権力を持つことには大きなメリットがあるのだ。 創価学会のお膝元である東京で、池田先生と組織を守るためには、警視庁など行政への影響力を常に保持しておく必要がある。 (以下略) ご参考まで!
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ANo.1 の者です。 お礼に関する再回答です。 相談したのは下記の機関です。 http://www.chibacvs.gr.jp/ 中近東の事件をみても、警察は(地方)政府を守るのが主務のようです。 個人の人権を尊重するのは、その次なのですね。 ご免なさい。強い影響は、国会議員(当時法務大臣)の現地事務所の人で 法務局課長も、「関与はない。」としながらも「来たと聞いている。」に回答を変えています。 この回答を書き始めたら、思いだしました。ありました。 地方議員は、下記の産業建設委員長はじめ、委員は2名も現場を視察しましたが、「私も市の境界杭をもらっている。」「好きにしなさい。」と言われて立ち去りました。 http://www.city.isumi.lg.jp/pcp_portal/PortalServlet?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=1738 結果はすべての機関で棚上げ状態で 迅速な対応(遅くとも4か月)を謳う法務局は 人権擁護課長が絡み、2年以上も不審な応対で 赤提灯といわれる場所に関係者を集めて調査したりで、 家族の職にも影響すると示唆されて躊躇しています http://okwave.jp/qa/q6412021.html http://okwave.jp/qa/q6385855.html http://okwave.jp/qa/q6284318.html http://okwave.jp/qa/q6280692.html 地元の民生委員は「事件が大きすぎて扱えない。」と家人に“電話”で断ってきました。 http://okwave.jp/qa/q6279558.html ようやく二度目の現地調査に来られたのですが http://www.d1.dion.ne.jp/~masina/komiya.html http://okwave.jp/qa/q6269881.html 一度目のの現地調査です。 http://www.d1.dion.ne.jp/~masina/suzukizimukan.html 以上一部です。
まるで謎かけ でもこれらにもう一つ+と、、、それは何か? パチンコ だす。。。 これでなをさら難しくなるがこれが日本の現状
お礼
ううっ、自分の頭ではよく理解できないです。 パチンコ業界と警察の癒着に政治家が絡んでいると言うことでしょうか。 回答ありがとうございます。
過去に、 癒着ではないが、密接に連絡を取り合っていると教えてくれました。 以前に 地方公共団体のがらみの集団暴行などを相談したときに、 「弁護士を頼まないと非常に危険な状態である。」 と言われました。 http://www.chibacvs.gr.jp/
お礼
回答ありがとうございます。 大変興味深い話で参考になりました。 相談したというのは警察にということですよね。 この場合は相手は地方議会議員でしょうか。 もう少し詳しい話を伺えたらと思いました。
お礼
回答ありがとうございます。興味深く読ませていただきました。 政治→行政というラインの影響力は国政でも地方政治でも 大きそうですね。 後半の、都議と警察の関係では、国会議員、都議の影響力に加え 個人レベルでの利権が入り乱れる様相で、政治がもつ権力の大きさが 浮き彫りになるようで勉強になりました。