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小学校理科の力学は内容が難しすぎると思いませんか。
具体的には,おもりを斜面から転がり落としたときのおもりの飛ぶ距離(自由落下),斜面の真下にある静止したおもりと衝突させたとき,静止したおもりの飛ぶ距離(力積)や振り子の規則性(単振動)です。 以上の内容は,小学5年には定量的な実験は無理だと思われるので(例えば単振り子の周期は根号が含まれる),中学3年に先送りすべきだと思いますがいかがでしょうか。 代わりに現在は中学1年に回されている,音の性質(波形・強弱・高低),光の反射・屈折,凸レンズ・凹レンズとプリズムを小学5年に戻すのはいかがでしょうか。これらの内容ならば,小学5年でも定量的な実験が可能だと思いますが。
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自分が小学生だったのは、むか~し昔ですが、確かに自由落下や力積,振り子の等時性の話を聞いた記憶はないです。振り子の等時性は、中学生の時に初めて聞いた気がしますが、当然のように理解不能でした。 自由落下については、中学校の理科の先生が、3年次の最後の授業として、放物線のグラフ(時間横軸)を細かい長方形+直角三角形に分け、「ほら、速さは時間に比例するよね?」と、熱弁してくれたのをおぼえてます。今にして思えば、微積の初歩です。恐らく学習指導要領外だったのであろうと、今ではわかります。 その時は「理解した」と思いました。じっさい授業は好感触で、自分だけでなく、かなりの人数の友達が「そういう事か~!」としたり顔をしていましたが、現実に期末試験に自由落下の問題を出されたら、全員が全く駄目でした。先生は大変なショックを受けたようで、後で職員室に呼び出され、ヒアリングを受けました・・・。 今では微積は手足のようになってますから、等加速度運動なんて何とも思いませんが、初見ではすさまじく難しい気がします。瞬間速度とか、速度の速度とか、聞いた事すら一回もない概念が出てくるからです。 逆に原子核物理の話は大うけです(小学校)。核分裂の話で、中性子のボールを肩に2個かついだ、三角帽子をかぶった小人さんたち(原子です)が、大勢出てくる8ミリフィルムを見ました(文部省推薦です)。小人さんは、中性子のボールを1個投げつけられたら、2個の中性子ボールを、必ず付近の小人さんに投げます。 たった1個のボール(トリガー)から始まって、小人さんたちがボールを投げた後に、バタバタと全員が一瞬で倒れていくアニメを見て、教室中は大爆笑でした。今にして思えば稚拙なアニメーションだったのでしょうが、今でも小人さんを何となく思い出せます。試験成績も良好なものでした。 わからせる(教える)って、難しいですよね。
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ご回答ありがとうございます。