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遠洋漁業などはどの様な労働契約をしているのですか?
労働基準法などの規則に単純にはまらないと思うのですが、どのようにやっているのでしょうか。 たとえば一年間日本に帰ることなく、船上で24時間365日拘束されると考えるのか。それとも船上であっても業務から離れる時間をとることで、休日とみなすのかなど。よろしくお願いいたします。
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- tpg0
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回答No.1
以前、アマチュア無線を趣味にしてた頃、世界中と交信してました。 交信相手は、世界各国のアマチュア無線家ですが、海上で操業中の日本の遠洋漁業漁船や中東から原油を輸送中のタンカーなどの通信士も含まれます。 ハワイ沖やオーストラリア沖で操業中の漁船と交信する事が多かったですが、通信士達は1日12時間の2交代勤務だそうです。 そして、作業員の人達は8時間の2交代勤務のようです。 すなわち、8時間勤務⇒8時間休憩⇒8時間勤務の繰り返しですから、1日16時間勤務の翌日は1日8時間勤務になりますが、平均すると1日12時間勤務になるようです。 定期的に日本から輸送船が漁船団の母船で加工した缶詰めを引き取りに来るそうで、その際に日本から漁船団員が必要な日常物資が届いたり人員の交代があるようです。 タバコや酒は「免税」ですから安く買えるそうです。 労働契約については詳しい話しを聞いてませんが、無線通信士は固定給のようですが、漁船作業員は漁獲高に応じた歩合給があるようです。 海上では休日なんて意味がないので休みなしですが、半年ほどの1航海で陸上勤務1年分ぐらいの稼ぎがあるようです。 但し、30年以上昔に無線通信士から聞いた話しですから、現在の労働契約は違ってる可能性がありますが、海上操業と言う性質上を考えると最小限の人員で最大限の仕事を行うのは現代でも変わりないと思います。
お礼
たいへん興味深いお話が聞けてうれしく思います。ありがとうございます。