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厚生年金の仕組みについて
厚生年金というのは、企業と従業員が半分ずつ保険料を負担する年金制度ですよね。そこで疑問なのですが、企業からしてみたら損失にはならないのでしょうか?後に、保険料に相当する年金をもらえるのは従業員ですよね?それですと、企業が拠出した半分の保険料は、企業にとって損失ではないでしょうか?企業は何のために半額負担しているのでしょうか?従業員の観点からは非常にありがたいと思うのですが、企業からすれば引き受けるメリットがありませんよね?法律で一定の企業は加入しなければならないと決まっていたとしても、なぜ世の中のほとんどの企業から反発がないのでしょうか?分かる方がいらっしゃいましたら教えてください。
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#1の方のおっしゃる通り、法律で決まっているという面もあります。 社会保険というものが、会社を運営する上での一種の福利厚生事業であるとお考えください。 厚生年金の制度はひとつの会社だけでなく、社会保険に加入されている法人企業すべてで(法人企業で無い企業もありますが)、厚生年金などが成り立っています。 厚生年金(社会保険)完備という名目で、就職者を募集する場合も、加入していない会社に比べて、募集人員が集まりやすくなっているのも事実なようです。 それに、年金の受給者は、その支給される年金により、物を購買し、その購買力が企業を成り立たせることにも繋がっています。
その他の回答 (1)
企業が厚生年金保険料の半額を負担するのは、厚生年金法によって決っているために、企業としては負担せざるを得ないのです。 確かに金額負担は、企業に大きな負担となっています。 そのために、経営の苦しい零細企業では、社会保険(健康保険・厚生年金)に加入しなかったり、試用期間中は加入させないなどの違法なことをしているところもあります。 「参考」 厚生年金保険法 (保険料の負担及び納付義務) 第82条 被保険者及び被保険者を使用する事業主は、それぞれ保険料の半額を負担する。
お礼
試用期間中に加入させないというのはたまに聞いたことがありますが、それが違法なことだとは知りませんでした。ありがとうございました。
お礼
「社会保険というものが、会社を運営する上での一種の福利厚生事業」というふうに考えると分かりやすいですね!「就職者を募集する場合も、加入していない会社に比べて、募集人員が集まりやすくなっている」のもうなずけます。ありがとうございました。