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進学するべきか、就職するべきか。
今大学2年生なんですが、卒業したら院に進学するか就職するのか、悩んでいます。 教授達は口々に「真面目な生徒は就職している」とか言っているのですが、いまいち説得力がありません。 しかも先輩方は70%が進学している状況です。 進学するなら進学するで、日本の院に行くのか海外の院に行くのかで、また悩んでしまいます。 何かいいアドバイスをよろしくお願いします。 私は応用生物科学科です。将来的にどちらかと言うと動物系(クローンとか)よりも植物系(食糧問題など)に携わりたいと思っています。
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研究がしたいのなら、院に行くべきでしょうね。 (しかし、以前も誰かの質問にも書いたのですが、学部卒でも研究出来るところもあるにはあります) 生物系は、実験経験が多い方が何かと有利ですから。 ただ博士まで行くのはかなりの覚悟が必要ですよ。 博士号を取るにはそれなりの業績も必要で、しかも博士号を取得しても 日本では就職先がない、なんてことがありますから。 現に、博士を募集している日本の企業は極めて少ないです。 しかし海外まで足を伸ばして研究をするつもりであれば、博士号は絶対に必要です。sauryさんがその辺をどう考えてるかですね。 海外の院に行くのか国内のか、ってことになると・・・・ 研究者になりたいのであれば、そして語学に抵抗がないのであれば、興味ある研究室を見つけて留学してもいいかもしれません。ただし、かなり大変みたいです。 行く前の卒研で、どれだけ知識と実験技術が身に付くか・・・ですね。 あと、私も詳しくはないのですが、外国の大学院は、いきなり博士課程であったと思います。外国(アメリカ?)での修士は、博士を取れなかった人がもらうもの・・・ということを聞いたことがあります。 研究自体の質ですが、残念ながら日本の生物系の分野は世界では(一般の人が思っているよりも)かなり遅れています(もちろん中にはトップレベルの分野もあるのですが、平均的に言ってです)。やはり行けるものなら、海外にいったほうがいいかもしれませんね。 私の研究室の先輩方のほとんどは、日本で博士号をとってから、海外でポスドクとして働いてます。知り合いの人は、ポスドクとしてアメリカで働き、30代前半でその大学に自分の研究室を持ちました。けっこういるみたいですね、こういう人達。これはまあ、日本の頭脳流出ですが・・ sauryさんの先生達がいう、「真面目な生徒・・」っていうのは、ある意味あってますね。大学院を学生の延長と考える人が多すぎるせいでしょう。私は三流大学出身ですが、その私から見ても大学院を軽く見過ぎてる学生が多いと感じます。それを許す環境も悪いのでしょうが・・・・ あと経済的なことですが、頑張って学費免除と奨学金をとるのも手です。 私は、大学院では育英会の奨学金をもらっていて(月修士約8万、博士約11万)、博士3年の時に日本学術振興会特別研究員になったので(月約20万、学位取得後は約37万)、経済的には問題なく過ごせてました。しかも家が貧しすぎて、学費まで免除されてました。思えば、かなり恵まれてたと思いますが・・・・借金は400万くらいになりました・・(汗) まあまだ大学2年生であれば、研究自体についても知らないことだらけでしょう。 私も、研究をし始めた頃、カルチャーショックを受けました・・・・世の中って進んでるようで進んでいない・・・分かってないことだらけ!!。 外国の雑誌に論文を載せるようになって、この実験結果からだけでこんなこといえねーよ!!ってことが多い!! 特に生物系は、手探り的な状況ですよ、今でも・・。
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- orimoto
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工学系なら似たような質問が、下のURLにありますが、ぼくはこう考えます。 1)応用生物学には基礎と応用があると思いますが、 基礎→大学院、応用→就職 が基本でしょ。しかしこの決断は、修士に行っても遅くはないと思います。(もちろん経済的にゆるすなら) むしろ修士に行かないと出来ないかも知れません。まだ応用生物学のほんの入り口に立ったばかりですから。 2)次に国内か海外かですが、これはぼくの専門外なので、どの分野がどこの大学で先駆しているかが分かりませんが、先駆しているところを選ぶのが基本です。(この点 よく調べてください。通常は論文を読んで判断しますが、先生や大学院生に聞くのも一つの方法です。評判というのもあります。) 3)ただ常識的に考えれば、アメリカが進んでいて、勉強・研究環境も整っていることが推察されます。とにかくアメリカのどの院が、どの分野で優れているかを調べてください。あなたがもし「日本の学会・産業界に貢献したい」と思っていたら、適当な時期に帰ってくればすむことです。 4)就職は院に行った後でも、決して遅くはありません。 むしろ院を出ていた方が(特に博士)有利になる気もします。多分70%の先輩が就職するというのは”大衆的コース”で、あなたのような悩みを強く持っていないからだと思います。 以上は、これからの時代に注目される、専門性、国際性を踏まえたアドバイスです。
- ghq7xy
- ベストアンサー率29% (59/198)
こんにちは、ghq7xyです。私は大学院生ですが、文系ですのであまり自信はないことをあらかじめお断りしておきます。 私はこの手の似たような質問にたびたび答えていますが、その都度、大学院への進学をお勧めしています。 というのは、大学院は学部と違って、本格的に研究を行いたい、という仲間が集まるので、コンセンサスが合うというのか、非常にまとまりがいいです。これは学部のゼミでは考えられないものです。(たまたま、私が入っていた学部のゼミがまとまりの悪いゼミだっただけかもしれないけれども)これは学部卒で就職してしまっては得られない貴重な財産です。 大学院は大変だけど結束も固く、いいものですよ。とくに理科系なのだから、お勧めします。がんばってください。
- pappa
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私は某私立大学の材料工学関係の修士課程をもう大分前に卒業し、サラリーマン(研究職)をしているものです。 で、私の意見は、悩んでいるなら大学院への進学をお勧めします。 その理由はいくつかありますが、私の働いている会社では研究職では大学院生以外は採用していません。バブルの頃には学部生も採用していましたが、ここ7,8年は学部生はいません。 他の会社もそうかは分かりませんが、理系の場合、大学院を出ているのが当たり前のような風潮です。 私の周りの人の話もだいたい同じ状況のようです。 大学院を出ている方が就職時の選択肢が広がることも言うまでもありません。 ただ、絶対行かなくてはいけないわけではないので、勘違いされてしまうと困りますが、あくまでも悩んでいるなら行くことをお勧めします。
- kexe
- ベストアンサー率30% (58/189)
私は理学部の4年生で、 現在、植物に関して生化学・免疫化学的な研究をしています。 今年、大学院の試験をうけるつもりです。 院に進学するか、就職するかですが 本当に研究をしたいのであれば院に進んではいかがでしょうか 基本的に生物の研究となると休みはすくないです。 また場合によって植物にあわせないといけないので 休みが不定期になる場合もあると思います。 ですから、興味とやる気がないと大変だと思います。 もし興味もやる気ももてそうな研究にめぐり合えたら 進学すればいいのではないでしょうか。 また今すぐ決めることはないと思います。 色々な授業を受けたり、教授と話をしたりしてきめてた方がいいと思います。
お礼
ありがとうございました。 私も海外に行くのならやっぱりアメリカかなぁ?程度しか考えていなかったのですが、いろいろ時間の許す限り調べてみようと思っています。 ただ経済的にやっぱり考えてしまいますよね。 国公立の大学に行く予定が私立(しかも理系)に行ってしまったので 正直な話親にこれ以上の負担をかけたくないんです。 まぁ、まだまだ結論を出さないで、ゆっくりとがんばっていきます!