- ベストアンサー
経済学と経営学の違いについて
わたしは、経済学を学びたいのですが、経営学のほうがあってるような、気がするのです、、、(>_<) まざ、最初に経済学!と思ったのが公民の授業で銀行の仕組みがわかったことです。二つ目は、父が会社を経営しており、経営状況があまりよくないので、再建しようとおもったからです。この二つの理由で、経済学でも良いのでしょうか??経済と経営の違いについても、説明お願いします!!
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
私は経済学の専門家であって経営学はドの字が付く素人なので、その辺はご参考までに。 お父様の会社の経営の助けになりたいということであれば、それは「経済学」の範疇ではありません。 経済学と経営学は非常に近しい対象を扱っていますから、明確な線引きは難しい(確実に部分的に重なっています)のですが、敢えて乱暴な説明をするとすれば、 経済学:えらそうに大所高所から世の中の仕組み、特に金・モノ・労働に関係する社会現象を論じ、その問題に対してそれらしい解決策を提案する学問。kiachi2002さんの動機のうち銀行の社会における役割(金融仲介機能)の説明はまさに経済学の「金融論」の範疇に属する問題です。 経営学:過去に成功した人・会社、失敗した人・会社をひっぱりだして、何故、こいつが成功したのか、失敗したのかということに対して、あれやこれやと理由付けをして、今後の経営問題の解決に役立つ知識を体系的に集積しようとする学問。その意味ではkiachi2002さんの後者の動機はこちらになります。 kiachi2002さんは受験生なのでしょうか? であれば、こう考えてください。経済学部と経営学部の違い(特色)は大学によって様々です。両方ある大学であれば、ゼミの担当教員の専門を調べてみてください。そこで狭義の経済学に特化した学部かどうか判るはずです。経済学部しかない大学であれば、その中に経営学の科目(経営学・マーケティング・会計簿記など)がたくさんあるはずです。また、それを専攻するゼミも持っているでしょう。あと、迷っているなら商学部というの手もあります。大抵の商学部は、経済学部と経営学部を足し合わせたような構成になっています。ですから、ここに行けば両方学べるはずです。(大学によっては経営学の教員しかいない商学部もありますが。。。)一・二年生でそれぞれの特色を学んで、三・四年生でどちらかに絞るというルートです。私は、それがいいのではないかと思います。 ついでまでに言うと、経済学も経営学もお互いにお互いの知識を必要とする学問です(特に経営学は経済学の予備知識を必要とする)。ですので、経営学部に行ったからといって経済学の知識を学べないということは無いと思います。例えば、経営判断の是非を問うには今後の経済(GDP・失業率・利子率・為替レート等など)の動向がどうなるかを考えねばならないでしょう。これらは紛れも無く経済学の対象です。ですので、経営学部でも一通りの経済学を教えるはずです。 参考になりましたでしょうか?
その他の回答 (3)
#2です。 >銀行の仕組みというのは、お客さんがお金を預けて銀行は利子をはらう。それだけでは、銀行は経営していけないですよね。そのような仕組みのことです。やはり、私が考えているのは経営学なのでしょうか?? 銀行の仕組みとは「銀行が儲ける仕組み」のことなのでしょうか。 だとすれば、経営学とも経済学とも言えず、むしろそれを知っていなければ 経済学も経営学も学べないという一般的な知識と言うべきかもしれません。 さらに言えば、銀行がどのような条件の時にどのような利率になって、 預金者はどのような利率の時にどのような行動をとるのか、、、 こういったことを考えるのが経済学ですね。 そして、銀行がどのような経営方針をとると、経営がうまくいくのか、社長はどのような行動をとるべきなのか、社長を中心とした経営陣はどのような体制が望ましいのか、、、 こういったことを考えるが経営学です。 yaleさんのおっしゃるとおり、経済学と経営学の明確な線引きは不可能です。 上記の銀行の例の通り、ぱっと見ただけでは、どっちも銀行の経営を 語っているように見えるのではないでしょうか? でも、銀行を見ようとする視点は若干違っている。 それが経済学と経営学の関係です。
ごく簡単に回答いたします。私は経済学をやっていたので、 経営学の説明に関しては間違いがあるかも知れませんが。 経済学:金の流れ、または経済活動における人間の動きを、数学的に定式化して実証する学問。 「公民」で言えば、“需要曲線と供給曲線が交差するところで生産と消費が行われる”のようなものを、より高度に精密に研究しています。 経営学:あらゆる経済活動(例えば、個人がスーパーで食糧を買うであるとか、銀行に金を預ける、といったレベルから、国家の経済政策まで含む)のうち、特に「ビジネス」に力点を置いて、そこで行われる経済活動を分析する学問。 銀行の仕組みというのは、どういう点がわからなかったのかにもよりますが、おそらく経済学的な知識かも知れません。 会社の経営再建に関しては、、、 少なくとも、経済学ではないような気はしますが、かといって、経営学を学んだからと言って、達成できるものでもないような気はしますね。 以上、雰囲気だけでも感じていただければ幸いです。
- warasubo
- ベストアンサー率37% (9/24)
専門家では無いので的外れであれば無視してください。 大学の学部時代に経済学の授業の時に同様の質問をした事がありましたので、その時の事を少し書きます(当時の私の所属は工学部応用物理学科ですから完全に門外漢ですけど)。 経済学の授業で何を学びたいのかというレポートを提出した時の答えであったかと記憶しています。その頃は、私にとっては、「経済=お金」という考えが、経済学にはお金を運用するノウハウが学べるものというとらえかたでした。経済学を学べば、企業運用の術が身に付くとか、会社を起業するノウハウが理解できるとかという認識でいました。 過去に同様な質問をした学生がいたそうです。その方は、実家が会社を経営しているので、大学を卒業した後は、経営を引き継がなくてはならないので、経営のノウハウを身につけたかったので、経済学の講義にそういったものを期待していたのだが、全く無いではないかということを教授に言ったそうです。 私が、経済学の先生から頂いた返事は、言葉通りではありませんが、受け止めた内容としては、次のようなものです。 「経済とはお金の流れです。そのお金の流れによって人間がどう動くか、社会がどう動くかが面白い。それを解析するのが経済学です。」 というわけで、「虚学と実学」という分類でいえば虚学側のものです。 乱暴な言い方をすれば、経済学はお金を対象にしていますが、儲かる術にはつながりません。儲ける術や会社を維持する術は経営学や経営工学の範疇になります。 学問における研究の価値というのは、研究者にとって「面白いか/面白くないか」という判断基準が最優先されます。あからさまに、言葉には出しませんが、自分が研究していることが他人のためになにか貢献するかとか、社会のためになるのかとかは考慮しないわけです。研究者が自分が面白いからやっていることが、副産物として、他人や社会のためになることもあるというスタンスなのです。本来研究者はそうでなくてはなりませんからね。経済学は純粋理学と同様にそういったものなのでしょう。 ということで、経営学か経営工学をお勧めいたします。ただし、ベースとして経済学を理解しておくことは無駄になることはありません。 うーん、参考にならないだろうなぁ。
補足
銀行の仕組みというのは、お客さんがお金を預けて銀行は利子をはらう。それだけでは、銀行は経営していけないですよね。そのような仕組みのことです。やはり、私が考えているのは経営学なのでしょうか??