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相続と公正証書について
長文です。 私は今、大学生です。 昨年、祖父が他界し、遺産の相続が行われることになりました。 我が家は、少し家庭が複雑で、私の父が10数年前に他界したために、 祖父と祖母、叔父(父の弟・未婚)、母(父の妻)、私と弟(ともに未成年) の6人で同居・生活していました。 祖父は「叔父に全額相続する」という遺言を残していましたが、 公的なものではありませんでした。 私と母、そして弟は、遺留分減殺請求をしようか考えていました。 すると叔父が 「全額自分が相続すると相続税が高額になってしまって、不動産を売らなくてはならなくなる」 と言い、また、「弟が大学を卒業するまで、月に二人合わせて10万、私と弟に払うので 遺留分減殺の請求はしないでほしい」と相談されました。 そうしないと縁を切る、という勢いでしたので、我々はしぶしぶ承諾しました。 その後、叔父が税理士に相談したところ、 「分割協議を行ったことにしたほうが、相続税が安くなる」とわかり。 一部の土地を売却した分として、我々(私と弟)に500万を相続すると約束しました。 この約束に関しては、今、家庭裁判所に申請しているので安心なのですが、 それとは別に、「弟が大学を卒業するまで(約4年間)私と弟に月に10万を振込む」 ということを明確に文書にし、手続きを行わないと不安です。 少し調べたのですが、『公正証書』が、法的な拘束力があってよさそうです。 しかし、離婚による養育費や遺言書、金銭の貸し借りについての公正証書は 紹介されていましたが、今回の我が家のように、叔父が姪と甥に、 月々一定金額を払うという形に合うものは、見当たりませんでした。 どのようなやり方ならば、拘束力のある契約ができるのでしょうか? 「月々に払う合計金額(4年間で約480万)を相続する形にして、4年かけて分割して払う」 という記載を相続の分割協議書に書いたほうがよいのでしょうか。? 叔父はこのことに了承していますが、文書については私たちに任せるそうです。 家庭裁判所に分割協議の書類を提出する期限が近いので、 早めに回答いただけると助かります。 真剣に悩んでいます。よろしくお願いします。
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- ben0514
- ベストアンサー率48% (2966/6105)
遺産総額がわかりませんし、家庭の事情は過程ごとに違うものですからね。 出来れば、行政書士や司法書士へ相談しましょう。 叔父様が相談した税理士は、税務のプロでしかなく、さらに依頼者のことを考えることになります。 ですので、あなた方も専門家に相談すべきですし、相続の権利関係や公正証書などは行政書士や司法書士が専門家です。 私自身、税理士を目指して勉強したこともありますし、税理士事務所での補助者経験もあります。しかし、家族の相続では、司法書士へ相談して、税理士へ相談して、権利関係を把握した上での税金対策を考えたものです。 一般の契約書というものを公正証書のように認証??してもらうことも可能です。 ですので、叔父様からあなた方へ贈与契約書を作成して、公正証書の形にすればよいでしょう。 その際には、不動産などを担保にさせたり、連帯保証人をつけさせる方がよいかもしれません。 公正証書とはいえ、あくまでも法的効力の強い証拠ではありますが、もしものときのことを想定した内容でなければ、裁判所で争わなければならないかもしれません。そのためにも、約束を反したときの文面を入れることで、叔父様は守ろうともするでしょうし、守らなければすぐに財産を押さえる証明になったり、連帯保証人に請求できるようにしておいたほうがよいでしょう。 家庭裁判所でのことを考えれば、司法書士か弁護士へ相談しましょう。 丸め込まれても、後からでは泣き寝入りしか方法がなくなってしまえば、後悔しかないですからね。
- novmax
- ベストアンサー率39% (52/131)
何か叔父に丸め込まれているような気がしますが、大丈夫ですか?法定相続人は、祖母、叔父、あなたと弟なので、あなたと弟はあわせて12.5%の遺留分があります。それが500万円の現金で多いのか少ないのかは、不動産の額によって決まります。不動産の価値が4000万円ならちょうど釣り合っていますが、不動産の価値がそれ以上ならあなたたちは損しています。 と、やや心配ではありますが、あなたの質問については結構シンプルです。 >> 「弟が大学を卒業するまで(約4年間)私と弟に月に10万を振込む」ということを明確に文書にし、手続きを行わないと不安です。 これは単に、叔父があなた及び弟から借金したことにして、借用書を書かせればいいだけです。 ●480万円借りた。 ●1か月10万円ずつ、4年間で完済する。 ●金利はゼロ円。4年経過後は、金利○○%。 という借用書を作成して、叔父にサインしてもらえばいいだけです。 それと引き換えに、分割協議書にあなたと弟がサインすればよいでしょう。
お礼
確かに丸めこまれている感じがしますよね… 父が亡くなってから、長年、面倒を見てもらったことと 今後、祖母に会えなくなるというのは悲しいということで、 こういうかたちで了承しました(まだ確定はしていませんが) ちなみに不動産は約2億2千万円あるそうです。 完全に損ですね。(母は不服そうにしています) 借用書は、必ず書いて、引き換えてもらうようにします。 大変わかりやすいご説明、ありがとうございますm(__)m