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自動車業界
VW及び現代はなぜシェアを伸ばしているのでしょうか? 技術力は高いのはわかるんですが、無知なため、どこがどのようにいいのかわかりません。 できればわかりやすく説明お願いいたします。 また、 ・なぜスズキの自動車がインドでシェアトップなのでしょうか? ・なぜダイハツの自動車がマレーシアでシェアトップなのでしょうか? 教えてください。お願いいたします。
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ビートルの時代から、質実剛健のポリシーを貫いており、それだけでは満足しないメルセデス・BMWの購買層をアウディで補い、さらには最高峰のベントレー、スポーツカーではもともとルーツが同じだったポルシェまで傘下に納めているので、隙がないということでしょう。特に最近の直噴小排気量エンジン+ツインチャージャーもしくはターボチャージャーで、ハイブリッドに頼らずに低燃費を実現している点や、DSGというツインクラッチATミッションが熟成されてきて、エコなだけでなく性能もトップクラスだからです。難を言えば、デザインが無骨で洗練さがないことくらいですね。アウディは日本人デザイナーがA5など監修して、お洒落になってきましたが、VW本体の車たちは未だにゴツイままです。アルファロメオのような感性に訴える優れたイタリアンデザインを取り入れていけば、まさに鬼に金棒でしょう。 スズキは社長の先見の明があったということです。他のメーカーがこぞって中国進出をしている間に、同じく人口の多いインドが大きなマーケットになると、かなり前から工場を作り、安くて高品質の車を現地生産してきたためです。ジャガーを買収したタタというメーカーもありますが、値段はともかく車の性能としてはスズキの足元にも及ばないでしょう。ダイハツとマレーシアの関係は詳しくは知りませんが、同じ理由だと思います。
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- manekane
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VWグループはフェルディナンド・ピエヒが経営者になってから膨張路線まっしぐらです。 VW、シュコダ、セアト、ベントレー、アウディ、ランボルギーニ、ブガッティそしてポルシェと次々とブランドの買収を進めてVW帝国を作り上げました。 安物車から超高級車まで有名ブランドで売りまくると言う商法が今のところ成功しているんですね。 スズキはインドで自動車産業が生まれる頃から現地法人を作ってインドのモータリゼーションと共に成長してきたので国民の間にもブランドが浸透しているからでしょう。 ダイハツもスズキと同じような経緯と思いますが発展途上国には安い車を作る技術を持つメーカーが強いって事でしょう。
- SecondHand
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そりゃアータ、かつて技術が優れていたにも関わらず、β方式よりVHS方式の方が売れたビデオと同じ理屈ですがな。 販売力、もしくは時流による味方の付き方でんな。商売ちゅーもんわ。
- Harry721
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VW: 技術がよい。 經營者がよい。 資金力がある。 大衆車から高級車までラインナップが幅広い(たくさんの会社を持っています)。 現代: 韓国人の勤勉さ、がんばり。 日本メーカーが進出しない新興国に積極的に進出した。 品質は日本車には劣るが市場では十分なレベル。その分安いので受け入れられた。 インドの鈴木 インド政府がはじめて国産の乗用車を産業とするためにパートナーとして選んだのがスズキ自動車だった。 鈴木自体もインドに対して真面目に一所懸命やった。 日本の品質を押し付けることなくインドに合わせたクルマ作りをした。 マレーシアのダイハツ ここも乗用車生産は国のプロジェクト。最初は三菱自動車と組んだプロトンという会社が一位だったが、政府内の権力争いから第2のプロジェクトをやることになり、プロドゥア社が設立された。ここと組んだのがダイハツだった。独占権が与えられているので一気にトップシェアに。 もちろんダイハツの車は安くてマレーシアの市場にあっていた。 どこの国でも自動車産業は最大産業なので、政府が何らかの規制をしています。 それにうまく乗った会社がシェアをとっています。 中国の自動車は全て政府の認可制。 フランスやイタリアではいまだに日本車は売れません。 自動車産業は面白いので、いろいろ勉強してください。
お礼
ありがとうございます。 どんどん勉強していきたいと思います