昨年末に、NHK特集でもトヨタをネタに自動車産業の今後を占う番組がありましたが、再編は多いにあり得ると思います。
現在の車は、約3万点の部品で成り立っているそうですが、今実際にアメリカで販売されている電気自動車は2万点の部品しか使わないそうです。
つまり、アナログからデジタルに移行する過程で、今まで培ってきたノウハウの多くが不要になります。それだけ、新規参入の余地もあるし、残す技術と捨てる技術の選別を間違えたメーカーは生き残っていけない可能性があります。
実際に、カメラでおきた現象がそうでした。デジカメの普及によって、キャノンやオリンパスのように生き残れたメーカーもあればと、ニコンや富士フィルム・コニカミノルタのような世界規模のメーカーでさえ淘汰されてしまいました。変わって、ソニーやパナソニックなどの家電メーカーと、シャープやNECのような携帯電話メーカーがデジカメ市場を抑えました。
同じことが、自動車で起きても不思議ではありません。
ホンダについては、自分たちの強みをどこまで伸ばせるかではないでしょうか?もうMicrosoftの前に潰されると思われていたApple社が、そのデザイン力で一定のシェアを確保して生き返ったように、ホンダの格好よさを追求していけば、独自路線でも生き残れるかもしれません。ただ、Apple社がPCではなくipodで完全復活したように、ホンダが独自路線で生き残る際には、自動車以外の製品を作っているかもしれませんが。
お礼
回答ありがとうございます。 少子高齢化の為に車の保有台数は減っていくと思われますので、teccrtさんの言うように車以外にも目を向けないと生き残っていけないかもしれません。