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純資産の部における"評価差額"の表示について
勘定科目で"評価差額"があると思いますが、基本的に純資産の部の"評価・換算差額等"を構成する科目という認識で良いのでしょうか?"純資産の部"の"株主資本"に含ませる場合もあるのでしょうか? わかる方、回答お願いいたします。
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勘定科目で"評価差額"があるとのことですが、どうゆう場面で出てきたものかが分からないと答はでにくいと思います。 純資産の部の評価・換算差額等は、「その他有価証券評価差額金」、「繰延ヘッジ損益」、「土地評価差額金」および「その他評価・換算差額等の項目として計上することが適切なもの」(財務諸表規則67条)ですから、その"評価差額"をこの要件に照らして判断することになります。 一方、株主資本には、損益計算書を経由しない損益項目が計上される余地はないと思います。したがって「評価差額」が損益科目である場合、例えば売買目的有価証券の評価差額を損益科目としての「有価証券評価差額」に計上しているような場合は、その損益は繰越利益剰余金の増減額として株主資本に反映します。 しかし、「評価差額」が単独で直接株主資本の部にでてくることはないはずです。
お礼
回答ありがとうございます。株主資本の部にある"評価差額"は名前こそ"評価差額"であれ、利益剰余金の変動要因となる損益計上に使用されているのでは?という事ですね。よくわかりました