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BUCKコンバータ 間欠発振
PWMのBUCKコンバータICにて、通常100KHzでスイッチングしているんですが、低温状態になるとその半分とか1/4だとのスイッチング周波数になってしまいます。(常温では問題ありません。) これってループの安定度が低いからなんでしょうか?それとも消費電流の関係なんでしょうか?どなたかメカニズムに詳しい方教えてください。
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- xpopo
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回答No.1
スイッチング周波数が半分とか1/4になるのは負荷電流が少なくなってきて デューティーファクターがある一定の限界以上に絞れなくなった場合に起こります。 ICで絞れるデューティーファクターには限界がありますのでその限界に達すると IC側でスイッチング周波数を1/2とか1/4に自動的に下げます。スイッチング周波数を 下げると更にデューティーファクターを下げることが可能になります。 同じデューティーファクターでもスイッチング周波数が低くなればONデューティー のON時間は長くできます。ICのPWMドライブ段の動作スピードには限界がありますので デューティーファクターが下がってきて必要なON時間がICの限界いに近づくとIC内部で それを検出するとスイッチング周波数をまずは1/2にします。これで限界のデューティー ファクタは1/2に下げることができます。それでも更に負荷電流が下がる場合はスイッチング 周波数を更に半分にしてデューティーファクタの限界を半分にします。 これが、いわゆるPWMコンバータの不連続モードといわれている動作です。 ご使用の全体の回路、ICのメーカ、型名、入力電圧、出力電圧そして負荷電流などが 分かればもう少し具体的な回答ができると思います。
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補足
xpopoさんご回答ありがとうございます。 ということはループが安定してなくてオシレーションしてる訳ではないんですね。 ICはTLEシリーズです。入力は20vで5v出力です。負荷電流は150mv程度です。不連続モードは低温時のみ発生します。 測定した事はないですけど低温時ってそんなに負荷電流が変わるものなんでしょうか? あまり回路は変更できないんですが、何か有効な対策は考えられますでしょうか? 出力側のキャップの値を変更するとか。。