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発振回路
LC発振回路において電源を接続してから振幅が安定するまでの過程で正帰還となる電流が増幅されていき、AH=1となるとこるで安定するということはわかるのですが、その過程の説明で最初トランジスタはA級の動作点で動作しているが、振幅が大きくなると動作点がC級に移動していきループ利得が下がり、AH=1で安定するというようなことが参考書に書いてあるのですが、なぜ動作点が移動するのか分かりません。それと、共振回路は共振周波数でインピーダンスがとても高くなって電流はほとんど流れないはずなのに電流を帰還することができるのはなぜですか 教えてください
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必ずしも動作点が移動するわけではないです。 バイポーラトランジスタを使って大振幅で動作させた場合には動作点の移動が起こります。 トランジスタのベースエミッタ間電圧は0.6~0.7Voltぐらいですが 大振幅の信号を加えるとベースエミッタ間で整流される結果ベース電流が増加します。 ベース電圧がそれほど大きくない場合でもコレクタエミッタ間の電圧が大きくなると振幅が飽和します。 上手く設計するとこの飽和は正と負で同時に起こりますがそうでなければ片側が先に飽和します。 >電流はほとんど流れないはず そのとおりでほとんど流れませんがゼロでは有りません。 LC回路の損失を埋め合わせる分だけの電力が流れ込みます。 損失の少ないLC回路(Qの高い回路)では流れ込む電力も少なくなります。 非線形の度合いが大きい状態で発信させると出力に高調波が多く乗るので用途によっては嫌われます。 そのような場合は出来るだけA級に近い動作になるように設計します。
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noname#108260
回答No.1
LC発振回路も色々あるので、何型なのか、もしくは回路図を出さないと答え辛いです。
補足
コルピッツ型の場合でお願いします