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世襲議員の問題点とは?
- 世襲議員の存在は問題か?その問題点とは何かについて考えます。
- 世襲議員の候補者は有権者にとって魅力的な存在であるため、無名の新人が出にくい現状につながっていると言えます。
- 一方で、世襲議員の問題は国民自身にもあるとされており、政治に踊らされている状態が続いていると指摘されています。
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政治とは何かを考える意味で質問が的を射ているので、皆さんの回答を読んでいるといろいろ参考になりますね。特に民主政治が何で愚民政治に移行し易いのか、その教科書的な例をここの回答ではいくつも探すことが出来ます。 そもそも民主主義とは、一部の既得権益を持った家族や集団に時の権力を独占させないとこが大原則なのですね。その民主政治に対して最も恐ろしい敵が世襲政治です。ところが、それを理解できずに、世襲の家の子息も市井の人も同じように扱うのが平等ではないか、そして、そのように平等に扱うことが民主主義ではないかと勘違いして、それなのに何故世襲の連中を特別扱いするのか、と言う議論がまかり通っているようです。 歴史を振り返ってみると、民主主義に対して最も恐ろしいのは、優秀な連中のなかでも比較的に優秀で、かつ見栄えや口のうまい人が出て来て、それなりの業績を残す場合なんですね。その結果、それこそ小泉某の言うB層に属する国民の多くが魅了されてしまう。具体的な例では、共和国家であったローマを帝政に変えてしまったシーザー、フランス革命でやっと手に入れた民主主義を帝政に変えてしまったナポレオン、国民から第一党としての指示を得たヒットラー、現在の北朝鮮の金王朝の始祖金日成、これらは皆、一般大衆の国民の圧倒的な支持を得て、王朝を手に入れて来たのです。 その危険性に気付いているアメリカでは、どんなに優秀でも、またどんなに国民に支持を得ている人でも、大統領の三選は原則として認めないことになっている。どんなに抜きん出て優秀で、その人に任せた方がこの次の4年間の国民の生活が以前よりも良くなることが目に見えていても三選は認めません。すなわち、既に二選を果たした大統領を残りの人に対して意識的に差別して、どんなに優秀でも他の残りの人と同じ権利を与えないのです。それは、民主政治が簡単に愚民政治に移行してしまうという歴史的事実を認識しているからです。過去にその独裁者を選んで来たのは一般国民であり、また、その優秀な連中を選ぶことの何が悪いと、喧伝した一寸教養のある連中が幾らでもいて、一般国民がその連中に惑わされていたと言うことを知っているからです。そして、政治権力が少数の家や集団に集中してしまうことの恐ろしさを嫌と言う程思い知らされて来きたからです。 現在の日本でそんなことが起こる筈がないと言えるとしたら、まだまだ日本人の民意が高いからでしょう。だから、ここでの遣り取りも可能なんでしょうね。それは喜ばしいことです。しかし、過去のローマ人もフランス人もドイツ人も日本人と比べて極端に民意が低かったとは思えません。それでもやはり独裁政治に移行してしまったのは、その政治家のせいばかりではありません。長期的な時間スケールで物を考えることが出来ず、従って、過去の人類の悲惨な経験を自分の物とすることが出来ず、「優秀な人間に政治を任せるのが何故悪い、我々はこのような優秀な政治家を待望しているのだ、そして子供の時からその優秀な人の下で訓練を受けた人達は、政治と専門家として市井の人達よりも適している可能性が高いのだ」と宣伝をした人達が一杯居たからです。 政治は私的な利益追求の行為ではなく、社会正義の実現を目指す利他的な行為です。ですから、私企業の営みと公の政治を同じ基準で話すわけにはいかないのです。親が代議士や大臣や首相だった人達の子息は、私企業に就職する際に、市井の人達の子息と比べて既に途轍もなく有利な条件で就職ができ、また出世が出来るのが現実のこの社会です。ですから、そのような幸運に恵まれた方達には、その親が「お前は、政治家の家に生まれて来てしまって運が悪かったのだ。不公平だとお前は言うかもしれないが、政治家に成ることは諦めて、大企業の幹部でいることだけで甘んじてくれ」と諭せるような世界が来ることが、本来ならば理想的なのです。勿論これは理想ですので実現は不可能です。しかし、全ての理想と同じように、その理想を漸近極限としてその極限値との距離を一歩でも縮める努力をしている社会が健全な社会であり、そしてそのような健全な社会を作ることは常に可能です。 それに対して、世襲にも優秀な人もいるのでそれで何は悪いと、その理想からの距離を開きかねない主張をしている方がいる限り、民主政治がいつ何どき愚民政治に移行してしまうかも解らない危険に晒されていることを、過去の人類史は繰り返し教えて来ているのです。
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- covanonki
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前回の質問へも回答させていただきました。 また、あなたの他の方への補足等も参考にしたうえで回答いたします。 >全く無名の新人が候補者としてたったとしても、世襲候補者とは同じ条件としては有権者は見る事無く投 >票してしまう、それが現実ですよね。 確率論的にいえば、無名の新人候補より、たとえ無名でも、二世議員の方が、幼いころから政治に触れ、 親から政策のノウハウ等を耳にする機会が多かったと想像できる分、日本の政治を託す意味ではよほど信 頼できるように思うのですが。 あなたの質問や回答補足の前提条件は、二世政治家は無名新人に劣る、という条件下でしか通じない考え 方をなされているように思います。 >世襲、という点がこの無名の新人たちの弊害となってるんですよ。選挙の点で、決して同じ条件で戦え >てないのが実情でしょう。 と記されていますが、そんなどこの誰ともわからない無名の新人に国家運営を任せるための投票行動を起 こすなどと言うギャンブルみたいなまねは、私にはできません。 多くの国民は、二世であろうが一世であろうが、世襲政治家であるかどうかではなく、その政治家が「有 名かどうか」を投票行動の基準にします。 無名の新人が多く当選する選挙は、たとえば小泉郵政選挙の折、「自民党だから」という理由のみでジャ ンジャン当選した「小泉チルドレン」たちや、前回の政権交代選挙の折、小沢一郎が全国に打ち立てた、 いわゆる「小沢チルドレン」のように、その候補者が有能であるかどうかではなく、「どの政党の候補者 か」という理由で当選する場合ぐらいです。 だからこそ、政治家としては無名であるにも関わらず、テレビの露出度が多いから、という理由でいわゆ る「タレント議員」が碌に政策の中身も分からない癖に当選したりするんです。 タレント議員だって、きちんと勉強して、日本の政策運営を託すに足る人物だったらいいですよ。 ですが、そのほとんどは碌に政治の勉強をしたことも無いくせに、ただ「有名だから」という理由で当選 する議員が殆どです。 >思いません、なぜなら国民というのは政治にいつも踊らされて、自分の判断だけで政治を良くすると言 >うのが出来ないからです。それが出来たらとっくに日本は良い国になってます。 と記されていますね。それがそのまま今の政治のウィークポイントだと思いませんか? 二世政治家だろうが、タレント議員だろうが、国民がちゃんと政治に対して関心を持ち、チェック機能を 果たせば、それほどむちゃくちゃな政治はできないはずです。 問題は世襲議員が立候補することじゃなく、国民が政治に関心を持たないことなのだ、と。 >勘違いされないように、各返信に書いてますが、こちらでも書きます。 >民主党もダメ政党です。 民主党「も」と書かれていますが、ほかにどの政党を並列されているのでしょうか。 私は、「麻生内閣」を支持していましたし、麻生内閣当時からその具体的な内容をブログや掲示板サイ ト、または現実社会での知人たちに対して発信していました。 現在出ている数字が麻生内閣のもたらした経済効果を既に実証しています。 その中心となったのが世襲議員の中川昭一さんでしたからね。世襲だとは思っていませんが、麻生さんだ って、吉田元総理のお孫さん。幼いころから元総理にひっついて、大人たちの政策設計を間近で見ていた のです。 私は麻生内閣当時から民主党「が」だめだめ政党だと認識していました。 そして、民主党のだめっプリを見極めることなど、衆院選の折のマニフェストや鳩山の答弁などをちゃん と聞いていれば、容易に想像できたはずなんですが。 そのことにすら気付けなかったあなたが、いまさら世襲議員の何を批判されるというのでしょうか。
補足
>そんなどこの誰ともわからない無名の新人に国家運営を任せるための投票行動を起こすなどと言うギャンブルみたいなまねは、私にはできません。 これこそが私が世襲を批判する要因です。なぜ、どこの誰かも分からない無名の新人には、無能な人しかいないと決めつけますか?世襲以外の人の政治の勉強というのは、絶対信用出来ませんか?世襲以外の人には任せられず、全ての国会議員が世襲ののみになったら、ヘタすると専制国家になりかねませんよ。 世襲が候補者として選挙に出た場合、その世襲に票が集まってしまうだけでなく、選挙自体が冷めてしまうのですよ、ああどうせまたあの人が当選するのだろうなという。 私の理想な選挙というのは、世襲議員vs無名の新人候補が、全く同じ条件で戦う事こそが、選挙らしい選挙だと思います。有権者が無名の新人候補に投票するのをためらっていたら、それこそもう選挙は必要ないと言う事になりますよね。 世襲を擁護する対象として、タレント議員を持ち出すのは間違っています。彼らは持ち上げられて、特に政治の事に関心してなくても当選してしまうような人達なので、参考になりません。 民主党も、と言ったのはお察しの通り自民党です。私は今の政治をダメにした要因は自民党にあると思います。どこがと言われましても、突っ込みどころは星の数だけありますので、とてもここでは言いきれません。 自民党がダメだったから、民主党の様な党を生み出してしまったのです。 もう少し自民党がしっかりしていたら、対抗政党はもう少しマシな政党が誕生してたのではないかと思いますし、自民党も隙だらけだったからこそ、民主党の様な中途半端な政党が生まれてしまったと言うのが、私の持論です。
- cyototu
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>国民のほとんどは愚民だとおっしゃっているようにも読み取れますが。 世襲議員に投票する方のほとんどは愚民だと思います。後で述べますが、これは私が言い出したことではなく、ある著名な3代目の世襲議員が本気でそう考えているのですから。それに触れる前に、先ず世襲をできる方の数の、そうでない方に対する割合を計算してみましょう。 議員の総数を約千人、日本の国民の数を約1億人とすると、その割合は約1億分の1千、即ち世襲できる方の割合は国民の中で0.001%しか居りません。国会議員の子息でもその他の家庭の子息でも、優秀な方の生まれる割合は同じ筈です。と言うことは、単純に計算しても、世襲でない方で優れた方の割合は世襲議員に比べて、99.999÷0.001倍、即ち約10万倍も多いと言うことです。もちろん、これは大変荒っぽい計算ですから、いろんな理屈を付けてこの計算には100倍位の誤差があるかもしれません。そこで、世襲議員に最大限の敬意を払って、世襲議員の中で優秀な方の出る割合はそうでない家庭の100倍位ぐらい可能性が高いという、とんでもなく不合理な仮定をしてみます。それでも、世襲でない方で優れた方の割合は世襲議員に比べて、1000倍多いと言うことになります。すなわち、こんなにとんでもなく世襲議員に有利に計算しても、その方の中で優秀な方が出て来る割合は、世襲でない方達の0.1%位の割合です。貴方は、もし天気予報で95%の確率で雨が降りますと言われた場合、それでも傘を持たずに外出しますか。ここでは、99.9%の確率で世襲でない人の方が世襲議員よりも優れていると言う評価できているのですよ。 そんな自明な論理を理解できない人は、単なる愚民です。思考が停止しているのは、世襲議員を危惧している方ではありません。そうではなくて、その反対に思考停止をしているのは、世襲議員の中に優れた人がいる割合がそうでない人に比べてそんなに圧倒的に少ないと言うこんな簡単な論理に気が付かないで、ああだこうだと他の理屈を付けて、世襲議員で何が悪いと言っている方達の方です。例えば、上の数量の評価が、1000倍の違いではなくて、もっと少ない例えば数十倍位の違いだとした場合には、何とか理屈がつくかもしれません。しかし、これだけ世襲議員に合理性まで犠牲にして極端に有利に計算しても、1000倍も違う。私は、ある自然科学の分野の専門家ですが、数量的にこれだけ圧倒的に差がついているのに、まだ納得ができない方は、どんな部門でも、単に合理的な思考能力の欠如した方だと看做されてしまいます。 ですから、親心としては、三代目の小泉某が、自分の子供達に既得権益を譲りたいと言う、自己中心的な人間の性を理解できないわけではありませんが、しかし、出来る限り世襲の方を排除するように投票者の意識を高めなくてはいけないと言うことに賛成です。政治とは自己中心で物を考えるのではなくて、利他的に国の利益を考える人に任せるのが筋ですから。 さて、始めにも述べましたが、ほとんどの国民が愚民だと考えている著名な議員は、三代目の小泉某とかいう元首相のことです。その三代目の世襲議員が首相に当選するために、国民の振る舞いを私企業の専門家達に分析させたことは良く知られていますね。その結果、B層と分類される比較的IQの低い人達に焦点を当てるべきであるとの結論を出し、そこを狙って大宣伝をやりって大成功をしました。「B層 小泉」と言うキーワードでググってご覧なさい。あるいは、WikipediaでB層を引いてご覧なさい。そのことが詳しく説明してありますよ。 こと程左様に、世襲議員の小泉某は、始めから国民を愚民であると看做して居ります。そして、それが大成功して、未だにB層の小泉ファンがいっぱい居ります。そんな国民を馬鹿にするような人達に国の政治を任せておいても良いのですか?世襲にそれなりの理屈を付けて自分の既得権益を守ることよりも、何とか国民を小泉某の言うB層から脱却させようと努力するのが、政治家の使命ではないですか?
補足
ごもっともだとは思いますが、思考停止はちょっと言いすぎではないかなと思うのですが・・・。 マジな話しすると、思考停止の人がこんな質問サイトに投稿できるわけがないので。 誹謗中傷に、片足の指くらいを突っ込んでる状態と個人的には思うので、なるべくお控えいになった方がよろしいかと思いますよ。
- xx x(@hateha2_goo)
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例えその人に力量があろうがなかろうが、その地域の有権者は投票してしまいます。>> 現在、人が民主主義と呼んでいるものは、実際は平均政治にすぎない。というのは、最も人数が多いのは、平均的知性を持った人びとであり、したがって、かれらの決定が投票のさいに勝利を得るからである。 結局、平均的知性を持つ人たち、つまり平均的な人たちが、投票の際に決定を下すことになる。なにしろ、かれらは四十五パーセントもいるのだから。 民衆の中から、選挙権を有する者と被選挙権を有する者を見分ける必要があるとされています。選挙権者は、生来の知性レベルが、平均より十パーセント以上高い人びとであり、被選挙権者は平均より五十パーセント以上高い人びとである。 国家存亡の問題でもあり、真の民主化、人間の自由と人権確立の近道でもあるので十分に検討される必要があるとおもわれます。 各個人の知性レベルを確定する手段が講じられる必要があるともされています。 ”言い換えると、専門家たち(心理学者、神経科医、人間行動学者等)に、この目的実現のためのテスト方法を創案するか、あるいは現在の諸方法の中から選出することを依頼しなければならない。 これらのテストは、教育程度の高い者も低い者も、労働者も技術者も、農民も教授有資格者も、すべてを平等に扱うことにより、いかなる者をも優遇することなく、民衆のあらゆる階層に実施されるものでなければならない。確定する必要があるのは、生来の知性レベルであって、博識や教養の程度ではないこと、長い学業生活の間に知識をつめこんだ者たちよりは、良識ある「農民」の方が必要であることを、もう一度思い起こしてほしい。明確にしなければならないのは、実際的な知性なのだ。(ラエル)”
- siege7898
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NO,19です。補足を見ました。 >しかし現実問題として、全く無名の新人より、その選挙区の有名議員の秘書の息子でも甥でも、その議員の後を継ぐ者がったった場合、流れとして後継ぎの方が当選してしまうのです。 つまり、有名で力のある議員が引退した場合、その意思を継ぐ者に投票するなということ?それとも、その議員の崇高な意思を継ぐものは、在野から出てくるということですか? 質問者様は、世襲、という言葉に対してアレルギー反応がありすぎて思考停止しているような気がいたします。質問でも述べられているように、要は投票する人の意識の問題だと私は思います。まあ、質問内容からすると、国民のほとんどは愚民だとおっしゃっているようにも読み取れますが。 世襲がどうこうということよりも、有権者のみんながもっと意識を高めることの方が大事だと私は思います。
補足
世襲に投票してしまう有権者、それを分かってて候補を立ててしまう政党があります。 というか、世襲に投票を促す流れを政党が作ってるのです。 私は何度も書いてますがまとめると、世襲とそうでない一般候補者は同じ条件として選挙を戦うべきだと思っているのです。そうでない状況を政党が作っているのです。
- siege7898
- ベストアンサー率21% (191/888)
>世襲議員、つまりその選挙区で名のある議員の息子が候補者としてたった場合、例えその人に力量があろうがなかろうが、その地域の有権者は投票してしまいます。 例え、全く無名の新人が候補者としてたったとしても、世襲候補者とは同じ条件としては有権者は見る事無く投票してしまう、それが現実ですよね。 これって世襲議員に問題があるんじゃなくて、世襲議員に投票する人の方に問題があるんじゃないですか? 名のある議員の息子さんだから投票するってのなら、例えば名のある議員の秘書さんだったらどうなんですか?質問者様は、これなら世襲じゃないからOKって投票するんですかね? ちなみに私が選挙で投票する際にとる行動は、まず政党のマニフェストやら公約などをチェック(これで比例でどの政党に投票するか大体決めておく)、その後選挙区の候補者の所属政党を調べたりその人の政治的な主張を聞く(大体ローカルテレビ局やラジオ、新聞等又は立会い演説会等で聞いたり見たりできますよね)、んでもって最後に投票先を決定して投票、という流れになるのですが、このとき投票することに決めた候補者が世襲かどうかは考慮してません。もちろん新人さんの場合はまだ実績がありませんから、めでたく新人さんが当選した場合はその後の活動内容をチェックして次の選挙でも投票するに値するかどうかを考えますよ。 こういった経緯で当選する議員さんは世襲どうかは関係なく、有能かどうかで(私の判断ですが)少なくとも私の1票が入るかどうかが決まります。 有権者の皆さんが私のように考えて行動するなら世襲かどうかにこだわる必要はなくなるんじゃないかと私は思いますけどね。もちろん、私の投票行動が正しいのかどうかは質問者様のご判断にお任せいたしますが。
補足
あなたはそうやって慎重に候補者を選び、投票するのでしょう。 しかし現実問題として、全く無名の新人より、その選挙区の有名議員の秘書の息子でも甥でも、その議員の後を継ぐ者がったった場合、流れとして後継ぎの方が当選してしまうのです。 そしてその投票する有権者に問題があると、質問の段階で私は書いてます。そして投票してしまう有権者が多数いると言う事が渡った上で、後継ぎを立ててしまうのです。それが一番問題なのです。
- ueda21
- ベストアンサー率15% (82/542)
世襲議員のアドバンテージは親の顔で地元の有力者とコネが早くから出来ることと政治資金を無税で相続できることです。俗に地盤かばんですね。(支持資金団体を無税で引き継げるのを小泉元首相の時の引継ぎで知りました、これ政治資金を出した人の全員の同意があればいいですが・・・) そこで親と同じ都道府県から出馬できないようにして政治資金は相続させない。というルールを作るのが良いと思います。 本当に優秀な子供なら地元以外からお金が無くても頭角を現し当選するはずですから!
補足
そうなんですよね、どうしても自分の子供を議員にしたかったら、地元とは遠い選挙区から出すべきなんです。
- 469437
- ベストアンサー率38% (185/483)
No15です。返信についてですが。 >私も、世襲議員に優秀な人がいればそりゃ応援します。(1) >しかし、明らかに世襲で出た候補者よりも、世襲でない候補者の方が圧倒的に多いのは明白じゃないですか。(2) (1)と(2)の関係が理解できません。 世襲候補者の能力と、その候補者総数に関係があるのでしょうか。 また、「明白じゃないですか。」と同意を求められても、お応えする義務はありません。 それには、まず、あなたがそれを事実であると証明するべきだと思います。 >世襲議員はどんな英才教育を受けたかもしれませんが、全く親族・関係者に政治家がいないのに、一生懸命政治の事を勉強した候補者だって絶対いますよ。 選挙で問題にされるべきなのは、立候補の時点での、候補者の能力そのものです。 有能でさえあれば、能力を身につけた手段や経緯は問題ではありません。 私は、能力を無視して、世襲ということだけで評価する気はありません。 同時に、清貧さを誇張して、庶民派を気取る候補者の姿勢にも不快感を感じることもあります。 「絶対いますよ。」? 質問者様自身が調べていないことに同意を求められても、困ります。 >しかし、その世襲の地域限定だけに限りますと、結局地元に寄与してくれた地元議員にしか目がいかないその地域の残念な有権者が、多いのは否めないと思います。 有権者が地元に寄与してくれる議員を選ぶのは当たり前で、世襲は関係ないと思います。 実際に寄与し、それを理由に選ばれているとしたら、むしろ正当な評価であり選挙だと思います。 選挙の目的は、自分達に利益を与えてくれる代表を選ぶ作業であって、ご立派な人格者を祭り上げて褒め称える為の儀式ではありません。 >世襲保護をしすぎて、それ以外の候補者が育つのを阻む、これが大きな問題点なのです。 「世襲保護」という言葉はどのような意味でしょうか。 その保護とはどのような例があるのでしょうか。 個人がその場で作った言葉を、説明もなく使われても、それについてお応えできるはずがありません。 公的な優遇措置が、世襲候補者に優先的になされているという事であれば、問題だと思います。 しかし、私はそのような事実があるとは思えません。 公的でない、いわゆる親の地盤や人脈、支援者のサポートを保護というなら、それらは世襲でない候補者にもありますが、それらも全て禁止するべきだと言うのでしょうか。 規模の大小が問題だというなら、世襲でない超大金持ちも立候補できないことになります。
補足
一度に色々聞かれて言葉の選択に時間がかかりますが、最初の質問にりかいできないとおっしゃられますが、なぜ理解出来ないかが理解できません。 世襲限定にすると人数って限られますよね。世襲以外の人ってたくさんいますよね。これって数字以前の問題で、普通に考えれば分かりそうなことだと思うのですが。 なぜ理解できませんか?少し考えすぎてませんか?
- hekiyu
- ベストアンサー率32% (7193/21843)
そもそも選挙で能力がある人を選ぶ、てのが 難しいと思いますが。 だって、候補者なんか実際につき合ったこともないし せいぜいがマスコミに出てしゃべるぐらいでしょ。 しゃべりが上手いから、と言って政治的能力が ある訳じゃないですよね。 逆に、しゃべりが下手だからといって、政治能力が あるかも知れませんよ。 管首相は世襲ではありませんが、あまり能力が あるとは思えませんし。
補足
管総理は、野党の時は色々突っ込むなぁ、と思ってたのですが、首相になったら何故か骨抜きになってしまった感がありますね。
- 469437
- ベストアンサー率38% (185/483)
前回の質問のNo6です。 こんな自民党どう思いますか? http://okwave.jp/qa/q6460406.html (赤毛の提督以上の反応でした。) 前回は、「優秀な人材なら世襲でも候補者になれなければおかしい」これおかしくなですか? ということでしたが、今回は当人の能力に関わらず「世襲」そのものの問題についての質問ですね。 >世襲議員、つまりその選挙区で名のある議員の息子が候補者としてたった場合、例えその人に力量があろうがなかろうが、その地域の有権者は投票してしまいます。 例え、全く無名の新人が候補者としてたったとしても、世襲候補者とは同じ条件としては有権者は見る事無く投票してしまう、それが現実ですよね。 投票するのは、親である議員と関係のある者だけだと思います。 ↑の論理は、証明されていない事象が事実であることを前提として成立しており、詭弁に過ぎません。 >世襲議員に問題あるのではなく、国民に問題あると言う声もありますが、国民は自らの判断で政治の問題点を見つけ出して投票は出来ません。 >出来たらとっくに日本はよくなっています。国民は政治に踊らされてしまっています。 「出来たら」ということは、質問者様は「国民は自らの判断で政治の問題点を見つけ出す事はできない」ことを認めているのでしょうか。 だとしたら、世襲をなくしても各候補者の能力や掲げる政策に対する判断力がないことは変わらない為に、どのみち政治に踊らされることになるので、日本が良くなるとは思えません。 更に、これは民主主義が成立する前提である、有権者の判断能力を否定しています。 私は、まだ日本国民の判断力を信じています。 魔術師と呼ばれた提督と同様に。 >それでも世襲議員は問題ないという意見はありますか? 世襲については問題がないとは思っていません。 しかしそれらは以下の理由で、有権者が賢明でさえあれば回避できると思っています。 世襲の問題はそれにより能力の劣る候補者が権力の座についてしまうことです。 これはあの皇帝も指摘しています。 しかし、世襲候補者=全てダメ(無能)ではないと思います。 同程度に有能であれば、私は個人の能力以外にも、様々なオプションが付いているであろう世襲を選ぶかもしれませんし、理由は、その方が政策実行もスムーズになると思うからです。 世襲の問題は、個人の能力より支援者とのいわゆる「しがらみ」だと思います。 しかし、そのデメリットは、前述のそれらが与える政策の実行力とのバランスで考えるべきであって、メリットの方が優っていれば、世襲候補者を選ぶ事は問題ないと思います。 私は少なくとも、しがらみのない人たちは、世襲でないバカより世襲の利口を選ぶ程度の判断力は、まだあると思っています。 結局はすべて有権者次第だと思います。 国家はその国民のレベル以上の政府を持つことはできません。
補足
私も、世襲議員に優秀な人がいればそりゃ応援します。しかし、明らかに世襲で出た候補者よりも、世襲でない候補者の方が圧倒的に多いのは明白じゃないですか。 世襲議員はどんな英才教育を受けたかもしれませんが、全く親族・関係者に政治家がいないのに、一生懸命政治の事を勉強した候補者だって絶対いますよ。 あと、国民全体レベルだけで見ると、まだまだ捨てたもんじゃないとは思います。しかし、その世襲の地域限定だけに限りますと、結局地元に寄与してくれた地元議員にしか目がいかないその地域の残念な有権者が、多いのは否めないと思います。 世襲保護をしすぎて、それ以外の候補者が育つのを阻む、これが大きな問題点なのです。
- juyjuy
- ベストアンサー率22% (139/612)
世襲議員の弊害は既にマスコミでも広く取り上げている問題ですが、なぜそうなるのかは質問者様が指摘されている >その地域の有権者は投票してしまいます。< ということが問題なのです。つまりその地域に代々色々な利権を持ち込んできたから、地域の住民はそれを恩に感じてその子孫にも投票するのです。 もうひとつはその地域ではほかに知っている政治家もいないと言うこともあるでしょう。 質問者様ももし質問者様の地域で良く知っている(いい意味で)人が立候補したらその人に投票すると思います。 質問者様の選挙区で当選して欲しいと思われる方がおられるなら、その方の選挙応援をされるか、たとえ一万円でも政治献金してその方に注文をつける・・。そういうところからやって行かれたら今の選挙の実情がお分かりいただけると思います。 出来れば質問者様が立候補されるのが一番なのですが・・・。 その地域の(例え一部でも)ために過去になにをして来たか・・何をしてくれるか・・それが日本の役に立つのか・・・。 選挙民はそれほどバカでないのでそれが出来る人に投票しているだけです。世襲議員が嫌だったらその土地のためさらには日本のために(逆ではありません)その世襲議員以上の事を約束し実行しなければなりません。 民主党は政党としてそれが不充分でした。自民党以上の事が少ししか出来なかったのです。
補足
つまり、遠まわしに受け取るならば、ろくに選挙運動もしてない輩が分かりもしないで口出すなと、文句あったら選挙に立候補してみろと、そのように受け取り方をしてよろしいでしょうか? それでは例え選挙運動に参加してない人は意見を持つなと言ってるようなもんじゃないですか、そんな無茶な考えありますか? 選挙の実情をそこまで把握しなくて質問しても別にいいでしょうが。なぜそこまで、あなたに制限されなくてはならないのでしょうか?ハッキリ言って納得いきません。
お礼
回答していただいた皆様、熱い回答をいただきありがとうございました。意見の違いはあれど、皆さん節度を守った言葉の選択をしていただきまして、非常に良い流れになったと思います。 私ももう少し、客観的な目で政治を見るのではなく、もっと色々見ていきたいと思います。