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主人が殴られた
主人が同じ会社の人から殴られて、顎を骨折しました。入院は15日間で現在は通院しています。 殴った方からは当初「全て負担します」と言われていたので、先頃慰謝料の請求をしましたところ、 先日殴った方とその方の上司の方から、 ある提示をされました。 ○健康保険の高額療養費で払い戻された金額を、 こちらが支払った医療費から差し引き、 発生した差額分を殴った方が負担する。 というもので、医療費のみ。 慰謝料の分が考慮されていませんでした。 どうやら殴った方が、こちらの請求額に対し、 支払えないと上司の方に相談した模様ですが、 この上司の方の介入で余計に話が拗れています。 上司の方は、この提示の場で主人に対し 「敵対心丸出しで請求してきた」 「あくまでお前の方が被害者だしな」 という発言をし、その無神経さに腹が立ちました。 こちらが請求した慰謝料の内訳は、 1年後に再度手術を受けなくてならないので、 その費用と休業補償、そして医療費の差額分を合わせた金額で40万円です。(弁護士さんに相談にいき、相場の金額を教えていただいた上での請求額です) これから、この慰謝料の請求をしていくのに、 どのような手順を踏めばよろしいのでしょうか。 そして上司の方の介入も止めさせたいのですが、 どうしたらいいのでしょう。 どうか教えて下さい。よろしくお願い致します。
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まずお考えになるのは、刑事告訴に踏み切るかどうかという点です。殴られた経過は不明ですが、理由はどうであれ人を殴って怪我させる行為は断じて許されるものでなく、しかもご主人の怪我の程度も重いご様子ですので、告訴に踏み切ったならば刑事事件として捜査が始まる可能性が高いと思います。 ただし、刑事告訴に踏み切った場合、(1)加害者とは全面戦争に突入する、(2)会社が社員同士の争いに辟易して双方とも放逐する動きに出る可能性があるということを頭に置いて下さい。「たとえ(1)と(2)の状況になったとしても相手を許せない」、そのように腹をくくることができるのなら、刑事告訴に踏み切ることをお勧めします。 そうでなければ、民事事件として損害賠償請求のアクションを起こすことになります。現実には、(1)損害額の算定→(2)内容証明郵便で請求→(3)任意の履行がなければ訴訟提起又は調停申立という手順になります。損害賠償として請求できる中身としては、(ア)治療費、(イ)治療のための休業損害、(ウ)入通院交通費、(エ)将来治療費、(オ)慰謝料(痛い思い・辛い思いをした分、入通院をした分など)、(カ)後遺症が残れば後遺症損害です。怪我の程度などが不明ですので、40万が妥当かどうかは判断できませんが、直感としては少し低めの金額かなと思います。 弁護士を代理人に選任して請求をしてゆく場合、(1)相手も真剣に対応する、(2)上司の介入を排除できる、(3)分割払いになるとしても手抜かりのない契約書で履行を確保できるなどのメリットがあります。弁護士費用分は目減りしますが、それでも弁護士を代理人に選任した方がよいケースだと思いますよ。かくいう私も弁護士ですが、決して市場開拓のために申し上げているのではありませんのでご安心下さい。 第三者加害については、3番の方のレスの通りです。なお、刑事事件として動かすのなら、必ず民事的なアクションを起こす前に刑事から始めること。「損害賠償額を増やすため刑事手続を利用しているのでは」と邪推されると、捜査当局がなかなか動いてくれないこともありますので。逆に、刑事はやめて民事一本で行かれるのなら、できるだけ早く弁護士に相談して下さい。
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- akashiori
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akashioriです。お返事が遅くなって済みませんでした。先の回答を補足させていただきます。 「できるだけ早く」と申し上げたのは、「ご主人の怪我の具合が一応安定し、今回の出来事が風化しない間に」といった程度の意味です。職場内で暴力事件が起こった今回のケースの場合、被害者の立場にあるご主人について、あたかも加害者であるかのように述べ立てる心ない人が出てくるのがつきものです。必要以上に人の目や噂を気になさる必要はないのですが、交渉開始が遅れてしまった場合には、「あいつは終わったかと思った頃に何をやっているのだ」とか「終わった頃に蒸し返してきて、社内の和を乱すやつだ」などと言われる可能性が高く、それではお嫌でしょう。 私ども弁護士はサービス業!弁護士会の法律相談は平日しか行っていませんが、誰か知り合いに弁護士を紹介してもらい、電話でアポをおとりになれば、もっと柔軟に打ち合わせ日時の相談ができると思いますよ。多くの弁護士は、「会社が終わって7時から相談に伺ってよろしいですか」はOK、「土日しか休めないのですが」もOKです。ですから、有給を消化したなどとおっしゃらず、すぐに行動を開始された方が良いと思いますよ! 弁護士費用は、報酬規則という弁護士会が定めたルールがあり、それによれば、弁護士への委任時にまず着手金が、最終解決して何らかの利益が得られたら報酬金がそれぞれ発生します。そして、着手金はいくら請求するかにより、請求額に応じて算定されます(報酬金は、相手方から回収できた額をベースに算定します)。ルールによると、請求が300万円以下の部分は着手金4%・報酬金8%、300万から3000万円までの部分は着手金2・5%・報酬金5%と定められています(以上は平均的な額であり、これをベースに3割の範囲で増減可能と定められています)。 弁護士が内容証明郵便で相手方に500万を請求し、相手方の弁護士をつけて弁護士同士で交渉を行い、最終的に300万円の支払を受けられることになった場合を例に、具体的な金額をご説明します。 まずは500万円を請求する場合の着手金から。上記の基準から平均的な着手金をはじき出すと17万円となりますので、諸費用込みで約20万円をお考えおき下さい。次に300万円の支払を受けられることで解決した場合の報酬金は24万円です。 つまり、このケースでは、弁護士に委任する時に20万円をお支払いになり、交渉で解決を見て開いてから300万円の支払を受けた時に24万円をお支払いになることになります。合計44万円なり、サラリーマンの家庭に生まれた個人としての私は「高い」と思いますが、弁護士としての私は「まあ事務所の維持費もかかるので仕方ないか」と思います。
お礼
akashiori様、回答ありがとうございました。 的確なご指摘に感謝致します。 現時点でも主人は、相手側が間に立ててきた上司の方から、いろいろ言われている様子です。 お話では、弁護士さんとの相談日時は、こちらが予想していたより柔軟な対応をして下さるということでしたので、まずは早急に、知り合いから弁護士さんを紹介してもらうよういろいろあたってみたいと思います。 そして弁護士費用に関して、分かりやすく、かつ具体的に教えていただき本当にありがとうございます。 費用に関して全く予想がつきませんでしたが、具体的に説明いただきとても参考になりました。 重ね重ねアドバイスありがとうございました。
- gon1234
- ベストアンサー率14% (42/293)
請求の内訳は 治療費・入院中の雑費・通院交通費・将来の手術費・弁護士費用・休業損害・後遺障害による逸失利益・慰謝料 こんな感じでしょうか。 ちなみにどのような状況での事件だったのでしょうか。会社への請求も可能かもしれません。
お礼
gon1234様、回答ありがとうございます。 主人が殴られた経過は、会社の飲み会が終了し店を出た後でした。相手の方が愚痴を言っているのを、主人は聞いていただけでしたが、相手が酔いの勢いもあり、愚痴っている内に怒りが湧き上がってきて、思わず横にいた主人を殴ったそうです。 (相手の方は、そのことを覚えておられます) その場は2人きりでしたが、直後に飲み会に出席していた同会社の方が数名駆けつけて下さり、その後の経過を見ておられます。 こちらが請求した慰謝料の内訳には、弁護士費用と後遺障害による逸失利益・精神的苦痛による慰謝料は含んでいませんでした。大雑把な言い方ですけれど、今回の件でかかった実費(休業損害含む)と将来の手術費のみ相手の方に負担していただければ良いと考えていたのですが、相手側の提示では、今回の入院費・治療費のみという話で、こちらと致しましては、どうにも納得できない状況です。
- osietezoo
- ベストアンサー率18% (58/311)
治療に健康保険を使われているようですが、加害者がいる怪我の場合は、交通事故と同じ扱い(第三者行為)になりますよ。 健康保険に届出が必要ですし、後で健康保険から加害者に治療費の請求が行くと思います。 また、示談の内容によっては、あなたが健康保険に治療費を返還する事になります。 その金額も考慮に入れておいた方がいいと思います。(ビックリするような金額になると思います) また、相手の態度によっては、警察に被害届けを出す事も考えていいのではないのでしょうか?
お礼
osietezoo様、回答ありがとうございます。 健康保険の件は、組合の方で処理して下さるものと 思っていたので、届出が必要とは知りませんでした。 組合に問い合わせてみようと思います。 治療費返還の可能性も合わせて考えてみます。 周囲でこういったケースになった方がいないので、 こういう場合どうしたらいいのか、 的確な事を言ってくれる人がいないもので、 本当に助かりました。 相手の方の態度が、今後も加害者として認識が不足しているような言動や行動を取るようならば、 ご指摘の通りに警察に被害届けを出すことも 念頭においておきたいと思います。 アドバイスありがとうございました。
既に弁護士さんに相談されたのでしたら、そちらでもう一度「具体的に」ご相談下さい。 単純に一方的な加害者と被害者という立場だけであるならば、相応の請求を行って問題ないということになります。 しかしながら、相手は会社での同僚、しかも上司(誰の上司かははっきりわかりませんが)が出てきていると言うことであれば、応対によって今後の仕事に差し支えが出てくることも考えられます。 今までの人間関係がどうであったのか、けんか(?)のいきさつや経緯はどのようなものであったのか、今後どのようにしてゆくつもり(仕事など)なのか、などプライバシーに深く関わる事柄を事細かに聞いた上でなければ、的確なアドバイスをすることは困難であると思います。 場合によっては双方に退職という選択肢もある可能性がありますよね。 質問文だけの情報から「間違ったアドバイス」をしてしまい、相談者の方が思わぬ被害を被るようなことになってはいけませんので、速やかに弁護士さんに相談されることをお勧めします。
お礼
haku_y様、回答ありがとうございます。 弁護士さんに相談に行ったのは、 私のみでして、弁護士さんから本人が相談に来るのが 望ましいと言われました。 しかしながら、今回の件で有給は全て消化していますし、仕事の方も忙しく主人本人が相談に出向くことは当面無理かも知れません。 ご指摘下さいましたように、相手が同じ会社の人間ですし、相手側の上司も介入していますので、 今後の対応次第で仕事に差し支えが出てくるのではと不安を感じていますが…。 できるかぎり早い時期に時間を作り 再度相談に行きたいと思います。 アドバイスありがとうございました。
- MetalRack
- ベストアンサー率14% (298/2040)
弁護士を通して、加害者に請求すれば良いと思います。 その上司から何か言ってきたら、「弁護士に任せてありますから」と言って取り合わないようにしましょう。 それでも、しつこい場合は「弁護士に相談します」と言いましょう。
お礼
MetalRack様、回答ありがとうございます。 できるだけ早い時期に再度弁護士さんに相談したいと 考えております。 アドバイスありがとうございました。
お礼
akashiori様、回答ありがとうございます。 回答を読みまして、刑事/民事にかかる流れがよく理解できました。アドバイス本当にありがとうございます。 相手の上司が介入したことにより、仕事上での 差し支えが出てくる不安もありますし、 ご指摘いただきました通りに弁護士さんを通して請求をしていく方法がいいように思えます。 しかし、当事者である主人が今回の件で有給を消化してしまっていることと、仕事が忙しいことで、当分の間は弁護士さんに相談に行くのが難しい状態です。 できるだけ早くとのお話ですが、こういった請求をするのに有効な期間というのは、どのくらいあるのでしょうか? あと大変恐縮なのですが、こういったケースにかかる弁護士費用というものを、おおよそでかまわないので お教え願えませんでしょうか? お手数をお掛けして大変申し訳ありませんが、 何卒よろしくお願い致します。