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曲の所有権＝著作権のことですね。 その曲の価値によります。 オリコンで1位になったような曲と、ベスト100にも入らない曲では価値がまったく違います。 ましてや、ＣＤにもなっていないような、素人が作った曲には値段がつきません。 カラオケで頻繁に歌われたり、ＣＤが爆発的に売れていたり、曲集が売れていたりすると、多額の著作権使用料を生み出しますので、大きな価値があります。著作権料収入（印税）だけで年間に数千万円以上という曲もありますので、そのような曲の著作権を譲ってもらおうとするとやはり数千万円になると思われます。 有名な例では、小室哲哉が自分の作曲した806曲の著作権を譲るという話を持ちかけた詐欺事件がありましたが、そのときにだまされた人は806曲まとめて10億で契約して、そのうち5億円を実際に振り込みましたから、平均1曲当たり120万円の価値と見ての契約だったわけです。しかし、それは平均額であって、1曲ごとに見ると、価値の高いものは、数千万、価値の低いものは数十万程度と見られたと思われます。 この場合は、売る側から持って行った話ですが、欲しくて買いに行ったら更に高額となります。 この詐欺事件は、実は小室哲哉が、すでに自分が手放した著作権を、現在も自分のものであるかのように装って二重に売ろうとした事件でしたが、買い手は一応納得して契約しているので、小室の楽曲の著作権にはその程度の市場価値はあるということが認識されました。 http://www.47news.jp/CN/200811/CN2008110301000481.html
