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温度について
くだらない質問だと笑わずに考えて頂ければ幸いです。昨年は猛暑で大変でしたが気になったことがあります、それは気温が三十四度などになると熱中症で倒れて命の危険さえありますがしかし御風呂の三十四度は温くて入ってられませんこの違いは何ですか?体内に温度が蓄積して危険なのは検討が付きますが御風呂も長時間漬かってれば熱中症の症状が出るのでしょうか、具体的な例を交えて教えてくださいお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
熱伝導率の違いということです。 たとえば、質問者さんの部屋が朝、気温10度だったとしましょう。 ストーブやエアコンで暖めると遅くとも30分くらいで20度くらいにはなります。 ところが、部屋と同じ体積の水温10度の水を20度くらいに暖めるには、およそ1000倍くらいのとてつもない熱量が必要になりますね。 つまり水の方が空気より、ずっと密度が高く皮膚が直接温度を感じやすいということです。 もっと言えば室温と同じ鉄製のヤカンやバケツを触ってみると同じ温度なのに非常に冷たく感じるはずです。 体温より低い34度のお風呂に浸かっていると、体温がダイレクトに奪われていくのでぬるい、寒いと感じます。 これが空気の場合、人間は25度から28度くらいを快適と感じるようでこのくらいの温度の空気が適度に熱を奪っているためですが、体温に近い34度くらいになると熱の発散効果が低くなり暑いと感じるようになります。 ただし、空気自体は密度がかなり低いですから100度くらいのサウナも少しの時間なら耐えられます。 もし同じ温度の熱湯なら全身やけどですね。 これも密度と熱伝導率の違いということです。 お風呂も長時間浸かっていると、体内の水分が奪われて熱中症になることがあります。 よく、お風呂上りの水がおいしいとかビールがうまいというのは不足してきた水分を体が要求しているからです。 お風呂に酔うというのは熱中症になっているからで、高齢になると体温調節が上手くできなくてお風呂で熱中症になるケースが多く、介護施設などでは注意を払う必要があります。
お礼
有難うございました。 とても為になり、判りやすく説明していただき感謝いたします。