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デカルトの神の存在証明
デカルトは方法序説で神の存在を定義していますが、ここで言っている神は第一部で述べた良識と同等に考えて良いのでしょうか? なぜそうなのか等、詳しく教えていただけるとありがたいです。
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誰も回答していないようですので、素人ですが、お邪魔します。 デカルトは神と良識を同等とは考えていないと思います。デカルトにおける良識とは何か。これはこれで大変な問題だろうと思いますが、恐らく人間に備わっている判断能力、学問だけにとどまらず、日常生活において出会う様々な事柄に対して、判断している能力ということになるのではないでしょうか。 恐らく、疑問が生じた箇所は、方法序説の第4部以降だろうと思います。しかしあれがくせ者でして、デカルトは、第4部以降で自分の哲学を説明していますが、その説明が、ほんの概略でしかない。ですので、あれだけで、デカルトの考えを理解するのは難しいらしいのです。もっと詳しく書いた「省察」とか「哲学原理」を読まないと、実は第4部以降は、理解しづらい。そういうことがあるようです。でも、そんなの面倒ですよね。 というわけで、1つの案なのですが、もう少し、疑問点を具体的に書かれると良いのではないでしょうか。つまり、方法序説の(できればどの訳か。訳でなく原著でしたら大変失礼しましたなのですが。岩波文庫なのか中公文庫なのか、ちくま学芸文庫なのか、さらには何ページなのか)第何部のどういった文章についての疑問なのかを補足されると、適切な回答が得られるかと思います。いかがでしょうか。