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会社の区分や種類に関する質問

子会社に内定をもらいましたが親会社も子会社も社長が同じなのですが実質同じ会社と見てもいいのでしょうか?(あまり会社の区分や親会社子会社の概念が詳しくわかりません) 子会社のほうが書面上ですが福利厚生が充実しており初任給も良いようなのですが実際そのような場合やはり生涯年収などに差が生じるのでしょうか?

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  • fuboku
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回答No.1

初めまして。一般論で回答させていただきます。親会社・子会社の関係といってもさまざまなタイプがありますが、子会社が非上場で100%の株式を親会社が保有していると仮定しますと、親会社のほうが明らかに優位です。理由を数点述べますと (1)株主として親会社の意向を100%反映させた経営が行われる。特に社長をはじめとする役員の大層は親会社からの出向であることが想定される上、戦略的な役職にも親会社からの出向社員が就く可能性がある。この場合、当初から子会社社員として採用されている人間は親会社からの出向社員の意に沿って働くコマであることを期待される。 (2)株主である親会社は子会社の利益処分権をもち、子会社に出た利益を配当金として吸い上げる権利を持っている。往々にして子会社が銀行借入等を行うときには親会社が連帯保証をしたりするため、親会社からすれば子会社に厚い内部留保を残す意義はない。そのこと自体は子会社社員にとって不利益と思わないかもしれないが、自由な財産処分権を有していれば子会社社員が自社の強みを生かして新たな業務に参入する投資行為が可能なはずであり、そのような意思決定権を持てないということになる。 (3)子会社の業績が不調であるときに、当該子会社の株式を売却する権限を親会社が握っている。さらには子会社自体の業績が良好でも親会社が不調であるときに手元流動性確保等の理由でも子会社の株式を売却することがありうる。 といったところかと思います。ただ親会社があるということは前述のような親会社からの信用補完行為が行われる可能性が高く、同規模の独立系会社と比べ財務上の優位性を持ちやすいということも事実ですので、子会社の業務に一生をささげられるくらい希望している業界なのであれば子会社に、将来は役員や企業経営に携わりたいなら親会社からの内定を目指すのが良いかと(もちろん子会社が内定を出しているからといって親会社への入社が楽になるはずもなく、子会社を内定辞退しなければいけなくなるであろうことを考えると簡単に決断できることではないでしょうけど・・・。)

wada0425
質問者

お礼

とても詳しく解説していただき誠にありがとうございます! 子会社と親会社を天秤に掛けてリスクも考えこれからどうするか少し悩んでみます。