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原爆投下の理由について。
WW2でアメリカが原爆を投下した理由は諸説ありますが、 「ソ連を牽制するため」という説に関して伺いたいです。 この説に対しては 「アメリカはソ連が日本に侵攻して戦後日本の一部を占領する事態を避けたかったため、わざとソ連に参戦させて日本側に降伏を決断させ、さらに原爆を投下してソ連を牽制したのだ」 という意見もあれば、 「アメリカはヤルタ会談でソ連に対日参戦を促しているので牽制というのはおかしい」 という反論もあります。 ヤルタ会談の件も踏まえ、みなさんの意見を伺いたいです。
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これはルーズベルトとトルーマンの政策方針の違いによるものです。 容共主義的なルーズベルトはソ連を信用していたので、戦争の早期終結のためにはソ連の参戦が最善だと考え、スターリンにそれを促しました・ しかし、ルーズベルトは任期途中で急逝し、副大統領のトルーマンが後任となります。トルーマンはルーズベルトと違って反共主義的な傾向があり、ソ連の参戦は戦後のソ連の勢力拡大を意味するから、それを防ごうと思ったのですが、すでにソ連参戦は既定の事項なので変更できません。そこでソ連参戦の前に原爆を落とすことにしたのです。
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- magicalpass
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> 投下目標地を日本にしたのは > 「1944年夏くらいにはドイツの負けが見え始めたから」 これは結果論でしょう。例え原爆開発がドイツへの対抗上行われたにしろ、敗戦間近の日本に躊躇なく使ったのに人種差別的な理由があったにしろ、兵器というものは使える時期に使える相手にしか使えません。原爆が使用可能になった時点で戦っていた相手が日本だけだったという事実に変わりはないし、日本がポツダム宣言をすぐに受諾していたら原爆は落とされてはいないでしょう。 ま、作ってしまった物は使わずにはいられないというのが一番本当の理由なのかもしれませんが。
- HANANOKEIJ
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今年は、いろんな発見がありました。 原爆被害の実態を調査、研究した、医師、物理学者などのレポートが米軍に渡されて、日本の被爆者の 治療に生かされなかったことが、米国の情報公開の資料でわかりました。 原爆投下の理由についても、いろんなことがわかってきました。 http://www.antiatom.org/GSKY/jp/Rcrd/Basics/jsawa-20.htm http://www.antiatom.org/GSKY/jp/Rcrd/Basics/jsawa-21.htm http://www.antiatom.org/GSKY/jp/Rcrd/Basics/jsawa-22.htm http://www.antiatom.org/GSKY/jp/Rcrd/Basics/jsawa-23.htm http://www.antiatom.org/GSKY/jp/Rcrd/Basics/jsawa-24.htm http://www.antiatom.org/GSKY/jp/Rcrd/Basics/jsawa-25.htm
お礼
ありがとうございます。 参考になりました。
- 畑山 隆志(@deltalon)
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当時、原爆研究は独、日本でも同時に行われていました。 当然早い者勝ちで、先んじた者が勝つことになるので、まず最初にデモンストレーションとして使ってみることが必要だった。さらに軍としては、より強力な破壊力を求める訳ですから、原爆の破壊力は魅力的。 そのころはアメリカも必死でしたから(例えば、コンピューターを研究した人達の権利などは無視されて、今では名前も知られていない。)、とにかく能力や機能を実証しておくためにも、とにかく使ってみることになった。 放射能の影響などは当時ほとんど知られていなかったので、やっぱりやってみるしかなかった。
原爆が完成してしまったからでしょうね。 プロジェクトのリーダーであったオッペンハイマー博士でさえ、原爆被災が人間に与える影響を全く理解していませんでした。 政府、開発者、そして軍部の間にきちんとした意思疎通、意見確認があれば、少なくとも長崎の原爆投下は免れたのではないかと残念です。 戦争末期の日本軍の破れかぶれな様子を見れば、アメリカ軍は一刻も早く終戦に持ち込みたかったでしょう。長引けば自国軍の被害が、日に日に大きくなります。 ソ連の軍隊を南下させて、強い圧力を北から与え、太平洋側からはアメリカ軍が一斉攻撃をかけて、手も足もでないように包囲網を狭めていく作戦でしょう。 戦後、オッペンハイマーさんは日本の物理学者をアメリカに迎え、そのうちの二人はノーベル賞を取りました。財団を作って日本の会社に投資したりしています。自分の出来る範囲で罪滅ぼしをされたんでしょう。
- tande
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ぶっちゃけ、 WW2で何故アメリカは爆弾を使ったのか WW2で何故アメリカは銃弾を使ったのか WW2で何故アメリカは砲弾を使ったのか と聞くのと同じじゃないですかね? 強力な兵器が手元にある、あるから使った、使用禁止のルール無いし 所詮この程度の話でしょう。
- 誠治(SEIZI・SAGE)(@romanda201)
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世界征服の為だと思います
ヤルタ会談では、確かにソ連は対日参戦を促されています。しかし当時から対立関係にあったソ連に対しアメリカがソ連の得になる様な事をさせるとは思えません。 原爆投下は確かに世界に大きな衝撃を与えました。アメリカと対立する東側陣営は心理的ダメージを受けたであろう事は想像に難くありません。アメリカには2つの目的があったと思います。 1)自国が日本占領の中心となる為に、戦争を早期終結させる 2)核の脅威を東側陣営に見せつけ、牽制する その為の投下だったのではないかと思います。 しかし原爆投下のアメリカの真意が何であったにせよ、敵国本土に核爆弾を投下させるという行為は決して許されざる事ではありません。もっと何か戦争を終結させる手段はあった筈です。暴力に対しては暴力で終わらせる。全くアメリカの考え方は昔も今も変わっていません。自国の有利になる事なら何でもやりかねない「怖い国」だと思います。
補足
回答ありがとうございます。 もう1つ質問したいのですが、投下目標地を日本にしたのは 「1944年夏くらいにはドイツの負けが見え始めたから」 という理由だと思うのですが、どうお考えでしょうか?