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木3準耐火の坪単価
住宅販売業初心者です。 建売業の知識として目安を教えてください。 一般的に同じ仕様なら木2よりも木3の方が坪単価は安くなるかと思いますが、 それでは防火指定無しの木2と準防火地域の木3準耐火仕様では 単純に坪単価としてはどっちが上がりますか? 当然坪単価は目安でしかないのはわかっていますが 業界内でやり取りする場合は商売上このあたりのにらみができるかどうかは 不動産取得上重要な部分なので一般的レンジでかまいません。
専門家の回答 ( 1 )
- 専門家佐藤 直子(@n-space) 建築士
回答No.3
建売であれば、当然設計料も込みでの坪単価だと思いますが。 ご存知のとおり、木造3階建ては2階建てに比べて設計基準が厳しいです。 たとえ、基礎と屋根の面積は減ったとしても、平屋と2階建てのような(平屋のほうが割高)比率で減るわけで無し、階段は倍になる、通し柱も太くなって多くなる、壁量も多くなる…。 当然坪単価も2階建てより3階建てのほうが上がってしまいます。 そこに設計料も簡単な軸組計算では済みませんので上がってしまう。 したがって建物だけであれば1割以上は割高になります。 ですが、土地の高いところでは3階にした方が土地建物で合わせれば安くなる場合もあります。 そういった土地は街中のことが多いため、準防火地域の場合が高確率です。 そのため、木3準耐となり、さらに割高になるのです。
佐藤 直子(@n-space) プロフィール
一級建築設計事務所を開設しています。住まいに関しては、安全で安心、居心地の良さのほか、動線・収納計画や美しいインテリア、コスパの良さなど、様々なご提案をいたしております。店舗や賃貸物件などでは事業計画...
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お礼
ありがとうございます。 なるほど2から3は平屋と2階建てのような比率で減るわけではないんですね。 >土地の高いところでは3階にした方が土地建物で合わせれば安くなる場合もあります。 なるほど土地と絡めれば坪単価も按分できることもあるんですね。