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ペースメーカーの設定タイム
現在、国内の4大マラソン(福岡、別大、東京、びわ湖)は、 ペースメーカーの設定タイムが、 5kmを15分フラット~15分10秒ぐらいに設定していますが、 現在の世界記録は2時間3分59秒ですよね? このペースで走ってもゴールタイムは、 2時間6分の半ば~7分の半ばぐらい。 何故もっと5kmごとの設定タイムを上げないのでしょうか? 世界と対等に戦う気がないのでしょうか?
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マラソンは、個々の選手に合致した気候的・地理的な環境条件が整いませんと、世界記録の達成は、大変に難しいことと思われます。 従って、一定の環境条件下では身体能力的に記録保持者より優れている選手でも、別の条件下では必ずしも好タイムにはなりません。 天候は天まかせです。天まかせでありますから、そういうものに過大に期待するのではなく、むしろ、悪条件を念頭に選手は走ります。晴天の筈が風の強い雨天になることも、事前に、含みおいて競技に臨みます。堅実に完走すること、それが、マラソンランナーに課せられたといいましょうか、初期段階で叩き込まれるマラソン理念のようにも思われます。それが選手サイドから設定タイムにクレームがつかない理由ではないでしょうか。 更に、陸連の背広組の思惑としまして、高温多湿な気候的側面、あるいは、高低差による酸素量や、または、空気抵抗などの地理的側面からみて、日本国内での世界記録はあり得ないものと、設定タイムを掲げる関係担当者が考えているものと推察されます。 以上が、私の推理です。失礼しました。
お礼
仰るとおり、日本独特の高温多湿な気候では、 タイムが出難いのかも知れませんね。 加えて、別大はシーサイドコース特有の風 東京もビル風、びわ湖もV字コースなので、 行きは追い風でも帰りはアゲインストの風。 風に悩まされる事も多いので、 国内のコース自体がタイムの出難いコースなのかも知れないですね。 ありがとうございました。