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多くの人が話しているのを聞き分けられるのはなぜ?

探してみたのですが見つからなかったので投稿いたしました。もし同じ内容の質問が存在したらすいません。 人は数人が同時に話しをしているのを聞き分けることができると思うのですが、そもそも人が話している音は波によって伝わるわけですが、なぜ聞き分けられるのでしょうか? 波なので重なってしまい誰がどの発言をしたか、なんの話をしているかわからないと思いました。 自分はあまり波の知識が皆無なのでもしよろしければ教えてください。

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  • tetsumyi
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回答No.5

最近、聴覚の前方定位認識に付いて関心を持って研究し、その能力をかなり知ることができました。 人の聴覚には目と同様の焦点があって焦点を合わせる事で特定の方向と距離の音源の音をはっきり聞き分けることができることがわかりました。 1つの実験をして聞いてみてもらいたいのですが、特定の音(楽器)を聞くとき人はその音源の音だけをきれいな音色で聞くことができて、他の音は濁って聞こえるはずです。 つまり、耳は左右の音を重ね合わせることで焦点を合わせているのです。 左右の音の大きさ、僅かな時間のズレを耳は調整して焦点をあわせることで音の方向と距離を認識していると考えられます。 ですから、生演奏では特定の楽器の音色を簡単に聞き分けてきれいな音を聞くことができますが、ヘッドホン等で聞くときは同じ方向の音は重なり待って聞き分けが難しくなります。 ヘッドホンでの前方定位ができる物をメーカーは開発しようと多くの研究が続けられましたが、はっきり距離を認識できるものはできないであきらめているようです。 前方定位ヘッドホンができればオーディオ界の革命となるでしょう。

Aruru0125
質問者

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いろいろと説明してくださってありがとうございます。とても参考にありました。 もしまた機会がありましたらよろしくお願いいたします。

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  • k_kota
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回答No.7

波の知識が皆無ではどうにもならないというのが本音です。 今分かってる内容だけでも結構なレベルの物が分かってますので。 まあ、エッセンスだけ。 耳が二つあるので、その時間差で方向が分かります。 しかし、これだけでは前後の判断ができませんし上下の判断もできません。 次に外耳、耳ですね。これの形が実は方向に対して特性の異なるフィルタとなっていまして、これで上下とかの判断をするヒントが得られます。 フィルタは相対的なものなので、それだけでは完全に判別はできません。 しかし、頭を動かすことで特性が変わりますので、それで判別するための情報は増えます。 次に神経の方に行きます。 人間はどうやら時間差と音量差をうまく使って方向を認識しますが、 これも学習機能で形成される部分があると思われます。 パターンを覚えて方向推定の能力はかなり上昇します。 次に、理解をすると言うところがあります。 周波数別に処理せず、複数の周波数をまとめて取り扱うことで 「一揃えの音」がどこから来ているのかが分かるようになります。 一回の波では方向は分かりませんが、色々な種類の音についてある程度の長さの時間情報を集めれば方向を特定できるようになります。 そして、意識によって情報にフォーカスをあてます。 頭の中には実は音としてはすべての情報が入ってきているはずです。 しかし、その中で必要なもののみに集中し選択するということができます。 以上の処理の他、様々な未知な、もしくは既知な処理を脳がやっていて、 それぞれがうまく連携してすばやく位置を特定して内容を聞くことを可能にしているのです。

Aruru0125
質問者

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いろいろと説明してくださってありがとうございます。とても参考にありました。 もしまた機会がありましたらよろしくお願いいたします。

noname#175206
noname#175206
回答No.6

 皆様の仰る通りなんですが、余計な差し出口を利いて見ます。  要は聴覚にも指向性があるのと同時に、脳の情報処理のおかげ、ということが大きいです。正面からと真後ろから話しかけられて、どちらの言うことを聞き取るかは、聞き取る人の意志次第で選択できます。  つまり、絡み合った音情報から必要なものを取り出す情報処理機能が脳には備わっているのです。  つまり、耳に届いたままの音を脳が認識しているのではないのですね。  ちなみに視覚も同様。こんな実験があります。上下が逆さまに見えるメガネを人間に1日24時間ずっとかけさせます。しばらくは被験者は混乱します。すると数日を経ずして普通に見えるようになります。メガネをはずと、今度はまた被験者は、しばらくは混乱します。  これも耳と同じく、目のレンズで見たままを、脳が認識しているのではないのですね。  いずれにしろ、物理で解ける問題ではないですね。生物学や医学のほうがいいかもです。

  • kokubosino
  • ベストアンサー率19% (697/3530)
回答No.4

話す内容が理解できるから、というのもあります。 海外に行くと、まったく区別できませんから(^_^;

  • ok-kaneto
  • ベストアンサー率39% (1798/4531)
回答No.3

http://homepage.mac.com/sinx_music/maxmsp/psychoacoustics.html 心理学的側面で考えてみます。 人間の耳はいい加減なので、話している音が100%聞こえなくても、前後の音から自分の知っている語彙等で情報を補完します。 それともう一つ、人間は自分が注意を向けている音だけ聞き取る事ができる能力があります。逆に言うと、注意を向けていない音は聞かないように処理ができます。 よく「カクテルパーティ効果」なんて言われますね。 http://www.1-ski.net/archives/000119.html http://www.right-brain.biz/brain/cocktail.html

Aruru0125
質問者

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  • sanori
  • ベストアンサー率48% (5664/11798)
回答No.2

こんにちは。 1.周波数の高低 周波数、つまり、声の高さによって、この人は高い声を出す人、あっちの人は低い声を出す人という違いがわかります。 ピアノで2つ以上を同時に鳴らす、つまり、和音を弾いたとき、音感がある人は1個1個の音を聴き取ることができますが、それと同じです。 2.スペクトル 全く同じ高さの音を発しても、倍音成分やその人独特の声のノイズを聴き分けることができます。 楽器で言えば、2つ以上の楽器がまったく同じ高さの同じ音を鳴らしても、慣れた人であれば、「クラリネットとビオラとトランペット」と聴き分けることができますが、それと同じです。 3.方角 人間の外耳は、とても複雑な形をしています。音が来る方角によって、外耳のどの突起に反射して内耳に入るかが異なります。 そのため、どの方角から聞こえてくる音なのかを判別できるのだそうです。 私の父が、会合や宴会のときに補聴器をつけると、どの人が喋っている声なのかわからなくなると言っていますが、これと関係するかもしれません。 以上のほか、視覚との相乗効果もあるらしいです。

回答No.1

音波が重なっても「重なる前と重なった後では波形が異なる」ので「重なっている事」を認識出来るし、何と何が重なっているかも「過去の経験」から推測出来ます。   で、声が重なって聞き取り難い場合ってのは「逆位相の似たような波形が重なり、双方が打ち消しあって合成波形の振幅が小さくなり、波形が読み取れなくなる」のが原因です。

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