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故事ー河に物を落として舷(船端)に徴し
確か周の人という事での故事だったと存じます。 舟で河を行くときに物を河に落としてしまった。 そこでその人は舷(船端)に徴しをつけた。 という故事だったと存じます。 1. このような故事をご存じないでしょうか?全体のお話はどういうものでありましたでしょうか? 2. 何時ごろのおはなしだったのでしょうか? 3. 物とは何を河におとしたのでしょうか? 4. 周の人で正しかったでしょうか? 夏、殷、周の周という意味での周の国の人ということでしたでしょうか? どうかよろしくお願い申しあげます。検索しても出てこないものでして。
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この話しではないでしょうか。 http://www.geocities.jp/tomomi965/kotowaza10/10-51-7.html 3。は剣だったのでしょう。 ・「舟に刻みて剣を求む」 《原文》楚人有渉江者。其剣自舟中墜於水。遽刻其舟曰、「是吾剣之所従墜」。舟止。従其所刻者、入水求之。舟已行矣、而剣不行。求剣若此、不亦惑乎。 《訓読》楚人に江を渉る者有り。其の剣舟中より水に墜つ。遽かに其の舟に刻みて曰く、「是れ吾が剣の従りて墜ちし所なり」と。舟止(とど)まる。其の刻みし所の者より、水に入りて之を求む。舟已に行けり、而も剣は行かず。剣を求むること此くの若きは、亦惑いならずや。 《訳》楚の国で川を渡る人がいた。その人の剣が舟から水中に落ちた。あわてて舟ばたに目じるしをきざみつけて「ここが私の剣の落ちた箇所だ」と言った。船が止まった。その目じるしをつけた舟ばたから水に入って剣を探したが、舟はすでに移動している。ところが剣は移動しない。剣を探すのにこんな方法では道理に合わないではないか。
お礼
SPS700さん、早速に的確にして明確、ご親切なお教えに感謝申し上げます。 周人ではなく楚の人だったのですね。いくら検索しても分らないはずでした。 やはり荷物ではなく剣だったのですか。鞘からするりと滑り落ちたのかも知れませんね。 私達はともすれば過去を現在の意識や情況で振り返り、先人や歴史の歩みも評論や評価したりします。 豈、楚人のことならずですね。 人の思考などのすべてがそういうもののような気がして、この話での哲学カテ質問を起しております。 どうかお教えを賜れますように。 有り難う御座いました。