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地球の温度

地球の内核は溶けた鉄が対流して地磁気を生んでいるそうですが、この溶けた内核はいずれは冷えて固まるのでしょうか。それとも、地殻が完全に断熱しているので、地球内部の温度は下がっていくことはないのでしょうか。

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  • htms42
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回答No.1

「地熱」という言葉をご存知ですね。 内部に熱源があれば少しずつ地表に伝わってきます。 熱源が「溶けた鉄」のようなものだけであれば割合と短い時間で冷たくなってしまうはずです。 地球を作っている物質の熱伝導度、 地表への熱の流出量(地熱) 高圧での鉄の融点 などから地球の年齢を推測するという事が行われたようです。確か1億年程度だったと思います。 他にも 川の水に含まれている塩分濃度 世界中の川の流量 現在の海水の塩分濃度 から地球の年齢を推定することも行われたそうです。 これも1億年程度だったそうです。 こういう風に結果は同じ程度の数字になるのでかなり信頼できると考えられたようです。 ダーウィンはこれを聞いて困ってしまったということです。 彼の考えているような進化が起こるためには短すぎるという判断です。 火の玉がただ冷えて固まるという地球の誕生のモデル自体に「?」があるのです。 当時は放射線の存在も核分裂、核融合も知られていませんでした。 高等学校の地学の教科書には地熱の源は「放射性物質の核分裂による」と書かれています。 溶けた鉄の状態を維持するような別の熱源が存在しているのです。 教科書には地球の年齢は45億年程度であると書かれています。 1億年が45億年まで伸びた分が放射性物質の働きです。 そういう熱源のエネルギーもいずれは使いつくされてしまうでしょう。 そうなれば冷たい地球になってしまうでしょう。

KaikeNinja
質問者

お礼

放射性物質の寄与が私が考えていたよりも、ずっと大きいのだと感じました。どうもありがとうございました。

KaikeNinja
質問者

補足

地球の温度のバランスは、入ってくる太陽熱と放射性物質が生み出す地熱があって、初めて放射熱による冷却とつりあっていると理解するべきなんですね?結構恐い話だと思いました。

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