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強制収用所・・・
第二次大戦後にシベリアやその他の極寒の地に日本人が抑留され強制労働を強いられた事を題材にした小説を読んでみたいと思うのですが・・。 不毛地帯という企業小説を読んでみてそう思ったのですが・・。何かお勧めの本があれば教えて下さい。
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作家の長谷川四郎は自らのシベリア体験をテーマに「鶴」「シベリア物語」などの作品を残しています。 悲惨な体験にもかかわらず、どこか抜けた味がある小説です。 二度捕虜収容所から脱走を試みながら失敗し、自分からシベリア行きを望んだなど、なぞの多い人物だったようです。
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- kotiqsai
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小説ではありませんが、辺見じゅん著「収容所(ラーゲリ)から届いた遺書」(文春文庫)は、小説もびっくりの感動ノンフィクションでした。感動を読者に残したいので、どうやって遺書が届いたかは書きませんが。 村上春樹「ねじまき鳥クロニクル」でも、シベリア抑留のエピソードがあります。収容所の苦労というよりノモンハンから続く、奇妙でブラックなエピソードとしての収容所が描かれているので、ご質問の趣旨とは違うかもしれません。
ナチの強制収容所同様、あまりに重いテーマですので、小説になっているかどうか分かりません。しかし、手記やルポルタージュとしてはいつくも出版されています。わたしの記憶に残ったものを2冊だけご紹介します。あなたがおいくつくらいの方か存じませんが、ある程度、太平洋戦争の戦前・戦中のことをご存知でないと分かりにくいかもしれませんので悪しからず。 叔父(すでに他界)がシベリアに抑留されておりましたが、一度も話を聞く機会がありませんでした。それほど、人に話すことがためらわれる、そして話しても実情が伝わりにくい出来事だったのだと感じています。 追憶の日々―私のシベリア抑留記 関 清人 (著) 文芸社 シベリア抑留 御田 重宝 (著) 講談社文庫
- kino
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『瀬島龍三 回想録 幾山河』 瀬島龍三・扶桑社 シベリアの強制収容所のことが多く記載されています。著書の中では、高級軍人の彼が、国家大局から見据えた意見を、率直に記していますので、ご自分のお考えと照らし合わせてみれば、いかがでしょうか。