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クリーンベンチと安全キャビネットの違い

有機溶媒などを取り扱う安全キャビネットの風向きは揮発した溶媒を人が吸い込まないように外から中になっていますが、微生物を取り扱うクリーンベンチでは中から外になっています。 その理由はなんなのでしょうか? 基本的な質問で申し訳ありませんが、中から外では微生物を人が吸い込んでしまうのではないかと思って質問させていただきました。

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  • Hayate03
  • ベストアンサー率36% (112/304)
回答No.1

微生物を取り扱う場合にも、感染等のリスクがある場合には 安全キャビネットを使います(いわゆるバイオハザード対策 が必要な場合)。 クリーンベンチは単に無菌操作を行うための装置で、外気を 濾過して内から外に流す事で、無菌状態を作り出しています。 したがって、バイオハザードには対応しておらず、飛沫を生 じたり、胞子を形成するような(カビみたいな)生物を取り 扱う場合には、人がそれを吸い込む事になります。 バイオハザードに使う安全キャビネットは、クリーンベンチ の排気を前面からでなく、濾過器を有する排気系により排気 する仕組みになっています。 なお、有機溶媒などを取り扱う安全キャビネットと、バイオ ハザードの目的で用いられる安全キャビネットでは、吸気系 の濾過装置の有る無しの違いがあるような気がします。

その他の回答 (1)

  • jkpawapuro
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回答No.2

安全キャビネットは人を守るためのものですが、クリーンベンチは中で扱う試料を守るためのもので、人を守るようには作られていません。クリーンベンチで病原性のあるものを扱ってはいけません。

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