「サラダ記念日」の女心は?
俵万智さんの有名な短歌、
この味がいいねと君が言ったから七月六日はサラダ記念日
これはどういう女性心を表現しているのでしょうか?
最初に思ったのは、これは実際のことではないのでは?という疑問です。
恋人に褒められたという理由で、料理に記念日をつける人がいるとは思えません。
もしいるとすればこれは「純情」「純愛」ということになります。
これが短歌上の虚構とすれば、「純愛を演じてみせる女心」のように思われます。
それが「したたか」なのか、「かわいい」のはわかりませんが。
また、この短歌が恋人に見せるために詠んだのなら、一種の恋文でしょう。
しかし全くの虚構で、発表するために作ったとしたら、どういう心理が作用しているのでしょうか?
教科書にも載っている有名な短歌ですが、とても含蓄のあるように思えます。
どなたかこの短歌の女心を読み解いてください。
それとも質問者の深読みでしょうか。
よろしくお願いします。