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デフレを解決するための解決策は難しいのか
- デフレの解決策は難しい。企業は内部留保に頼り、金融緩和も社会全体にお金を循環させず雇用も増やさない。
- 介護・福祉や農業などで新しいサービスや雇用を生み出す努力も限定的であり、経済を活性化させるには大きな動きが必要。
- 創造性を発揮する産業が必要だが、日本ではゲーム業界以外にはあまり思い浮かばず、活性化には課題がある。観光政策も起爆剤にはなり得ないかもしれない。
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質問者が選んだベストアンサー
質問者さまのご質問は非常にストレートで美しいと思っております。 実は僕は、デフレの解決策や景気を良くする突破口と幸運にも巡り合う事が出来ました。ですので、ストレートで美しい質問者さまのご質問に対してタイピングする事はとても心が躍るものですし、ものすごくワクワクしながら書き進めております。 ご質問内容に沿う範囲で、しかし存分にお応えしたいと思っております(字数が気になりますが)。 結論から申しますと解決策そのものは難しくございません。僕自身は、解決策を推進する立場にいますのでそうとしか思えないんですね。デフレ突破の道が明確に見えております。繰り返しますが、解決策そのものは何ほども難しくはございません。 ですが、解決策そのものは明確に見えておりますしシンプルでありましても、それが伝達するまでにはある一定の時間はかかります。その一定の時間がかかる事を第三者が見て、難しく思えてしまう事はあるかと思うのです。僕から見れば、それは必要な時間なのですし、出口や突破に近付いている時間なのですから、例え些か掛かったとしましても喜んで、楽しんで、行ける道だと思うのですが。 時間が掛かるという事を歴史上の事例から例えさせて下さい。 イギリスから産業革命が起こりました。 アメリカからはIT革命が起こりました。 それではそれぞれを代表する車やインターネットが世界中に広まるまでには一体どれくらい時間が掛かりましたでしょうか? 車が開発された当初は、赤い旗か何かを持って人が走って行き、その後ろを車が走っていたという話を聞いた事があります。今では、車が走るところには道路が整備されておりますしガソリンスタンドもございます。 その車が広がりきるまでには100年が掛かったと言います。 同様にしまして、インターネットが世界中に広がるまでには30年が掛かっていると言います。 結構長いものですね。 しかし、インフラの整備が整っておりますので、次に起こる革命が広がりきるには長くても30年だという事は簡単に予測できそうです。僕は、次の革命は日本から始まり、10年あれば世界に広がると観ております。長く見ましても13年ほどを見込んでおります。 日本から起こる新しい革命と新産業によって、今、観えている様々な危機はチャンスへと転換する事が出来ます。質問者さまの仰る通り、実は今は戦争が起きていても不思議ではない状態と僕も捉えております。ですが、戦争は起こせない。 戦争を起こさずにして、全てが過剰である今の現状に新しい流れを産み出すには、戦争が起きているという状況に変わる程の大変革が必要でございましょう。それは、バブルをひっくり返す事に相当しますし、デフレを解消する事に相当しますし、新成長エンジンともなる経済の起爆剤を発明した事に相当しますし、新しい経済大陸を発見したという事に相当します。 他にも色んな表現が出来るでございましょう。 日本の高度経済成長イザナギv2.0の胎動であり、日本が世界をリードするキッカケでもあり、世界中が欲している需要市場の開拓産業でもあり・・・表現は何でも良いのだと思います。要は相当数の問題を同時多発的に解消解決するばかりか、そここそが強烈なチャンスへと反転させるスキマでもあると言えるでしょう。 新しい産業や新しい経済がスタートする一歩手前には、それまでの古い秩序が明確にストップする事が必要不可欠です。ですので、ここでは大雑把に以下の疑問に焦点を宛てて、その疑問を解消する抜け穴をご紹介します。 ・バブルが起きる元凶が何だったのでしょうか? ・デフレ下では一体何が期待されているのでしょうか? ・今、強烈な需要市場はどこにあるのでしょうか? バブルが起きる元凶と言いますかキッカケは実は日本のMade in Japanの大躍進がありました。これによりアメリカ・西洋のモノ作り・製造業は市場規模を失いほぼ壊滅しております。それくらい、Made in Japanは凄まじかったんですね。どう頑張ってみても勝てません。 アメリカは本来、そこで経済的解決策によって解決しなければなりませんでした。ITの様な新産業樹立に総力を挙げるべきだったんですが、政治的解決策となるプラザ合意によって力で日本を屈服させました。この時を境に日本は円高に向かいます。 その頃平行しまして、アメリカやイギリスを中心として小学校の頃から・・・すみません字数が。 質問者様のご質問に重なるかは分かりませんが非常に参考になる類似的な質問QNo.6335971『景気を良くする具体的手法』がありましたのでご紹介します。投稿日時 - 2010-11-22 11:25:05にbislandさんが投稿されましたご質問に僕がANo.6として応えておりますので、そちらもご参照下さい。
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- covanonki
- ベストアンサー率48% (219/448)
個人的に、最近主張してるのが、「大規模小売店舗法の復活」。教えてgoo的には2連敗なんですが、デフレ を解決するには、「需要を拡大する」だけでなく、「供給量を減らす」ことも一つの案だと思うんです。 観光産業だって、「外国から観光客を招く」より、「日本人が国内で需要を起こす」方が理想的でしょ? 業種別に考えると、製造業に勤める人が日本では一番多くて、二番目に多いのが流通業。私が考えるのは、 この2番目の流通業に法律的な規制をかけることです。 昔はスーパーにしても、週に一度は休みがあって、大みそかまで精一杯販売を行って、正月は3日間お休み。 お店だって7時や8時に閉まる店も少なくはなかったと思うのです。 アメリカは国土だって広いし、人口だって日本の何倍もいる。何より買い物の仕方が違うから、メガとかハ イパーと呼ばれるような規模の商業施設でも十分に通用します。ところが、日本てそんなアメリカとは事情 が大きく異なります。 バブル崩壊以降、日本経済に潜在的な不況感をもたらす結果となった法律がこの「大規模小売店舗法」。 大店法が廃止されたせいで、流通業界に携わる人たちが、「自由」を奪われてしまったんじゃないか。私は そう考えています。 大店法が廃止される前、準備的に改正された大店法の内容が、 (1)1,000m2未満の店舗の出店は原則調整不要 (2)閉店時刻(午後7時→午後8時) (3)年間休業日数(44日→24日以上) (4)年間60日を限度に閉店時間を1時間延長 そして、最終的に大店法が廃止され、「開店日」、「閉店時刻」、「休業日数」の3項目についての届け 出が不要となりました。 この、大店法が廃止されるにいたる原因となったのが、アメリカからの外圧です。アメリカから、「日本 でもアメリカ型の店舗の出店を可能にしろ」と言われて言われたとおりに改正しちゃったのがこの法律。 結果、需要も大幅に伸びましたが、同時に供給量も莫大に増進しました。 ですが、陰で中小規模の商店は次々と閉鎖に追い込まれ、つまり「商業施設」という分野に新規参入する 魅力がなくなってしまったのです。「便利さ」のみを追求しすぎた結果です。大規模小売店の営業方法、 第一に月に最低1度(2度でも良いと思うのですが)の店休日の設定。第2に閉店時間の短縮。第3に、短縮 した上で、開店時間の設定をずらすことで、閉店時間をフレキシブルにする。 大型店の正月営業の原則禁止。女性の9時以降労働の原則禁止(これは女性の身の安全も意識してのこと です)。 これらのことを実行することで、流通に携わる人たちのこころに余裕とゆとりが生まれ、また時間もでき るわけですから、当然消費を起こすだけのゆとりもできるはずです。 規制緩和の名のもとに、良いことも、悪いこともすべて規制を撤廃してしまったことが、今の日本の現状 をここまでにしてしまったのではないか、と考えています。 何かを規制することによって、隙間産業として、必ず別の産業が発生するはずです。 そのことがまた新たに重要と供給の拡大へとつながるのではないでしょうか。
お礼
大店法は名前は何度か聞いたことがありますが、内容をこんなに詳しくチェックできたのは初めてでした。成立の背景も勉強になりました。ありがとうございました!
- nasi000
- ベストアンサー率19% (100/514)
まず結論から言ってしまえば、それがわかってたら世界を救える人にもなれますし、預言者にもなれますし、大金持ちにもなれるでしょう。 基本的に米国の80年代90年代を見てもわかるように、成長力の鈍化する先進国にとって経済が活性化するには自国から新産業を発生させる他に本当の意味での経済回復へは行き着かないでしょう。米国はIT革命とも呼称される新産業を自国から発生させる事に成功したことで米国経済が復活する事ができたのです。 「ゲームばかりで活性化するって言うのも、なんかオタクの人を増やすばかりで不健全なイメージ」といっても、つい少し前まで「パソコンなんてのはオタクの中のオタクがいじるもの」でしたので、その後の何かによってイメージとはいくらでも変化するものなのでしょうね。インターネットなんてパソコン通信の言葉の言い換えでありパソコン通信なんてそうとうキモイイメージだったと思います。 昔はゲームなんかやってと言われていて今では大人もゲームをやる社会になり、昔は漫画なんか読んでと言われ今では大人も漫画を読んでいる社会になり、昔は小説なんて読んでと言われ今では小説を大人が子供に勧めるような社会になり、昔は大学に行くと馬鹿になるといわれ今ではお受験競争でこぞって大人が子供を大学へ入れようとあくせくしている。 結局、新しいものというのには既存の権威が存在しないため世間から嫌悪される存在であり、そしてそこを潰してしまうとそこから生まれる可能性のある新産業も育たないし経済も活性化しないという事でしょう。まぁそれで楽しい社会になるのかどうかは別問題ですが。 言い出せばいくらでもあるし、言い出せば何も無いというのがこの先の経済の活性化につながる産業ってところでしょう。
お礼
質問自体評価していただき、ありがとうございます!別の質問も見させていただきました。色々勉強になりました、ありがとうございます!