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振り込み手数料を差し引いて経費を支払う時の仕分け
うちの会社では、振り込み手数料を差し引いて取引先に経費を支払うときに たとえば 借方 貸方 印刷費支出 預金 支払手数料支出 という仕分けをします。預金から引き出されるのは印刷費支出から手数料を引いた額です。 これはどういう意味なのでしょう。 まったく簿記会計の知識がなく、言われたままに仕分けをしていて、恥ずかしいのですが、 どなたか教えてください。 試算表を作るときは、この支払手数料支出は、借方にマイナス表示で計算します。
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銀行への支払手数料は後日まとめて引き落とされるのでしょう。おそらくその際には何らかのボリュームディスカウントもあるかもしれません。 一方、印刷費の支払先に対しては、「支払手数料を差し引いて振り込む」という契約になっているので、一般的な支払手数料分を除いた額を送金しているということでしょう。 その結果、支払い手数料勘定としては、銀行から引き落とされた全額がいったん計上されるものの、支払先負担の手数料がマイナスで計上されるので、差し引き御社負担はなくなる(手数料のディスカウントがあればむしろ利益が生じる)ということです。このことは「支払手数料支出」勘定を確認すればわかるでしょう。 なお、企業会計では通常、「支払手数料支出」などという勘定科目は使わず、これを使うとすれば公益法人などの収支計算を行う団体だと思います。今回の質問では企業会計でも公益法人会計でも考え方の違いはありませんが、資産の購入時や資金収支、利益概念などに大きな違いがあるので、質問内容によっては答え方が違ってきますから、質問の前提となる事柄は正確に記載すべきです。