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更級日記・門出

更級日記・門出の一文 「京にとく上げ給ひて、物語の多く…」 「上げ給ひて」の給ひては補助動詞ですか? 敬語の種類・活用形・訳を教えてもらえると助かります。

みんなの回答

  • banzaiA
  • ベストアンサー率16% (100/595)
回答No.2

>上げ給ひて 上げ・・・ガ行下二段活用連用形 給ひ・・・尊敬の補助動詞連用形 て・・・接続助詞 「お上げになって」「お上げなさって」などの意。 「京にとく上げ給ひて、物語の多く候なる、ある限り見せ給へ。」の 「見せ給へ。」の「給へ」は尊敬の補助動詞命令形です。 「(私を)京に早くお上げになって、物語のたくさんございますとかいう、その物語をすべてお見せください。」の意になります。

  • alice0202
  • ベストアンサー率58% (7/12)
回答No.1

上げ給ひての給ひは、「上げ」がガ行下二段活用の連用形となっていますので、謙譲の補助動詞「給ふ」の連用形となります。 したがって訳は、「京都に早く上げて(上京させて)くださって」となります。 ちなみに、この場面は作者が必死に仏間で祈りを捧げる場面ですので、敬意の対象は勿論作者→仏となります。

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