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卵の中のひよこが自力で卵の殻を割ることができない
卵の中のひよこが自力で卵の殻を割ることができない そんなことがあるんでしょうか。 どうか回答お願いします!
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ニワトリの卵は 長い年月、ヒトによって育てられてきた結果 殻がひじょうに薄くなりました。 それでも、自力で割れないヒヨコはいます。 野生の鳥類の卵の殻は ニワトリよりもずっと厚くて頑丈です。 当然、自力で割れないヒナもいます。 自力で卵の殻さえ割れないようなヒナでは その後の発育にも問題が出てくる可能性は 高いと考えられます。 つまり、「自力で卵を割る」というのは 鳥の人生で最初に超えなければならない ハードルのようなものなのです。 ちなみに、卵の殻の内側には血管が張り巡らされており、 ヒナは孵化直前にこの血管から殻の カルシウム分を取り込みます。 これにより、自分の体の強化と 殻の軟化を同時に行うのです。 カルシウムを吸収し終わると この血管は急速にしぼみます。 ヒトが殻を割るのを手伝うと、 この血管のしぼみ具合が 外からはわからないため、 殻を割ることにより、多量の出血を おこして、ヒナが死亡することもあります。 残酷なようですが 「自力で卵を割ることができるヒナ」こそ 「生き残れるヒナ」なのです。
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noname#160718
回答No.1
普通にありますよ。 鶏(白色レグホンやポリスブラウンなどの採卵種)なら20-30個に1個くらいの率かなぁ。烏骨鶏ではもっと多くて1/3くらいが自力で殻を割ることができませんでした。 つい人の手で割ってやりたくなるのですが、そうやって孵化させても弱くて育たないことが多いので、自力で殻を割れないヒヨコは放置するのが正しい、と言われてはいます。
お礼
ありがとうございました。 ハードルですか、勉強になりました。