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器械体操をしていて腰椎分離症に
高一の、女子器械体操をしている娘がいます。 この夏、腰椎分離症と診断されました。 娘は、来年のインターハイの選手になりたくて、毎日筋トレに励んでいます。 娘が、サイトで同じように分離症を持ちながら器械体操をしている、もしくは経験をされた方が、どんな練習方法をとっているのかを聞いて欲しいと頼んできました。 どなたか、指導をお願いします。
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- GUNHEADunit508
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migiwa7737様。 ご息女が腰椎分離症と診断されながらも、インターハイを目指して努力を続けておられる、とのことで、親として応援してやりたい気持ちと体を大事にして欲しいという気持ちで、日々葛藤されておられることと存じます。 僭越ではありますが、中学時代に腰椎分離、椎間板ヘルニアを併発し、3年間のリハビリの末に大学時代にインカレ出場を果たした経験から、私見を述べさせて頂きます。 <最初に> まず、診断を受けられた後、インターネット等ですでに探されたと思いますが、専門医による指導が何よりも重要です。 http://www.orth.or.jp/hospital/kosi/bunri.html ↑上記ページ内に、腹筋等の方法についてリンクがあります。 http://www.pref.kochi.lg.jp/uploaded/attachment/4215.pdf 要約しますと以下のようになるかと思います。 ・骨ゆ合の期待できる場合 ⇒ 安静とコルセット、骨の生成を助けるコラーゲンの摂取 ・骨ゆ合が期待できない場合 ⇒ ストレッチングや筋トレ、さらには神経ブロックや痛み止めの服用、最後の手段で手術 <私の場合> 私は軽症だった為(下半身の痺れなどはなし)、腹筋運動、背筋運動を続けました。高校時代、だいたい一日200~300回をこなしました(最後の方は2~5kg程度の重りをつけました)。ただ、今から考えますと腹筋や背筋の方法などは大変雑でしたので、専門のトレーナー、スポーツドクターの方にトレーニング方法のご指導を受けると良いでしょう。 また、腰痛対策として「歩く」ことが大変効果的です。しっかりと締めたスポーツシューズでウォーキングをすることも良いかと思います。「走る」のも効果的だとは思いますが、走ってもよい症状なのかどうか、専門医の意見を伺ってください。 <器械体操という特殊性> 器械体操選手、特に女子は後屈することが多く(平均台のブリッジ系などで特に)、アクロバット系の着地の衝撃も含め、最も痛みを伴う動きが多くあります。 演技構成そのものをコーチ、顧問の先生方と相談されたほうが良いでしょう。そもそも、顧問やコーチの先生はご息女が腰椎分離と診断されたことについて、どのようにお考えなのでしょうか? 大学でのインターカレッジ出場を目指し、高校時代はリハビリに専念する(手術も考慮して)という選択肢もあります。 <気持ちの整理を> 腰は、一生涯にかかわる部位です。確かに私はリハビリの末、念願の全国出場を果たし、選手として満足を得ました。しかし、引退して10年がたちますが、2時間以上の車の運転はできず、デスクワークも長時間は行えないのが現実です(投薬治療などは現在していません)。 このまま競技を続ける事で、将来的に腰痛で苦しむかもしれないということ、何よりも親として、ご息女の将来を心配する率直なお母様や御家族の気持ちは話されましたか? その上で、例え将来的に慢性の腰痛を抱えて生きていく事になっても、ご息女が今を後悔したくないと思われ、migiwa7737様も覚悟を決められたなら、思うように動けない焦りや悔しさの中で折れずに歯を食いしばって努力するご息女の心の支えになってあげて下さい。 「いつ辞めてもいい」私は母がつねに口にしていた言葉で、救われていたような気がします。 競技を続ける以上、成功と失敗、栄光と挫折は常に問われます。 腰に骨を固定するプレートをいれ、神経ブロックも行い、試合寸前まで出場するか否か、決断を迫られる、そんな中でやりきった選手もいます。思うように動けず、悔し涙で選手を引退せざるをえなかった選手もいます。 けれど私は、成功に笑い、失敗に泣きながらただひたむきに引退する日まで競技を続けたということ、それこそが真に価値あるものだと思います。 その価値を他ならぬお母様が誉めてあげて下さいね。 痛みの中、それでも前を向いておられるご息女に。 そして、そんなご息女を支え続けてこられたmigiwa7737様に。 ガンバ!