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インフレ率は少しずつ上がるの良い?

インフレ率というのは、毎年、小幅に上昇していくのが望ましいとされているようですが、(国によっても違うかもしれませんが)何故ですか? 池上さんに代わって、なるべく分かりやすく解説お願いしますm(__)m

質問者が選んだベストアンサー

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  • Willyt
  • ベストアンサー率25% (2858/11131)
回答No.2

 経済が上向きの場合、すべての業種の成長が上向きであるとは限りません。いい業種もあれば悪い業種もあります。利潤の多い業種では経営者も従業員も収入が上がります。ところが悪い業種では収入が上がりません。簡単な例を挙げれば床屋さんは景気がいいからと言ってお客が沢山来るわけではありません。しかし他の業種の収入がよくなると、それなりの収入を得たいと思うのは人情ですし、従業員にそれなりの賃上げを行なわないと辞めて他の景気のいい業種に移られてしまいます。そこで床屋の親父さんは整髪料の値上げをして対応することになります。こういうメカニズムが景気がいいと物価が上がるメカニズムで、美濃部元東京都知事はこれをインフレと呼びましたが、実はそうではなく、所得の調整であり、それは致し方のないことなのです。つまり、成長産業が所得水準を引き揚げると賃金の相場が引き上げられ、合理化のできない業種では値上げでこれに対応するしかないということで所得配分の調整が行なわれるのです。  ですから物価指数が少しプラスである状況を作り出すことが皆にとってハッピーな状態だということなのです。また物価の上昇は金利の低下ということにもなるのはご理解いただけますよね。借りたお金が返し易くなるという余録もあるのです。高度成長期にマイホームを買った人達は毎年物価が上がり、それにつれて給料も上がってくれるので借金の返済が容易なって行ったのですよ。

その他の回答 (5)

回答No.6

この理論は本末転倒だと思います。小幅なインフレが良いと言うのは 経済が順調に成長するといった意味なのでしょう。だが小幅なインフレ=経済成長 と 言うわけではない。輸入物価が上がったインフレでは実態経済は悪化してしまう。  そもそも資本主義経済は余計なお金を供給することによって、投資を促し、生産性(広義の意味で)を 上げることで実態経済を成長させる。これが連続的に行われることによって、見せかけ上の 穏やかなインフレが起きる。しかし実態経済の成長以上に余計なお金が供給されると、 インフレ率は徐々に上昇し、ついにバブルとなり、破裂することとなる。  資本主義はもともと自立経済ですから予測できる生産性にそって余計な資金を 銀行が供給しインフレとなるのですが企業がそのお金を生産性向上に使えなければ バブルとなってしまうか、海外に資金が逃げ出してしまうことになります。  いままで20年の長きにわたりデフレが続いたのは企業のモラル向上により、生産性の 上がらない投資を避け、バブルを回避しているからです。つまり、企業はできることなら 銀行からお金を借りて、生産性の上がる投資をしたいのですが規制によって、それができないの です。生産性が上げられないのです。ですから政府がいくら流動性を上げても、肝心の 企業はそれを活用できないのが実態です。もし次々と規制を撤廃できれば、それだけで 企業は投資を開始し、銀行貸し出しが増え、インフレとなり経済は成長するのです。  というわけでインフレ率議論はあまり意味がないのです。エンジンのない車にガソリン を入れようとする議論ではないでしょうか。

kazukundegozaru
質問者

お礼

ありがとうございます。他の皆様もありがとうございました!

  • ryuken_dec
  • ベストアンサー率27% (853/3139)
回答No.5

>インフレ率というのは、毎年、小幅に上昇していくのが望ましいとされている そんな説を述べるまともな経済学者や政治家はいない。 中国、インド、ブラジルなどはインフレ率を下げようと金利引き締めをしている。ハイパーインフレに陥った国は一気にインフレ率が下がることが望ましい。毎年小幅に上昇して、今年のインフレ率は50%、来年は50.5%、再来年は51%・・・と上っていくことは全く望ましくない。 インフレ率はある範囲に収まっていることが望ましいとされ、それは1-4%程度とされる。 1年以内に数百%もインフレ率が下がったほうがいいのはハイパーインフレになった場合だけのように、インフレ率が小幅に上昇した方が良いのはある特定の条件にある時のみ。

kazukundegozaru
質問者

お礼

すいません、微妙にニュアンスを伝え間違ったようです^^; >インフレ率はある範囲に収まっていることが望ましいとされ、それは1-4%程度とされる。 これですね、これの理由が知りたかったのでした。

  • gungnir7
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回答No.4

インフレ率が小幅に上昇していくのは望ましいことです。 概ね2%台が良好とされ、それに向かって徐々に増加していくのは良いことです。   これは物価が徐々に上昇していくということで、本質的にNo3の方と同じ内容です。 物価が徐々に上昇することで忌まわしきデフレとサヨナラできるのです。   インフレもいきなり2%とかに行ってしまうと、 金利はすぎに上昇しますが、給与はすぐには上がらないので 住宅ローンを抱えている人達は大変な目に遭います。 徐々にインフレにして、ならし運転みたいな期間が必要です。

回答No.3

インフレ率が小幅に上昇していくのが望ましいと言っている学者・政治家は居ないと思いますが、誰から聞いたのですか? 物価が小幅に上昇していくのが望ましいと言っている学者や政治家が居ますが、この根拠は、緩やかなインフレが持続している場合は、借金して投資すると借金返済よりも投資収益が大きくなる可能性が大きく、投資が活発化すること、そして、国家として保証している老人に対する年金の財政負担が年々楽になるから二点が理由だと思います。 二点とも老人には関係無いか利益が無いので、老人が選挙権をもっている国では選択しにくいでしょうね。

  • sotom
  • ベストアンサー率15% (698/4465)
回答No.1

テレビばかり見てないでまともな本を読みましょう。 永遠にインフレし続けるなんてありえませんから。

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