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家庭裁判所調査官と大学院について。
家庭裁判所調査官と大学院について。 私は、筑波大学の心理学類に進学したいと考えている受験生です。 将来は、家裁調査官になりたいのですが、この場合は大学院に進学すべきでしょうか?? また、家裁の方面に進みたい時は、社会心理学領域をメインに学んでいくべきでしょうか?? (因みに、研究領域は、発達心理学・社会心理学・教育心理学・実験心理学・臨床心理学があります。)
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法務技官や科学警察方面への就職希望なら 大学院進学はほぼ必須となるでしょうが, 家庭裁判所調査官補の場合はちょっと微妙です。 というのは 調査官補を一人前の調査官に育てるために, 最高裁判所は並みの大学院以上の 研修プログラムを用意しているからです。 調査官になることが目的なら, 4年生時点で採用試験に合格できる学力のある学生にとって 大学院進学はむしろ遠回りになるかもしれません。 ただ,長い人生を考えた場合, 修士号を取得していること, また臨床心理士資格を有していることが 人生の選択肢を広げてくれる可能性があります。 実際,修士課程を修了してから調査官補に合格し, 臨床心理士資格も取得して (臨床心理士の指定大学院なんてものがなかった頃ですが), 調査官として10年ほど勤務してから 大学教員に転じたなんて人もいます。 というわけで, もし私が個人的に相談されたなら, 大学院進学を勧めるかなぁ。 筑波なら心理学では日本最高レベルの研究環境だし, 大学院に受からないようなら調査官補合格はほど遠いし。 あと,調査官になるのに 社会心理学専攻でなければならない理由はありません。 臨床も実験も,発達も教育も, 調査官になるのに無駄な知識なんてありません。 学部時代(大学の4年間のこと)は幅広く学ぶことを心掛け, ゼミやコースの選択は 自分の関心と教授の人柄を基準にするのが良いでしょう。
お礼
回答ありがとうございました。 大学院進学を視野に入れていこうと思います。 ・・・まずは大学に進学できたらの話ですが。