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天文航海法について

天文航海法について なんら道具を使わずに、星を見て現在の位置と方向性を把握して目的地までたどり着く方法があると聞きます。 一部の国の少数民族、その道の研究者、ひょっとして船舶関連職や海洋冒険家の一部の方々が今でも利用しているのかもしれませんが。 そういった航海法は船舶関連の学校で教えているのでしょうか。 また書籍などをご存知でしたら教えて頂けると助かります。 知りたい目的は好奇心です。

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回答No.7

常に陸地が見える範囲の中で航行する地文航法ならともかく、遠洋航海だと「なんら道具を使わずに」という制限が有ると本当に難しいです。 現在の遠洋航海or外洋航海と呼ばれるような航海中に陸地が全く見えない海を航海するには、最低「六分儀」という天体の高度を計る道具と、毎年 海上保安庁から発行される「天測暦」という太陽や月や明るい惑星や恒星などの天体の位置を記した暦(日本以外の国でも英米など独自の天体暦は発行されています)と、正確な時刻を知るための「時計」が無いとほぼ無理です。これらは現在の少なくとも商用の船舶には常備することが法律で義務付けられていたと思います。個人でヨットでの外洋の場合は知りませんが。 もちろんGPSやロランなどを使った自分の現在位置を知るための電子機器は在ったとしても、電源が使えなくなったり、GPSやロランの信号が何らかの理由で止まったら最後はこれらに頼るしかありません。 最低限、正確な時計は必要です。経度が求められませんから。 商船大学のような主に航海士を育成する学校ではもちろん天文航法は授業にあるでしょう。 【参考文献】 ・長谷川健二著「天文航法 -改定新版-」海文堂 ← 航海士の資格を目指す人の教科書の一つ ・暦計算研究会編「天体位置略算式の解説」海文堂 ・長谷川一郎著「天文計算入門 -球面三角から軌道計算まで-」恒星社厚生閣

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  • debukuro
  • ベストアンサー率19% (3634/18947)
回答No.1

そんな物はありません 角度が1度違ったら約111キロメートルの誤差があります 低い山だった見えずに行き過ぎてしまいます 古代にはそう言う当てずっぽうの航海をしたでしょうが相当の犠牲があったと思います 成功したのはごくわずかでしょうね そんな方法があるのなら現代の精密で高価な装置は考案されなかったでしょう GPSなんて物を使わずに空を仰いでおればいいのですから 古代の航海者の能力を過大評価した人の戯言が誇張して伝えられているのでしょう

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