- 締切済み
政治専攻かスペイン語専攻か?
政治専攻かスペイン語専攻か? 質問が2つあります。 現在、アメリカの州立大学で政治学を専攻しているのですが、下記の理由でスペイン語に専攻を変えようかと思っています。1つ目の質問として、そもそも専攻をスペイン語に変えるべきなのか?ということです。2つ目として、スペイン語専攻というのは就職活動でプラスになるのか、マイナスになるのか皆さんのご意見を聞かせて欲しいです。 <スペイン語に専攻を変えたい理由> 1)政治が大好きで、色々な主義、思想をこの2年間学んできたが、各国の現在の政治状況(アメリカ,日本等)を見ていると、政治哲学というものが本当に社会を変えるほどの力/斬新さを持っているのかという事に対する疑問、悲観している。(政治を学んでも全く意味がないのではないか?) 2)政治学が実用的だとは思えない。論文をいくつもいくつも書く必要があるのか?(それなら新しい言語を学んだ方が時間の無駄にならない)論文を書く必要はなく、新聞、ブログで手に入れた知識で事足りる気がする。 3)政治学には正確な解答がない。主義、主張の異なる人同士で答えが全く違う。肌が合わない教授のクラスで自分のペーパーが大きく減点された経験がある。だいたい政治的予測は2年も経ったら、全く違う答えになる。(多くの人が今のオバマ政権の不人気を予測できなかった) 4)英語のNative speakerに対して非常に不利。高校まで日本で教育を受けたので、授業中のdiscussionで毎回大きなハンデを感じる 5)そもそも授業料がとても高いので、何か実用的で将来役にたつことを勉強したい。政治学が実用的だと全く思えない。新しい言語を学ぶために高い授業料を払うのには自分の中で納得できる。政治は年老いてからも今の国会議員のみなさんのようにてきとーに勉強できる。語学は若いときだけだと確信している。 6)政治学を学ぶ学生は日本にもいっぱいいるので、自分が没個性的に感じる。いくら自分が勉強しても、東大生等の優秀な学生の地頭にかなうと思えない。 7)スペイン語が好き。スペイン人やメキシコ人の友達がいて、彼らの言語が美しいと思う。何回かスペイン語のクラスを受けていて、勉強するのが面白い。一つのヨーロッパの言語として英語との言語的な近さに感動している。アメリカの第2公用語のようなもの。スペイン語はこれからの時代で最も重要な多国間言語ツールの一つだと思う。 8)日本語、英語、スペイン語の3つを操ることができるのは凄いと思う。高いお金を投資する価値がある気がする。南米向けの商社に受けが良いと思いこんでいる。 因みに学年は2年生と3年生の間くらいです。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
みんなの回答
- odaigahara
- ベストアンサー率20% (373/1832)
あくまで参考マデ。 政治学のほうがいいと思います。 教養としての学問をするか、ツール(語学)としての学問かの違いと思います。政治家になるのであれば政治学も実践かもしれませんが。アメリカまで行ってなぜスペイン語なのか?一貫性がないような気がします。政治に興味がないのであれば、経済とか他の分野でいいと思いますが、語学留学にしないほうがいいと思います。「アメリカで西語を学びました」より「アメリカ留学で政治を学びました。」のほうが受け入れられると思うのです。 でも、いっぱい理由を書かれているので、決意されているみたいですが。。
- terekakushi
- ベストアンサー率37% (244/644)
せっかく「世界の政治の中心」であるアメリカで政治学を学んでいるのに、スペイン語専攻にくら替えするのはもったいない気がします。 スペイン語の勉強なら日本でだってできます。政治学は明確な答えがないからこそ、外国で学ぶことならではのメリットがあるのではないかと思います。 確かに日本に政治哲学はないかもしれません。でも、政治を見る目は養えると思います。政治を見る能力というのは、ある意味、語学以上に商社マンにとって必要な能力かもしれません。政治学は、政治家になるための学問ではありません。 スペイン語専攻が日本での就職にマイナスになることはありません。しかし、「日本語・英語・スペイン語ができる」ということを武器に商社に入社したところで、待っているのは“便利な現地要員”というポストでしょう。 あなたに指示を出す本社の上司は政治学科出身かもしれません。
お礼
>せっかく「世界の政治の中心」であるアメリカで政治学を学んでいるのに、スペイン語専攻にくら替えするのはもったいない気がします それは僕も思います....日本の政治観ではなく、超大国アメリカの考え方を学んでいるので日本のジャーナリストと違う政治観を学んでいるのでそれが役に立ってるな、と思う時がたまにあります。取れる政治科目が豊富でやってて面白いですね。大変ですけど。。。 >政治学は明確な答えがないからこそ、外国で学ぶことならではのメリットがあるのではないかと思います。政治を見る目は養えると思います。政治を見る能力というのは、ある意味、語学以上に商社マンにとって必要な能力かもしれません。 一般教養/リベラルアーツとしての政治学ということですね。 >待っているのは“便利な現地要員”というポスト ちょっと怖いですね。 納得させられる貴重なご意見ありがとうございました。そーですね、リベラルアーツとしての政治学というのには僕も凄い賛成です。しかし教養を計れるちゃんとした基準がないのがネックで、アメリカの高い授業料を考えると、やはり実学の語学を取ったほうが良いのかなと思ってしまいます。意外と実社会では身につけた教養が大事、というご意見ありがとうございました。もうちょっとじっくり考えてみます。
お礼
>教養としての学問をするか、ツール(語学)としての学問かの違いと思います。 そうですね、そういうことです。学費が高いので実学系の語学を考えてしまいます。 >アメリカまで行ってなぜスペイン語なのか?一貫性がないような気がします。 州立の大学が豊富な専攻数を用意しているのを考えると、あながちハズレではないと思います。アメリカ国内のヒスパニック人口の増加に伴いスペイン語の専門家のニーズは一定数あります。アメリカ国内でスペイン語が実質第2公用語である状況を考えるとアメリカでスペイン語を学ぶのは一貫性がない、というのは言い切れません。 >経済とか他の分野でいいと思います 経済学も考えましたが、マクロ/ミクロ経済学などの必修科目を1から取り直さないといけないため、時間の制約上あきらめましたし、そもそも経済学よりは政治学に興味があります。 >語学留学にしないほうがいいと思います。 スペイン語専攻にしたとしても、教養学部の枠組みのため、一定レベル以上の人文学系、社会学系科目(歴史学/地域研究学/政治学/心理学等)はもちろん取らないといけません。もちろんそれは英語で受けます。僕の場合は語学留学等の短期留学は全く当てはまらない、学位取得の留学です。 そーですねー教養/リベラルアーツが重要というご意見ですね。まだまだ迷うとこがろあるのでもう少し考えてみたいと思います。貴重なご意見ありがとうございました