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類義語について
類義語について 漢検2級の問題集に類義語の問題があり、以下の組み合わせが解答となっています。 傾倒-崇拝 傾倒-心酔 崇拝-敬慕 傾倒と崇拝が類義語であるならば、傾倒-敬慕、崇拝-心酔も正しいと思うのですが、解答は上記のようになっています。 なぜ、このようになるのかわかる方、回答よろしくお願いいたします。
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- hakobulu
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「類義語」をネット辞書で引くと、 「語形は異なっているが、意味の似かよっている二つ以上の語。」 といった説明がなされていますね。 意味が似通っている、ということは、そうではない部分もある、ということになりそうです。 【傾倒】 ある物事に深く心を引かれ、夢中になること。また、ある人を心から尊敬し、慕うこと。「漱石に―している」 【崇拝】 心から傾倒して、敬い尊ぶこと。「心から―する」「偶像―」 【敬慕】 うやまいしたうこと。「―の情」「師を―する」 以上もネット辞書の説明ですが、これら3つを比較してみると、敬慕の場合は、傾倒ほど「夢中」の度合いが強くない、というニュアンスを感じます。 そして、崇拝にはまだ、その要素がある。 うやまい慕う、という点では3つとも共通しているのでしょうが、その程度の違いで分類されているのかもしれません。 1-[ABC] 2-[ABD] 3-[CBD] という要素を持つ3つの言葉があったとします。 1と2は、[AB]という要素が似通っているので類義語。 2と3は、[BD]という要素が似通っているので類義語。 1と3は、似通った要素が少ないので類義語には分類しない。 素人の個人的見解にすぎませんが、大雑把に言うと、こういった感じじゃないでしょうか・・・。
- lions-123
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>類義語について 漢検2級の問題集に類義語の問題があり、以下の組み合わせが解答となっています。 傾倒-崇拝 傾倒-心酔 崇拝-敬慕 傾倒と崇拝が類義語であるならば、傾倒-敬慕、崇拝-心酔も正しいと思うのですが、解答は上記のようになっています。 ↓ ことば・熟語には、前後の文節や使用される年代や使用者の感性等で意味合いの多岐・異なる場合があり、使用頻度や普及度等で順位付けられている。 その結果、下位の場合に当たる特殊な使われ方や解釈同士は、直接には類語・同義語・同意語に記載されていない組み合わせになります。 何をキーワードにするかですが・・・(事例に沿って) 傾倒の意味から崇拝・心酔が同義語でも、その中の崇拝では敬慕・感服がより広く同義語として使われている為だと思います。 掘り下げて行けば、同じような意味であり、使用法が認められているのでニュアンスの近い順、使われる頻度で下位になり、直接の解答例では記載されていないだけだと思います。 (今回のご指摘の言葉についても、類語・類似的な意味や使われ方をしている言葉同士に変わりはない)