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なぜ日本経済はこんなに悪くなってしまったのでしょうか?
なぜ日本経済はこんなに悪くなってしまったのでしょうか? 借金が多いそうですが このままだとどうなってしまうのでしょうか? 私達の預金は大丈夫でしょうか。 ちなみに個人向き国債、郵便貯金、銀行預金、生命保険一時払いなどがあります。
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<<なぜ日本経済はこんなに悪くなってしまったのでしょうか?>> 景気には、好景気と不況の波があります。 昔の政府は、この経済の動きに基本的には関与しませんでした。 しかし、世界恐慌(大不況)のとき、ある経済理論を元にアメリカ政府が経済に介入しました。 その理論は、不況になったとき政府が国債を発行し、そのお金で公共工事を行い消費を増やし、デフレを抑えることで景気を安定させ回復させる。景気回復すれば公共工事を減らして、景気回復で増えた税収で不況のときに使った公共工事の国債を返済するというものでした。 戦後、日本政府はこの理論にしたがって、不況になった時、公共工事を増やしましたが、好況になっても増やした公共工事を減らすことがなかなかできず、再度不況になると、また公共工事を増やしました。(国民の多くも歓迎しました。不況よりは好況がいいですから。) 更には景気が悪くなりかけただけで、公共工事を増やせということで、景気が悪くなくとも国債を発行して公共工事をするという状況が、普通になってしまいました。 道路などの建設は経済を活性化させ、税収が伸びるので国債はそれで返すことが出来る(建設国債)という理屈です。 つまり、戦後日本は、1970年の大阪万博以後は、国債発行によって消費を拡大し、好景気を続け国民も豊かになり続けたわけです。 そのような状況が続き、1980年代半ばには国債残高が200兆円を突破し、行政改革・財政再建が叫ばれ出し、自民党政権・官僚機構もようやくその気になりだした頃、バブル経済が起こりました。 円高不況対策として低金利にして、マネーサプライを増加させ不況対策としましたが、不況が終わっても、日本銀行が金利を上げなかったのです。これが最大の原因となりました。アメリカではグリーンスパンさんがこまめに金利を上下させ景気コントロールしたのとは大違いでした。 金利を上げなかった理由は、財政再建。1985年当時でさえ、国債発行が多すぎるのが問題となり、行政改革・財政改革が必要で道路・ダムなどの投資は無駄が多すぎると言われていたのです。 ところがバブルで税収が急増。政府は大喜び。税収増で新規国債発行は必要なくなり、以前の国債を借り替える状況となりました。(国債が増えなくなっただけで、減り出したわけではありませんでした。) なんら行財政改革もしないのに、大蔵省(懐かしい名前ですね)は財政健全化終了を宣言し、議員さんたちも地元へ公共投資を誘導したいから、誰も国会でこの点について、突っ込んだ質問をしませんでした。また、国民もお金が回るからバブル歓迎でした。 結局、国債残高がゼロになることはなく、その後のバブル崩壊で景気後退・税収激減となり、景気対策の低金利・大規模公共投資の継続によって、国債残高が一気に増える道をたどりました。 今回のアメリカ発の世界バブル崩壊時点では、アメリカ・ヨーロッパは、高金利・わずかな国債残高だったので、金利引き下げ・国債発行による公共投資の増額という道がありましたが、日本は既に低金利・巨額の国債発行残高のせいで、日本銀行・政府ともに有効な手が打てない状況になっていました。 <参考> 「バブルは駄目だとみんな言うが、おれはバブルが良かったと思う。」と言った友人が居ました。バブルは、1・2年の良い時期と崩壊・その後の5年以上の悪い時期がセットになっています。後ではじけることを無視すれば、商売をしている人にとってバブルの時は天国でしょうね。 尚、アメリカは、クリントン政権の終わりに好景気で税収が伸びたとき、国債残高の絶対量を大幅に減らしました。 <<借金が多いそうですが このままだとどうなってしまうのでしょうか?>> 近い将来に大増税が行われるでしょう。もし大増税をせず、わずかな増税しかしなければ、いずれインフレによって、預貯金の大幅な価値低下が起きるでしょう。 <<私達の預金は大丈夫でしょうか。>> 財政再建が十分に出来ないままとなり、国債発行額が減らない状況で、増税が出来なかったり、増税規模が小さければ、日本経済が崩壊しないで回転する程度まで、国債残高が実質目減りする程度のインフレが起こりますから、私たちの預貯金なども実質目減りします。
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- gooid_send
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メディアでよく「日本の借金〇〇◯兆円」と言われますが、あれは大嘘で「日本の借金」ではなく「政府の借金」です。国民の借金でもないですし、日本の借金でもありません。 ちなみに日本の借金はおよそ4500兆円強です。 大まかに民間企業が約3000兆円強、家計などが500兆円ほど、政府や地方で900兆円ほどで、合計で日本の借金は4500兆円ほどです。
- gooid_send
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90年頃に多くの人、多くの企業が投機に熱狂し、そのバブル経済によって巨額の借金を抱え込んで、バブルが弾けて多くの人、多くの民間企業がその巨額の借金返済を20年近く行う羽目になったからです。そのためデフレ経済となり、政府に巨額の借金が出来上がったのもこのバブル崩壊の負の悪循環の歯止めの為に積み上がったものです。 言ってみれば民間の巨額の借金が20年で政府の借金に付け変わったという状態です。 誰かの借金は誰かの資産です。 例えばバブル期には、多くの企業は銀行などから巨額の借り入れ(借金)をしていました。この借金とは銀行の資産となっています。民間企業の借金が銀行の資産であるという事は、ここで発生した利鞘を預金者が受け取る事になります。 例えば現在、銀行は国の発行する国債を多く買っています。国債とはいわば政府の借金です。この借金とは銀行の資産となっています。政府の借金が銀行の資産であるという事は、ここで発生した利鞘を預金者が受け取る事になります。 民間企業が借金を増やさない状況で、政府が緊縮財政で借金を減らすような政策をとると経済はシュリンクして日本経済は危険な状態になってしまいます。あるいは民間企業が借金を増やしている状況で、政府が放漫財政で借金を増やすような政策をとっていると国家財政が立ち行かなくなって、経済に致命傷を追わせるような大打撃を与え深刻な経済危機になってしまいます。 誰かの借金は誰かの資産です。誰かの借金が不良債権化して失われると、同時に誰かの資産が失われた事になります。この時新たに誰かが借金をし新たな資産が生み出されなければ、資産が蒸発したような状態になり経済が縮小してしまいます。借金と資産というのは全体としては±0の関係にあるという事です。 景気の回復がなければ政府の借金は増え、これまでの20年間のような経済の横ばい状態が続いてしまいますし、政府のできる借金も無限ではありません。このまま経済の低迷が続くと日本経済だけが横ばい状態で、他の国々が発展して緩やかに日本経済が衰退するという状態になりかねません。 現在の日本は政府が巨額の借金を抱えており非常にアンバランスです。景気がよくなるという事は民間企業の設備投資が増えたりして企業活動が活発になるという事です。景気が良くなれば自ずと民間の借金が増える事になり、同時に政府の借金が減って行く流れになる事を意味します。
- maanantoka
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こうした問題を真剣に考えることは非常によいことだと思います。 何しろ、ろくな知識もなく不平不満を言う人が多すぎますからね。 もう30年以上も考え続けています。細かい理屈を言っても理解は難しいでしょうから、 端的に言いましょう。 このままいけば近い将来破綻します。まぁ、3年、5年、10年といったところでしょう。 これはそれぞれの条件によりますからね。未来は誰にもみえないから確実なことではありませんれど。 一番大きな問題は財政赤字、その赤字を支えているのが国民の貯蓄と貿易収支の黒字です。 この両方ともが今は減少傾向にあります。そして今の政策ではこれを推進こそすれ、 改善することはないでしょう。待ち受けているのは悲劇だけです。 もっとも問題はこれだけではありません。能力にそぐわない総理の続出や 今話題の最高検にしても大きな問題ですよね。 デフレは20年も続いています。小手先の財政政策や金融政策では直りません。 もっと根が深いんです。長くなるから結論を書きましょう。 30年前、オイルショックのとき、日本は先進国になったのだから、与えられた民主主義から 自分たちの考える民主主義国家を造ろうと叫ばれましたが、国民は振り向きませんでした。 時代の要請には応えなかったのです。そのため民主主義と呼ばれる時代に合わない 官僚国家が出来上がりました。不完全な三権分立では現実に今起こっている事象には 対処できないのです。権力と責任のあいまいな今の国民の価値観のままでは、 問題は乗り越えられないんです。制度を改めるための理念が必要なんです。 人の所為ばかりにしてはいけない、自分で行動を起こさなければ、 最高検の前でデモでもやらないとね。今最も必要なのは国民の行動です。
>なぜ日本経済はこんなに悪くなってしまったのでしょうか? ※1990年代初頭 バブル崩壊 ※1990年代 企業は不良資産を抱えたまま 銀行は貸し渋りなどで倒産件数が激増 リストラという名の首切りが流行る ※1990年代後半 拓銀・山一などの金融機関の大型倒産で 大手金融機関が不良資産の処理を断行 企業倒産激増 ※2000年代 政府による景気対策で経済は一時的に持ち直し (この時のツケが今現在雪だるま式に膨らんでいます) その一方で大手企業を中心にリストラ、新規雇用の停止 失業者数の激増に伴い、製造業などでの派遣労働を認める法改正 ※2000年代後半 リーマンショックで一時持ち直しかけた企業業績がまたまた悪化 一斉に派遣切りが社会問題になったのがついこの前 雇用不安による景気の低迷、中国産の安価な製品の流入による市場価格の低下 企業業績の悪化で給与水準の低下と で、典型的なデフレスパイラルに陥り、税収入も激減して膨らんだ財政赤字が もう止まりません。 >このままだとどうなってしまうのでしょうか? お隣、韓国のようにデフォルトを起こしてIMF管理下で 財政の健全化を実施するようになるでしょう。 個人の預金は大丈夫です。一部の大金持ち以外は
>なぜ日本経済はこんなに悪くなってしまったのでしょうか? ※1990年代初頭 バブル崩壊 ※1990年代 企業は不良資産を抱えたまま 銀行は貸し渋りなどで倒産件数が激増 リストラという名の首切りが流行る ※1990年代後半 拓銀・山一などの金融機関の大型倒産で 大手金融機関が不良資産の処理を断行 企業倒産激増 ※2000年代 政府による景気対策で経済は一時的に持ち直し (この時のツケが今現在雪だるま式に膨らんでいます) その一方で大手企業を中心にリストラ、新規雇用の停止 失業者数の激増に伴い、製造業などでの派遣労働を認める法改正 ※2000年代後半 リーマンショックで一時持ち直しかけた企業業績がまたまた悪化 一斉に派遣切りが社会問題になったのがついこの前 雇用不安による景気の低迷、中国産の安価な製品の流入による市場価格の低下 企業業績の悪化で給与水準の低下と で、典型的なデフレスパイラルに陥り、税収入も激減して膨らんだ財政赤字が もう止まりません。 >このままだとどうなってしまうのでしょうか? お隣、韓国のようにデフォルトを起こしてIMF管理下で 財政の健全化を実施するようになるでしょう。 個人の預金は大丈夫です。一部の大金持ち以外は
- sotom
- ベストアンサー率15% (698/4465)
日本経済は、自力でいい状態に持っていったことがありません。 戦後の経済成長は、アメリカの庇護のもとで成し遂げられただけです。 問題は借金だけではありません。ただ、数年後すら予測できません。 したがって、軽挙な報道に動揺しないだけの識見が求められます。 監視する側の人間が賢くなるしかありません。 馬鹿者はどこにでもいますから。
- adobe_san
- ベストアンサー率21% (2103/9759)
個人向き国債はヤバイかも・・・
- pcpc556
- ベストアンサー率28% (2/7)
すべて創価学会がいけないのです
補足
そうかも・・・
補足
来週、解約してきます・・