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ツキノワグマは絶滅危惧種なのに、なぜ、猟友会が撃ち殺してしまい、麻酔
ツキノワグマは絶滅危惧種なのに、なぜ、猟友会が撃ち殺してしまい、麻酔銃を使って山奥へ返すなどの、ヒトとの共存策を採らないのですか? 獣医や運搬車に関して、行政で、予算が組まれていないからですか? 予算要求する予定はありますか? それとも、各地の、クマが出る地元で、ほとんどが高齢者といわれている「猟友会」のメンバーの方々には、 「ヒトの活動によって壊されつつあるた、種(しゅ)の多様性を、保護する」 というような意識のない人が多く、 「所詮、畜生(動物)は、ヒトが獲って食うモノ。」 という文化の中に生きているからでしょうか? ニュースをみるたびに、情けない気持ちになり、どうにかできたらと思うので、とりあえず、現状や原因(クマが出る原因ではなく、クマを射殺するという対処をとってしまう原因)についてお尋ねします。 よろしくお願いいたします。
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- Sasakik
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>ツキノワグマは、日本で「絶滅危惧種」に指定されていると、この週末にテレビで見たのですが。 ここだけ・・・ 環境省のレッドリストを見てみましたが、日本国内では特定の地域(下北半島、紀伊半島、東中国地域、西中国、四国山地、九州地方)のツキノワグマの”群れ”が「絶滅のおそれのある地域個体群」に指定されています。 ツキノワグマという”種”は絶滅危惧種に入っていません。 >報道がまちがっているのでしょうか。 舌足らずな表現であったとか、質問者様が意味を取り違えたか と。
- piyo_birds
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全国で統一した対応方法が確立されてないままに、あちこちで数多く事件が起こってしまい、対応に苦慮してだと私は思います。 殺処分ではない方法を、どこかが中心になり作っていくべきです。 本当は環境省は率先してやってほしい。 私も毎回、情けなく思っています。 悲しいとも言えます。 生物多様性を叫びながら、このような状態。 クマは、敢えて、人を攻撃するのではない。 びっくりしたり、怖がって、攻撃しているのでしょう。 共生できない生物はいないと思います。というか、そういう言い方は人間のおごりだと感じます。 人間も自然の一部でしかありません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 私もそう思います。
補足
各地で、対応に苦慮していますね。 とりあえず「捕獲する等」でなく、とりあえず「銃殺」、と短絡的に行う点が、どうしても、先進国とは思えません。 経済的に最も安価で、時間も最短だからでしょうか。 「その国で動物がどう扱われるかを見れば、その国の文化度がわかる」という文句を聞いたことがあります。日本は、国民の識字率が高く、義務教育も行き渡っているのに、環境問題や、生態系のバランスの大事さなどについて、知る機会をもっていない人が、多数なのでしょうか。 子どもなどの、未来の世代を守るためにも、動植物を守ることが、必要だと思うのですが。 日本には技術も人材もあるのですから、国内の野生動物出没・被害に、対応する、(長期計画と、緊急時のそれぞれの)専門スタッフを、養成すべきでしょうね。 なるほど、環境省にも期待したいです。
- tpg0
- ベストアンサー率31% (3785/11963)
他人事なら、いくらでも綺麗事や理想論は言えるのです。 もし、身内や自分自身が熊に襲われたら一発で考え方が変わると断言します。
お礼
ご回答ありがとうございます。
補足
身内は、襲われたことがあります。
- ShowMeHow
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山の所有者が承諾しないことと、人里に出てくるクマは戻してもまたでてくると考えられているのも原因でしょう。 またご指摘の通り、ツキノワグマの生態保護の為に多額の税金を使うことを良しとしない国民が多いからではないでしょうか。 特に、熊が生息しているような地域の自治体は高齢化が進んでおり、財政が逼迫しているところも多いと思いますので、誰かがNPOでも立ち上げて巨額の資金を各自治体に配るようなことをしない限り自然に帰されることはないでしょう。 http://www.j-cast.com/2006/08/30002742.html
お礼
山の所有者(国有地なども多いと聞きますが、たしかに、個人所有などもありますよね)の問題、ツキノワグマの習性の問題など、課題があると気づかされました。 ご回答ありがとうございました。
補足
「熊が生息しているような地域の自治体は高齢化が進んでおり、財政が逼迫しているところ」についてですが、なるほど、高齢化が進んでいる地域は、財政が逼迫しているということを、自分もよく耳にします。このような地方自治体に、国から還付金などがあり、逼迫分が補填されていることは、ご存知でしょうか。 例えば、生活保護の場合、国の負担:地方自治体の負担=6:4の割合だと、一般的に言われているそうですが、実質的には、国の負担:地方自治体の負担=10:0なのだと、識者に伺いました。 「やらない」言い訳に、「高齢化で財政が逼迫しているんだから」が、使われるようなことがあっては、ならないなあと、少し、危惧を抱きました。
一番の問題は、昭和初期の林業育成により動物の食べ物がなくなったこと。山奥にどんどん林道を作って次第に動物のエリアに進出したこと。山奥にも人が住んでしまったことでしょう。 人間が、境界線をなくしてしまったことが原因かと思います。 クマを射殺するのは、人間に遭遇すると大怪我したり危険があるからです。子供なら死ぬ可能性もあります。だから、そういうことにならないためだと思います。 保護しているのは軽井沢や奥多摩などごく一部みたいですね。 絶滅危惧種に指定されれば、すこしは変わるかもしれません。 問題は、山林がことごとく無駄な杉山になって花粉をばら撒くだけの山になっていることもあります。そういう山には保水力がなく、洪水と水不足の元です。 動物のえさのクリやドングリは無い・紅葉は無い・桜はない・松茸はない・栗はない・わで。。いいこと無しでクマやいのししや鹿が、山からおりて里に出没しています。 農林水産省や林業関係のお役所にも責任の一端はあると思います。
お礼
回答者さまのおかげで、昭和以来の、いろいろなことが、分かりました。大変ありがとうございます。 「猛暑で木の実がない」ということを、よく耳にしますが、自分は、山奥と町をへだてる、境界線(緩衝地帯)の役割をになっていた、見通しのいい、田畑や草地が、耕作放棄や人手不足で荒れて草ボウボウになったので、野生動物のツキノワグマが、町まで来やすくなったのだと、思っていました。ほかにも、いろいろ要因があったのですね。 動物には、人間活動のせいでは、絶滅してほしくありません。 広く、農林水産業や商工業などで、国民みんなの知恵を出しあって、「長いスパン」での施策を講じないといけないと思いました。 同時に、ツキノワグマ(などの絶滅危惧種)が人間の居場所へ出没した「その時」に、動物の代わりに人間が死んではいけないけれども、動物が絶滅しないように対応する、専門家グループを、養成するべき時代に、もう、来ているように思いました。 ご回答ありがとうございました。
補足
ツキノワグマは、日本で「絶滅危惧種」に指定されていると、この週末にテレビで見たのですが。報道がまちがっているのでしょうか。
- 風車の 弥七(@t87300)
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人間を殺すものには殺処分しかありません。 それとも質問者さんが熊のエサになりますか? 第一質問者さんは猟友会は熊を殺すだけと思っていませんか? ↓ここを見て勉強して下さい。 http://www.moriniikou.jp/ 今年は猛暑で木の実がなく人里に下りてきています。 あちこちで人が襲われています。 残念ながら熊とは共存はできません。
お礼
ご回答ありがとうございます。
- mukaiyama
- ベストアンサー率47% (10402/21783)
1週間ほど前に老人介護施設がクマさんに占拠されて、NHK の全国ニュースでも取り上げられた地元の者です。 近頃はたしかにクマさんが良く出てきますが、いつもかも問答無用で射殺しているわけでは決してありません。 ふだんは、おりで捕まえたり麻酔銃で眠らせたりしたのち、軽トラで奥山に運んで放しています。 放す前には、唐辛子を鼻先に良くこすりつけて、 「里は怖いところなんだよ。もう2度と来るなよ。」 と教え込んだりしています。 ただ今回は、見つかったのが高い梁の上で、麻酔銃を撃ったとしても眠る前に落ちてきて反撃される危険性が大いにあったようです。 保護員を危険にさらせるわけにも行きませんし、最初に被害にあった人や、建物を占領されて営業できなかった施設の関係者、びくびくしていた近くの小学校関係者などの心情を考えると、射殺はやむを得ない処置でした。 今回の射殺はあくまでも希有な事例であり、ふだんは山へお帰りのいただいていますので、なにとぞご理解ください。 他市町村のことは分かりませんが、少なくとも私の近隣市では、問答無用の射殺ではないのです。
お礼
ご回答ありがとうございます。
補足
ご回答ありがとうございます。 あの事件は、お気の毒でした。 ただ、「クマさんに占拠されて」というのはヒトの都合から見たもので、クマにとっては、迷いこんだり、追い詰められての状況のようにも、拝察しました。 「見つかったのが高い梁の上」でも、追い詰めなければ、自ら、「高い梁の上」から下りるのが、自然の摂理のようです。 高齢化によって、耕作放棄地や、下草刈りをしない草地がふえたため、従来あった「山奥と町の間の中間地帯」が無くなってきていますね。 従来の「山奥と町の間の中間地帯」では、視界をあまりさえぎる物がなく、見通しがいいので、クマは敵から身を隠す場所がないことを不安がり、山奥へ、Uターンしたと聞きます。 ご回答者さまの地域ということではなく、全国のニュースをみていると、射殺される割合が、あまりに高い。いろいろと知らないことがあるので、勉強していきたいと思います。
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お礼
ご回答ありがとうございます。
補足
こんにちは。 環境省について、詳しく見ていただき、勉強になりました。ありがとうございます。 絶滅危惧種は、日本では、環境省のほか、都道府県、学術団体(日本自然保護協会、日本哺乳類学会など)が、リストを作っているようです。 ちなみに、とりあえず、手近にお示しできるURLを探しましたところ、いくつか見つかりました。リストそのものではありませんが、 〇 コニカ・ミノルタの、「絶滅危惧動物図鑑」http://konicaminolta.jp/kids/animals/library/index.html 〇 同図鑑の中の「ツキノワグマ」 http://konicaminolta.jp/kids/animals/library/field/asiatic-black-bear.html 〇 自分が見たテレビは、TBSだったと思いますが、TBSの提供している「生物図鑑」の、http://www.tbs.co.jp/seibutsu/zukan/mam/htmls/mam_14.html に、ツキノワグマのページがあり、「絶滅危惧種」と記載があります。 >報道がまちがっているのでしょうか。 舌足らずな表現であったとか、質問者様が意味を取り違えたか と。 「絶滅危惧種」という単語を、アナウンサーが2回、ハッキリ言うのを、聞きました。上記のサイトにもあるので、おそらく、聞き間違いではないと思うのですが。 環境省によって指定されていないことは、よく分かりました。ありがとうございます。