myanoのさんの回答で大体網羅されていると思いうので、私なりにごく簡単に回答します。
自分がこれから何か作物を栽培したいと思った場合、まず肥料を入れます。
肥料は作物の根っこから吸収されるもので、地面の上に蒔いても効果は薄いので、耕して土中に混ぜ込みたいと思います。
また、種を蒔いたり、苗を定植する際に地面が硬いと作業がしづらいですね。
更に、しばらく使っていない畑だと雑草がはびこっています。そのままではやはり作業がしづらいので、土中にすきこみたいところです。雑草も土中に入ると微生物が分解してくれて栄養になるのでそれも期待します。
質問の回答としては、肥料を蒔いて掘り返した後、地面を均等にならせば、効果としては同じだと思います。
少し厳密な補足になりますが、トラクターなどで耕すと、ロータリー(耕運部分)が耕せる深さの限界があります(30~50cm)。その耕せる部分と耕せない部分とでは土壌に違いが出てきます。耕せない部分は、トラクターという自然界には存在しない異常に重いものに毎度毎度踏み固められているため。
「掘り返す」という動作は一般に「耕す」よりも深い部分を掘り返す印象がありますが、農業でも実際にそうで、耕しきれない部分を掘り返すために、数年に一度、トラクターのアタッチメントの鋤(スキ)を使って掘り返します。それを「転地返し」と言ったりもします。そうする事で土壌を均質化させます。
お礼
回答ありがとうございます。 ところで「地面を均等にならせば」という点が意外だったのですが、畝を作らなくても大丈夫なのでしょうか?