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極付近で方向を指したい場合は?
南極の極点にアメリカの大きな基地があることを先日知りました。 ふと思ったのですが、あそこは「北」しかないですよね? 普通であれば「西へ100km」とか「南へ2km」とか 方向と距離で場所をしめせますが南極(北極でも)の場合はどういって示すのでしょうか? 緯度経度も南極ではあまり使えないような気もしますし、、
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- nozomi500
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以前、湾岸戦争の時に、ペルシャ湾の方向に向かって手をかざして戦争終結を願っている人がいました。 地球は丸いんだから、地図を見て手かざしエネルギー送っても、空に跳んで行っちゃうよ、って突っ込みたかったですが。 地球儀で見れば、南極付近で水平方向って、赤道の垂直方向と(向きによっては水平方向にもなるが)同じなんですが、そこで北田とか東だとかいう意味あるんでしょうか・・・? ※大圏コースでも、サンフランシスコに一番近いのが(日本限定でも)新潟にはならんだろうと思いますが。日本海側ですぜ?根室あたりじゃないですか?
- SCNK
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#3です。 地球上なら極点に限らずどこでも曲線的になります。すなわち大圏コースとなります。日本から真東にロケットを発射すると次第に南に向かいます。 詳しいことは分かりませんが、自分で座標を作ってしまうこともできます。 必要ならTACANやVORを設置して、目標点としても良いでしょうし、INSならどこでも使用できます。
- big_barn
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こんばんは。 再び、#4です。 >「(零時を極方向として)四時の方向から風が・・」とでも言うのでしょうかね? 正解です!! といっても、4時の方向ではありませんが。 一般的には、風向は東、北北東、北東、東北東、東、・・・のようにあらわしますが、極地に限らず風向を角度であらわすことがあります。 北を0° 北東を45° 東を90° 南東を135° 南を180° 南西を225° 西を270° 北西を315° です。 4時の方向なら、120°の風ですね。 これなら、北極点、南極点も含めて、地球上の全地点で風向を表現することが出来ます。しかし、北極点、南極点は、南、あるいは北が定まらないので、経度0°線を基準にしているわけです。 例えば、南極点付近で均一に同じ方向から風が吹いてきている状況を考えるてみます。 南極点で0°の風が観測されているとすると 南緯89°30′経度0°では0°の風 南緯89°30′東経45°では315°の風 南緯89°30′東経90°では270°の風 南緯89°30′東経135°では225°の風 南緯89°30′経度180°では180°の風 ・ ・ ・ となりますよね。
- big_barn
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こんにちは。 なかなか、おもしろい質問ですね。 そうなんです。南極点では北風しか吹かないんです。 でも、気象観測では「毎日いつでも北風」なんていうわけにはいかないですよね。 そこで、南極点では、風向などは角度で表現しています。 経度0°に沿った方向を0° 東経45°の方向を45° 東経90°の方向を90° 東経135°の方向を135° 経度180°の方向を180° 西経135°の方向を225° 西経90°の方向を270° 西経45°の方向を315° といった具合です。 つまり、ロンドンの方向から吹いてきた風は、0°の風 明石市の方向から吹いてきた風は135°の風 フィラデルフィアの方向から吹いてきた風は285°の風 になります。 しかし、北極点の場合は、逆で 経度0°に沿った方向を0° 西経45°の方向を45° 西経90°の方向を90° 西経135°の方向を135° 経度180°の方向を180° 東経135°の方向を225° 東経90°の方向を270° 東経45°の方向を315° となります。 ただ、北極点、南極点から少しでも離れると、この方法は使えませんが・・・。
お礼
回答ありがとうございます。 大変勉強になりました。極点そのものではやはり経度の方向で示すのがもっともなのですね。 さて、そうなってくると >北極点、南極点から少しでも離れると、この方法は使えませんが・ 全体ではこの少しずれている場所の方が大半ですよね? 当然風は(たぶん)直線的にふいてくるはずです。 極点から数キロ離れた場所で北ないし南以外の方向から風がふいてきた時はなんていうのでしょうかね? 新たな疑問がわいてきてしまいました。 まさか、 「(零時を極方向として)四時の方向から風が・・」とでも言うのでしょうかね? あー頭が痛くなってきた・・
- SCNK
- ベストアンサー率18% (514/2762)
経線に沿って、南極点に向かうのが南、北極点に向かうのが北、緯線に沿って自転の方向へ行くのが東、その反対が西ですね。その通りに考えれば良いだけではありませんか。 ご質問の例にある西へ100キロ、南へ2キロだと、まっすぐ2キロ進んで、それから左向け左して緯線にそって100キロ進めばよいと思いますよ。基点が本当に極点と一致していれば極点を中心とした半径2キロメートルの円周のどこでも良いということになりますね。1点に特定はできません。でも極点から1ミリメートルでも離れれば位置が特定できることになります。 ちなみに地点表示の方法は緯度経度によるものだけではありません。ご存知か分かりませんが、日本の地図も含めて地形図はUTM図法という方式をとっています。日本以外(正確には自衛隊の地図にはある。)のUTM図法の地図にはUTM座標という座標が書いてあります。これは単純に1kmに該当する格子を書けばよいのです。この図表の投影法は基本的にはメルカトル図法なのですが、投影する筒が地軸と平行ではなく任意の経線を含む地球の円周と直角方向にしています。早いはなし横にかぶせるのです。ですから極地でも投影できるわけです。UTM座標は緯度経度に関わり無く、すべて1mまで座標で位置表示できます。ただし地図の範囲を超えて別の地図になると座標がずれることがあります。 UTM座標を使えばmの距離と対応した座標系を使用することができますから、2点の座標が分かれば単純に三平方の定理から距離が出せるわけです。こんな便利な機能があるのに、なぜ日本の地形図には記入されていないのか不思議な限りです。
お礼
>経線に沿って、南極点に向かうのが南、 >北極点に向かうのが北、 >緯線に沿って自転の方向へ行くのが東、 >その反対が西ですね。 >その通りに考えれば良いだけではありませんか。 たとえば、極点から10km離れた場所に今いるとします。 確かに東西南北は存在しますが、実用面で「方向を指す言葉」として使えるのでしょうか? たとえば「ここから東に○km」といっても 東西は半径10kmの円の状態ですから曲線的ですよね? 方向として「あっちの方向」という意味では使えない様に思います。 既にGPSの回答もいただいてますが、絶対座標として場所を示すことは可能でしょうし多分そうなのだと思いますが、方向を示す場合どのように言うのかな?と単純に思った次第でして。 さて、UTM図法の件は大変勉強になりました 1kmの格子ということで、これでしたら確かに方向を示せますね。 実際に現地で使用されているのでしょうか
- tnt
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御質問は「磁気」の問題ではなく 「地球上の座標」の問題ですね。 真の南極点では、東半球と西半球がくっついています。 ですから、東と西はあるにはあるのですが、 問題は、その方向です。 東半球側に10km進んで、(つまり北方向に) そこから西に向かって10km進んで そして南に10km進むと、 南極点に戻ります。 これが日本ならもう一度東に進む必要があるのですが、 南極点ではそうはなりません (地球儀でやってみるとわかりますが、 おおきな三角形になります) というわけで、方向で間違える場合があるので、 進むときは、目標物で方向を示します。
お礼
>「地球上の座標」の問題ですね。 座標と言うか、仮に何か目標物があるとしたときに 普通であれば「ここから○○の方角に*km」とか言いますよね? でも極点付近では、ほとんど方角と言うのは意味をなさないようにおもいます(東西南北全て) >目標物で方向を示します。 アメリカ方面とか?○○基地方面とかでしょうか? でも基準的な方向がわからないと言い様がないですよね? 、、と思うのは私の思い込みでしょうか?
- asuca
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南極点に限ってでいえば北以外に西も東もありますよ。 極点と磁極は一致していませんので。 ちなみに今だとGPSがあるのでちゃんと緯度、経度で目的地に行けるようですが。
お礼
すいません。 書き方が悪かったみたいです。 GPSの件は承知してます。 ただし、西も東もあるといってもその方向が直線的に表現できなければ方向を指すと言う意味では使えないように思いますが。 たとえば、我々が普段の生活の中で使うように 「あー、そこならここから南へ10kほどいったところだよ」のような時に極点付近では、どうやって表現するのかな?と思った次第です。
補足
大圏コースですか?サンフランシスコに一番近いのは新潟港だ、というやつですね? たしかに、地球上どこでも曲線的にはなりますが極点ではそれが顕著ですよね? 質問の仕方にも問題があるのと、途中ででてきた疑問がごちゃごちゃになって理解しにくい内容になってしまって申し訳無いです。 #5さんの回答でだいぶ理解はできたのですが、たとえばこういう事です。 私が今南極点に立っているとします。 ここから遠投でボールを投げたとします。肩には自信があるので100mは飛ぶでしょう。 ここから投げたボールは全て「北」ですが「どっちへ飛んでいった?どの辺に落ちた??」という質問にはたぶん「北」でも正解でしょうが「東経何度方向100mのあたり」とでも言うしかないでしょう。 まぁ判りづらいですが、それでも多分充分に通じるでしょう。 さて、私が今南極点から東経0度で50mの位置にいるとします。 ここから真南へボールを投げれば放ったボールは南極点の向こう50mの位置へ落下します。上記の質問をされたばあいどのように答えます?「南」?「北」?「東」?「西」? たとえば、その位置から南極点にたいし45度の方向に投げたら?? もう、指を指す以外に方法が無い様に思うのです。(間違ってるかな?) つまり南極点に近い位置では方角自体が地図上では存在するけれど実用的には?なのではないのかな?と思った次第ですが。 「どの場所へ?」というポイントを限定するのであれば、絶対座標で示せますが、「どっちの方向へ」となるとかなり難解ではないのかな? /// 、、と言う内容ですがかなり素人的な発想で面目ありません。自分の進む方向を確定させたいならジャイロでもなんでのいいのはわかりますけれど、、