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日本では書籍が「上・下」、英語圏では「一冊」にまとまっている理由?
日本では書籍が「上・下」、英語圏では「一冊」にまとまっている理由? 私の記憶によると、英語圏ではどんなに内容が多くても一冊の本にまとめていた気がします。(ハリーポッター等) でも、日本では「上」巻と「下」巻に別れていますが、それはなぜですか? 私としては、一冊にまとまっていたほうが読み易いと思うのですが・・・
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日本で売れる本の厚さと、英語圏で売れる本の厚さが違うからです。 なぜ売り上げに差が出るのかは知りませんが、交通事情やライフスタイルが違うからかもしれません。例えば、日本の人は、電車で移動し、本にカバーを付ける習慣がありますが、英語圏では一部の大都市を除くと、車で移動したり、カバーを付けずにむしろ表紙を見せる習慣があるので、サイズや重さや存在感に対する価値観が違うのかもしれません。 余談ですが、かつて長距離フライトで、リー・リトナーというギタリストご一行と乗り合わせました。ベーシストが屈強なムキムキマンだったのですが、大辞典のように分厚いハードカバーを機内に持ち込んでいました。おそらく、長い飛行時間に退屈しないほどの量が詰まっていて、尚且つ筋肉を鍛えるのに役立つ本を持ち歩きたかったのでしょう。ちなみに、スティーヴン・キングの小説でした。
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- SPS700
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オックスフォードというと英語圏に入ると思いますが OED (Oxford English Dictionary)はたしか二十冊です。 バインディング(装丁)と紙の重さで、一冊のページ数が決まります。頑丈な製本だとページ数が増える、紙質を、一晩で黄色くなる紙にするとページ数が増える、といった可変要素を勘案して、採算の取れる形に落ち着くのでしょう。 市場に出す時間も、前半分で、出せれば早くなる。前半で読者を虜にし、後半を息をのんで待たせる、というのも戦略でしょうかね。 ま、このご時世では、読者の都合より、出版社の生き残りが、大切なのかも。
- granville2005
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翻訳の作業の順でしょう。全部終わるのを待っていられないので、できた部分から分けて出してしまう。
>私としては、一冊にまとまっていたほうが読み易いと思うのですが・・・ 私は分厚い本は読みにくいと感じます。 単行本より文庫本が好きな人間なので余計になんでしょうが、持ち歩きにくいんですよ、電車通勤などだと。 外国の本、少なくとも西洋の本は、コンパクトにしようとする気がさらさら無いようです(笑) 700ページのペーパーバックなんかになると、読みづらいですよ。 日本人は軽量・小型が好きなのでは・・・・。 あるいは、日本で出す場合は日本の本のパターンに当てはめているとか。 ダン・ブラウンの何かの本は英語版が1冊なので、上・中・下にしていました。これは分けすぎ?と思いましたが、デザイン上の問題?何か狙いがあったのかな。