- ベストアンサー
中東情勢とイランの野心の疑問について
- イランの核兵器とイランのアフマデネジャド大統領のイスラエル抹殺発言について
- イランのイスラムシーア派のペルシャ国家とイスラエルのユダヤ国家の関係について
- イランのイスラム教徒の思想と他国との対立について
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
ユダヤ教とキリスト教とイスラム教の神は同じです。同じ聖書からスタートし、イエスキリストの解釈のキリスト教とマホメット解釈のイスラム教ができました。これらの宗教が2000年に渡って存続できたのは神の絶対性が他の宗教の考え方よりも当時は優れていたからですが、しかし今の時代には合っていません。キリスト教の場合はイエスの解釈があくまで宗教は心の問題としたために、その時代に合わせて解釈を変えることができましたが、イスラム教はマホメットが最後の預言者と定義されたため、その解釈に変更の余地がなく、今の時代に合わない宗教になってしまいました。さてご質問のイランの行動についてですが、中東のイスラム教徒の考え方の中には神と自分と羊しかいません。それがすべてで、またこの優先順位が基本的な考え方になります。神が最優先ですから、同じイスラムでも異なる宗派やましてや、宗教の異なる他国と仲良くすることは重要な要素ではありません。又、反対にイスラエルに対抗して、イスラムの国が同盟国を作ることはしません。これは自分の神のことはさておいて同じ目的のために妥協すると言うことが考えとして苦手だからです。イスラムと対立するイスラエルは滅ぼさねばなりませんが、それは覇権主義ではなく、自分の信ずる神に近づく道なのです。豊かな生活よりも神に近づくことが指導者の義務なのです。文明の対立ではなく、宗教の違い、神に対する考え方の違いです。ヨーロッパでもカトリックとプロテスタントは何百年に渡って血なまぐさい殺し合いをした結果、宗教と政治は分離した方が良いと言うことがやっと分かったのです。宗教は心の問題だとあれほど言っていたイエスキリストのキリスト教ですら、何百年の殺し合いをしなければ、宗教を政治から分離できなかったのです。
その他の回答 (1)
- bismarks05
- ベストアンサー率33% (221/666)
まずは質問者の事実誤認を確認しておきましょう アフマデネジャド大統領は公式には、核保有宣言もしていませんし、核保有を認めない以上は、その目的などを公言する道理はありません。 現在でも核濃縮が確認される程度であり、核兵器開発に関する明確な証拠すら提示されていません。 次に、イランが「アラブ諸国の頂点に立ちたい」という野心があるのか?という問題に関して精査するべきでしょう まず、そもそもイランは指摘するとおり、ペルシャ人系の強いシーア派の強い国です。 ここで考えるべきは、イランはアラブ社会と捉えることの妥当性です 国際政治的にみれば、中東の一角を占める国家ですが、アラブ諸国とは言われません。 実際にウィキペディアの「アラブ世界」の概説でもイランは含まれていません (なお、歴史教育でも最近ではイランはペルシャ世界としてアラブと切り離なす傾向です) 次に「文明の衝突」という歴史観には、『文明とは何か?』という致命的な説明の欠如がありますので、説得力がないと言えるでしょう。私からすれば、極めて恣意的で主観的な歴史観が「文明の衝突」にすぎませんし、それが説明することの強引さ・不適切さはたたみうけられますので指摘しておきます。 さて、事実誤認を確認したところで、回答します >イランはアラブの国々の頂点に立ちたがっているように思えます。 イランはイスラム諸国のリーダーになりたい、という野心があった時代がありますが、今はそのような時代ではありません。あくまでも国内向けにイスラム社会のリーダーであることを喧伝することで国内の求心力を維持しているのが実態でしょう つまり、国内対策で強硬的外交の体裁を整えている、と考えてよいでしょう >しかし、他国の領土が欲しいようにも思えません。 領土的野心はイラクとの国境紛争の歴史でも明かなように「ないわけではありません」 ただし、領土的野心よりも、イスラム社会における地位・イスラム革命的見解から対外的積極外交を採用してきた歴史があるのは、イランの歴史を見れば明確です >おとなしく暮らしていけば十分に豊かな国民生活が営めるだけの 地下資源石油があるのにと思いますが。 イランの原油埋蔵量は、世界有数ですが、枯渇する恐れがあるのは指摘するまでもありません。 実際、枯渇を見越して国内産業の育成を国家プロジェクトで行っています イラン経済については、http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%81%AE%E7%B5%8C%E6%B8%88 以上
お礼
明らかに誤った回答であり、 論理も矛盾しています。(笑) 付け焼刃でわざわざ無理に回答していただかなくても 結構です。
お礼
無論宗教の対立もありますが それ以外のファクターが敵対する原因だと 思うとります。 ありがとうございました。