ここ1~2週間の間にイスラエル(ユダヤ人)関連の質問がでています。検査されることをお奨めします。
では回答の(1)
さて先の回答にもありますが、質問者様の知識では時系列がだいぶ混乱されているようなので簡単にいうと、イスラエルという国家が成立してからユダヤ人の大規模な虐殺は起こっていません。
が、約4000年前(エジプトからの脱出)からユダヤ人は国家・社会から差別・迫害をうけてきました。日本でいうと縄文文化の前期です。それ以来、自分達の政府をもつことのできた一時期をのぞいて常に被差別側にいました。つまり、よそに頼れないので自分を守るには自分の手で、ということが「アタリマエ」の人達です。
また、選民思想を「自分達だけエライ」と解釈することもできますが、その分自分達だけ「試練に耐えなければならない」とも解釈できます。また、試練に耐える自信をもつように互いに励ましあうので迫害する側からはナマイキに見える、ということもあります。(質問者様が迫害する側であったときに、相手が「平気のへー」だったら癪に障るでしょう)
だからユダヤ人を嫌いなのは、まずユダヤ人を迫害した人達です。
それから、自分のルールだけが絶対でそれを理解してくれる人は好きになれても、自分から相手を思いやって相手のルールを理解する(または自分のルールとの調和にむけて努力する)ことのできなかった人かもしれません。
「周辺社会に融和しない」という指摘も古くから言われていますが、たとえば割礼(性器の一部切除)がフツウの社会に“強制的に住むこと”になったのであればあなたも割礼しますか?あるいは唇にお盆のような板を入れるとか、首に鉄の輪を嵌めるとか…。
それほど極端でなくても、アメリカに住むことになったときにアメリカ人のように星条旗に敬礼できますか?または兵役は?あるいはボランティアに積極的になれますか?すぐ訴訟に頼るようになれますか?
これが「融和する」ということなのですが、それを他者に要求するのは自分がしてからのほうが良いと思います
次にユダヤ人の定義ですが、No1さんの定義でいいと思います。
最後に、根絶していれば問題はおこりません。世界史から抹殺された民族が問題を起こすことはありえませんから。しかし、それは「できなかったこと」なのです。
また、「今のような中東の問題」を回避することが目的であったとしても民族の根絶などはしてはならないことなのです。
それは、どんな理由があっても日本人を根絶することが許されないのと同じです。(どうも根絶という言葉には虐殺や“民族浄化”の響きがありますね)
いまでは、キリスト教の布教のために失われてしまった南太平洋の島々の文化も再発見しようと努力されています。どのような文化でも根絶してはいけないのです。
お礼
と言うか、ユダヤ人は他民族と融和しないで自分勝手なことをするから虐殺されたんじゃないですか? それが今に引き継がれているんじゃないかと・・・。