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生態学的意義
試験問題等で「生態学的を述べよ」と言う問題がありますが、こういう場合、一般的にどのような点について述べればよいのでしょうか?
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生態学的意義といわれましても,こうだというものはありません。 生態学には個体・個体群・群集・生態系と各階層に分かれています。どのレベルが対象なのかの違いによっても変わってくると思いますし,対象の生物種の違いによっても変わってくると思いますし,また注目する事項が何かによっても変わります。 neuroさんが生態学と生理学を反対の科学としてあげていますが,生態学者の川那部浩哉さんが『生態学の諸問題』という中で次のように述べています。 生理学とは、生命活動を止めると失われてしまうが、飼育下の生物でも変化しない性質だけをとり上げて研究する科学である。 生態学とは、生命活動が止まると失われるだけでなく、飼育下でも変化してしまう性質をとり上げて研究する科学である。 生態学的意義とはその「変化してしまう性質」をいいます。ですから具体的な問題が示されない限り,生態学的意義はこれですとはいえません。
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- neuro
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>「生態学的を述べよ」 タイトルからすると「生態学的意義を述べよ」ということですか? 具体的な問題が示されていないので、一般的といわれても非常に難しいですが・・・。 生態学というのはすなわち、個体の環境との関わりを知る学問ですから、その個体がいることで変化を起こす環境もしくは、逆に環境が個体に与える影響を知る必要があります。対義語としては「生理学」になるのかな・・・。 その環境とは、非生物系であったり、生物系に絞り込まれていたり、問われる範囲は問題によって異なると思います。ただ単に、「○○の生態学的意義を述べよ」と示されることは無いと思いますので、与えられた条件の範囲内で、個体の環境(他の個体)との位置関係(捕食者とか生産者だとか)を述べればいいのでは?
お礼
ありがとうございました。 実際にうちの大学院の試験問題で、○○についての生態学的意義を述べよっていう問題がいくつかでていたもので…。 参考にさせていただきます!
お礼
ありがとうございました。 非常に分かりやすい回答で助かります!