- ベストアンサー
イオン伝導性について
イオン伝導性について調べているのですが、掲載されているのが難しく、理解に困っています。 『イオン伝導性』のことを教えてください
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
イオンは電気を帯びている(つまり帯電している)物質のことで、例えば食塩(塩化ナトリウム)を水に溶かすと NaCl → Na+ + Cl- と水和してそれぞれ Na+ナトリウムイオン(+の電気を帯びている) Cl-塩化物イオン (-の電気を帯びている) と呼びます。 伝導性は「伝え導く性質」です。 つまりイオンが伝わる性質ってことです。 電池がわかりやすい例だと思います。 参考URL載せました。 溶液の中ではイオンは自由に動き回れます。 またイオンは電気を帯びているので、イオンが動くことによって、電気が銅線を伝わるのと同じように、電気が溶液中で流れるわけです(語弊があるかもしれませんが) イオン伝導性と電気伝導性の違いは、電子自身が動き回る電気伝導性に対して、電気を帯びている(電子を持っている)イオンが溶液中を動き回るということです。 電気伝導度は金属や半導体を扱うときに使いますが、イオン伝導度は金属でない有機物(DNAや高分子ポリマーなど)で使われることが多いと思います。 固体でも「イオン伝導性」という言葉が使われておりますが、これも基本の原理は上に書いたのと変わらないです。
お礼
ほんとにありがとうございました。